2005.01 第24回横田基地マラソン

 今日は横田でハーフマラソンなのだが,3日前くらいから右足のくるぶし辺りが痛くってずっと湿布をしているし,昨日は風邪を引いたのかお腹を壊したりで,とても不安。でも足に貼った温湿布と,寝る前に飲んだ風邪薬と整腸剤が良かったのか,今日はスッキリ。天気はいいものの風が強くて寒そう。8時にウドン1.5人前,餅2枚,バナナ1本,グレープフルーツジュースの朝食をとって,9時前に家を出る。JR青梅線牛浜駅から第五ゲートにて入場。ここ数年はやたらと警備が厳しく大混雑するのだが,今年はチェックも簡単でスンナリと入る事ができた。ビンラディン紛れ込んでたら大変だぞ,米軍。

 この米軍横田基地で行われる「フロストバイト.ロードレース」は今年で24回目。何と言っても参加賞のトレーナーが気に入っています。でも毎年貰うのも困るので,今回はSサイズで申し込んで,妻Mにプレゼント。今年のトレーナーは深緑色でした。エントリーを終えてスタート地点のヨコタ.ハイスクールまで行き荷物の置き場所を探すが,体育館は満員だし外は何処に居ても寒い。結局バスケットコートの横に陣取り着替えをしてスタート時間を待つ。先に行われた5kmの部を走り終えたランナー達が戻ってくる。あーあ,僕もそっちに申し込んでたら気が楽だったのに,と思っても後の祭り。

 ハーフマラソンのスタートは10時30分だったのに,10分延期の放送があったと思ったら,いきなりスタートの合図。このいい加減さがいいですね。最初の3kmは基地内の建物の間をあっち行ったりこっち行ったりして一旦スタート地点に戻ってくる。妻Mの姿を探したが見当たらず,そのまま南北に伸びる滑走路沿いの道に入る。今日は北風が強くまともに真正面から風を受けるので走り難い。おまけにほとんど周りの景色が変わらないので,精神的にもきついところだ。まあこんな時は,走っている人を眺めながら気を紛らわす。ブツブツ何事か言葉を発しながら走る人,伴走者と一緒に走る義足の人,後姿だけは可愛い女の子。

 基地の北端で滑走路を横切り,今度は基地の東側を南下して行く。10kmを過ぎたあたりで折り返してきた先頭ランナーとすれ違う。先導車が白バイではなく軍用のバギーってのがいいですね。さて追い風になって少しは楽かと思ったが,不思議と後ろからの風が感じられない。でも折り返して再度北に向かうと風が邪魔だ,一体何で?。コース中には距離表示があったり無かったりするが,15km地点で時間を確認すると,目標の2時間以内はちょっと苦しいか。給水ポイントは結構設けられているのだが,みんな飲んだ後コップを投げ捨てていく。トップを争うランナーだったらいざ知らず,大きな袋を持ってコップを回収している人がいるんだから,ちゃんと渡せばいいのにと思う。もっとも係りの人はガタイが良く怖そうなお兄さんが多いので近寄りたくないのは判る。

 スタート地点に近づくとギャラリーも増えてくる。米軍兵士やその家族なんだろうけど,みんな明るくて元気。訳の判らない声援に手を振って応えたり,一緒になって「ハッスル.ハッスル」やっているランナーも居る。18kmでスタート地点に戻ってくるが,再度妻Mを探すが見当たらず。まあ見たからと言って元気が出るわけも無く,逆効果の可能性も高いと思われるのでどうでもいいのだが,HPに載せる写真撮影を頼んでいるので気になる。さて最後の3kmは最初の3kmと同じコース。去年は苦しくてここで歩いてしまったが,今年は余裕があり,最後の100mは猛ダッシュで先行ランナーを5〜6人抜いてゴール。時間は手元の時計で2時間2分31秒で,残念ながら目標には届かず。


参加賞のトレーナーです

 ゴール後,靴に取り付けたRCチップをはずし,ジュースや果物を貰ったけれど,オレンジの美味しい事。走っている間はあまり気にしていなかったのだが,こんなに走ったのにほとんど汗をかいていない。余程寒かったんでしょう。荷物置き場に戻って妻Mに聞くと,途中2回とも私を見つけて写真もちゃんと撮ったと言う。全然気が付かなかった。荷物をまとめて基地を出て牛浜駅に向かう道のりが辛い。明日は筋肉痛だろうなあ。でも問題無く走り終えたからいいか。次は2月の青梅マラソンなんですが,距離は30kmだし,コースは今日と違ってアップダウンの多いコースなんで今日より遥かに大変。まあ今は考えるのはよそう。