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 !  パソコン〜 70才からの挑戦(part 2)

パソコン習得を半ば諦めていた私に、社友会中部支部の支部長さんから電話が掛かってきたのは、平成15年(当時70歳)の暮れ頃でした。

支部の事務局の役を是非引き受けて欲しいということでした。

話しをいろいろ聞いてみると、どうも、事務局の仕事にはパソコンが出来ないといけないらしい。

木村和宏氏とパソコン

パソコンが出来ないし、書道教室の講師などの仕事をしていたこともあって、一旦はお断りしたが、再三の説得で引き受けることとなってしまいました。

我家には、娘が古希の祝いにと買ってくれたパソコンが部屋を占領しているし、どうしてもパソコンを手がける宿命を負わされる羽目になってしまったのです。

10年前の現役時代には、職場のあちこちにパソコンが導入され始めていました。

その頃は、定年が間近に迫っていて、今更苦手な機械操作なぞご免だとばかり、女性事務員に任せて定年を迎えた私でした。

それから10数年、70歳を過ぎて、パソコンに挑戦することになるとは予想出来ませんでした。

社友会の事務局を無難にこなすためにはパソコンが不可欠のようです。

引き受けたからには、習得のため娘にコーチを頼み、頑張ることにしました。

社友会事務局の業務は、支部・本部への通信事務、会計業務、会員への案内事務などがあり、これらを、パソコンで作成し、通知する必要があるため、パソコンの緊急的な習得が要求されたのです。

パソコンによる、文章形式、レイアウト、編集、表の作成、封筒・葉書印字から印刷に至るまで2〜3ケ月で完全習得しないと事務局の仕事が停滞してしまうそうです。

困ったことになりました。

パソコン教室へ行っていては間に合いそうもありません、直ぐにでも出来るようになる必要があるのです。

娘に叱咤されながら懸命に慣れない手つきで、パソコンに取り組んでいる父親の姿は哀れと言うより、滑稽に見えるに違いありません。

娘いわく

「お父さん、キャッシュと打ち込んでみてよ」

私はその時「キャッシュ」という文字をローマ字入力することは、そんなに簡単でないことを理解しました。

「う〜ん、現金にしてくれんか」

「お父さん、そんな文字も入力できないでよくお給料が貰えたねぇ」

「・・・・」

でも、私は頑張りました、パソコンの理論や基本をとばし、即、実践を先行し、あとから理論をすこしずつ理解していく方法で突っ走りました。

1ケ月過ぎた頃には、文章や、文字飾り、作図、表作成、保存、印刷ができるようなり、2ケ月過ぎた頃は、メール、チヤット、インターネットのいろんな情報を検索出来るようになり、社友会関係の各種通信記事や決算・予算データーもどうにか出来るようになりました。

今後は、ホームページ開設、ネット通信販売、等、パソコン本来の有効性を活用できれば一人前と言われるでしょう。

もし、社友会から役員のお誘いがなかったら、おそらく、私は、パソコンとは無縁で一生を終わるでしょう、ここに改めて社友会に感謝申し上げる次第です。