1990.07.14(土) 晴れ 登戸(04:45〜07:45)女神茶屋(07:55〜10:25)蓼科山(10:35〜10:50)将軍平(11:25〜12:00)大河原峠(12:25〜13:45)女神茶屋(14:00〜17:40)登戸
行こう行こうと思いつつ,なかなか行けない山。決して困難な山ではないのだが,ついつい行きそびれている山。蓼科山もそんな山の一つだった。高校1年の時の八ヶ岳から,また大学時代の鹿沢から,はたまた霧が峰や美ヶ原へのドライブの途中。特徴あるこの山を良く見かけていたので,いつかは行こうと思い続けていた。まあ行こうと思えば日帰りできる山だから,逆になかなか行けなかったのかも知れない。
愛車の白いレビンで中央道を進む。好きな1970年代のフォークソングを聞きながら,と言うより大声でがなりながらと言った方が正確か。諏訪のインターから親湯方面に向かうと,途中車が1台横転していた。カーブを曲がりきれないで事故を起こしたらしい。事故は起こったばかりだった様だが,幸い大した怪我はしていない様だし,他の車の人が救急車の手配等をしている様だったので,そのまま進む。事故の現場を見てしまうと,思わず運転が慎重になってしまう。
時間が早かったせいか女神茶屋はまだ誰も居なかったが,そのすぐ上の駐車場に車を止める。歩き出しはいかにも高原の中の散歩道と言った感じの緩い登りだが,徐々に急になっていく。しばらくすると,南八ヶ岳方面の眺望が得られる。登りは更に急になっていくが,山の形からして,頂上が近い事が判る。晴れてはいるのだが,かすみがかった天気のせいで,あまり眺めは良くない。頂上には大きな石がゴロゴロしていた。
将軍平まで急な道を下ると,あとは草原の中のゆるやかな道だ。大河原峠には多くの人達が集まっていた。皆何をしているんだろう。ここから女神茶屋への道は,高校1年の夏合宿の時に登った懐かしい道だ。とは言え覚えて居るものは何もないのだが。あの時は親湯から登り始めたのだが,あいにくの雨で先の長さを考えると暗い気持ちになったのだけは覚えている。確か大河原峠には寄らず,直接双子池に向かったんだった。なんかあっけないくらいに蓼科山初登山が終ってしまった。