2004.04 筑波山

4月24日(土) 青梅(05:35〜08:30)筑波山神社(08:35〜09:30)山頂駅(09:30〜09:35)男体山(09:40〜09:50)女体山(09:55〜11:25)筑波山神社

 妻Mとの今年最初の登山は筑波山へ。登山と言っても,下山後にひたちなか市のお魚市場に行きたい,と妻Mが言うので,時間短縮のためケーブルカーで登る事に。常磐自動車道の守谷PAで朝食をとった時に,前方に筑波山が見えた。標高は877mしかないのだが,なにせ関東平野の真ん中にあるので結構目立つ。この山は深田久弥氏の「日本百名山」にも数えられているが,この百の山々の中では一番標高が低い。ちなみに2番目に低いのは鹿児島県の開聞岳922mで,1000m以下の山はこの2山だけ。まあ山の良さは標高だけではないのだが。土浦北ICを下りて西に国道を進むと,筑波山はだんだん大きく見えてくる。

 筑波神社の市営駐車場に車を停めて,神社の階段を登って筑波ケーブルカーの宮脇駅へ。始発が出る9時20分を待って頂上駅へ。筑波山は男体山と女体山の二つのピークからなる双耳峰で,その鞍部が頂上駅になっている。まず最初は男体山。ちょっと岩でゴツゴツした道をひと登りで神社のある頂上に到着。こちらの標高は860mで女体山よりちょっと低い。一旦鞍部まで戻り今度は女体山へのなだらかな道を進む。途中にカタクリの群生地があったが,花は全く咲いていない。ツツジにも少し早いみたいで,ちょっと中途半端な時期だったんだろうか。女体山の頂上は狭く岩だらけだったが,関東平野が見下ろせて眺めはいい。でも食事が禁止されている様に,狭くて大きな岩ばかりで,あまりのんびりできる頂上ではない。


女体山から見た男体山

 ここからはロープウェイの下を通って筑波神社に下る道をとる。いろいろと名前の付けられた奇岩の間を通るが,見映えがいいのは「弁慶七戻り」で,一番名前がピッタリなのが「出船入船」と言ったところだろうか。かなり多くの登山者が下から登ってくるが,皆「コンニチハ!」と挨拶をしてくれる。まあ山でのマナーとは言え,これだけたくさんの人がいる時はどんなもんだろうか。滅多に人に会わない様な場所だったら,お互いに自然と声を掛け合うのは判る。でも義務感でやっているんだったら,やめた方がいい様な気がする。そんな事よりも,登ってくる人に道を譲った際に,「ありがとうございます」の一言の方が自然な感じがする。

 あっけなく筑波神社まで下りてしまったが,筑波山と言えば有名なのはガマのアブラ。神社近くの店で実演をしていたけど,ちょっと気持ちが悪そうだったのでパス。駐車場に戻ると,かなり広い駐車場なのに満車状態。山の中に多くの登山者や観光客がいたので当然なのでしょうが,結構人が来る山なんですね。この後は妻Mが行きたがっていた,那珂湊のお魚市場へ向かう。もうここに来るのは5〜6回目。ヤマサ水産2階でお寿司を食べて,魚介類の買い物をして,海の幸を堪能しました。