1975.12 谷川連峰 白毛門山

12月13日(土),14日(日) 晴れ時々曇り  上野(23:13〜02:49)土合(06:35〜09:40)P.1457(10:40〜11:30)白毛門山(12:15〜12:45)P.1457(13:05〜15:45)土合〜上野

 「ラッセル訓練」と言う事で出掛けたのだが,積雪量は30cm〜50cm程度で,人はウジャウジャたくさんいるしで,何かしらけた山行になってしまった。土合で2時間程仮眠を取り登り始める。天気は良く,登るにつれて谷川岳東面の岩場が見えてくる。冬のマチガ沢や一ノ倉沢は写真ではお馴染みだけど,実際に見ると圧倒される様な迫力だ。特に衝立岩が黒々として凄い。また真っ白になった蓬峠方面の眺めもなかなかだ。

 苦しい登りがずっと続くのだが,途中ぽっかりっとP.1457に出る。ここが森林限界で,ここから見る白毛門山はまるで白い壁の様だ。登っている登山者はかなり多い様で,その白い壁に赤や青のヤッケが張り付いている。目障りな光景だが,我々もその構成員の一人か。白毛門に着く頃には少し曇ってきてしまったが,時々笠ヶ岳や朝日岳が見える。頂上からはその名の由来となった二つの岩が門の様に見えて面白い。12月の厳冬期だと言うのに,何だかポカポカして暖かい。一体何をしに来たのやら。保さんをはじめ,皆クサっていた。帰りは今登って来た道をダラダラと引き返す。

同行者(佐々木,日比野,橋本,宮下)