7月31日(日) 晴れ 鶴岡(04:20〜05:25)月山八合目駐車場(05:30〜06:50)仏生池小屋(07:00〜07:45)月山(08:00〜08:45)仏生池小屋(08:50〜09:35)月山八合目駐車場(09:50〜17:30)青梅 東京ではかなり前に梅雨が明けたのだが,東北地方はまだ梅雨明けしていない。まあ天気が悪かったら観光に切り替えようと思い,30日の土曜日朝早く出発する。途中,湯殿山に立ち寄ると,白装束姿の参拝客が一杯。宿泊先である「ホテルルートイン鶴岡」に一旦入り,鶴岡公園など街を散策する。妻Mが,今が旬のイワガキを食べたいと言うので,今日の夕食はお寿司屋さんへ。街の中を車で走ってみると,やたらとお寿司屋さんが目に付く。日本海が近いから,魚が美味しいのだろうか。事前に調べておいた「寿司処 三幸」に入る。確かにイワガキも美味しかったが,地元でとれたと言うタコ,カレイ,ヒラメ等の刺身も美味で満足。天気予報では,明日は雨だと言っている。雨だったら山行は取り止めて,肘折温泉にでも行ってのんびりしてこようか。 |
朝4時に起きると,意外なことに晴れていた。喜び勇んで登り口である月山八合目駐車場に向かう。羽黒山を過ぎて山道に入ると,いきなり警察官に車を停められる。何かまずい事でもしたかと思ったのだが,道が狭いため,時間を分けて一方通行にしているらしい。駐車場に着くと,こんな朝早い時間なのに観光バスや車が一杯で,月山への参拝客で溢れている。駐車場のすぐ上には弥陀ヶ原湿原が広がり,ニッコウキスゲの花が綺麗に咲いている。なだらかな道を登っていくと,残雪が現れはじめる。晴れているとは言え,遠方の視界はあまり良くなく,鳥海山などは見えない。でもまあ,欲張った事を言うのはよそう。高山植物は豊富だが,あまり種類は多くない感じ。ハクサンフウロ,チングルマ等が目に付く。 ほとんど急登はないのだが,妻Mは体調が悪いらしく苦しそう。荷物も背負っていないのにだらしない。九合目にあたる仏生池小屋を過ぎて一登りすると,湯殿山方面の視界が開け,残雪をまとった尾根が綺麗に見える。途中,コバイケイソウの大群落が見事だった。頂上には月山神社が建てられており,参拝料は一人500円との事。それにしても参拝客が多い。かなり高齢な方も多く,よくこんな所まで登ってくるものだ。ところで月山と言えば夏スキーが有名だが,確かに雪は残っているとはいえスキーが出来るような感じではない。もっと下の方で滑っているのだろうか。 |
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頂上で昼食(朝食?)をとり,来た道を引き返す。白装束姿の団体が続々と登ってくるので,すれ違いに苦労する。「ご苦労さん」と声を掛けてくる人が目立つが,参拝客同士の流儀なのだろうか。登山者同士ではこんな挨拶はしないと思うのだが。駐車場に着いて,アッという間に月山登山は終わってしまった。ここからの下り道は,一方通行実施のために10分程待たされる。でも乗用車同士でもすれ違えない狭い道なので,これはこれでありがたい。鶴岡IC近くの物産館でイワガキ,途中の福島で桃をお土産に買って帰宅。運転はちょっとゲンナリしてしまいましたが,渋滞が全く無かったのが救いか。イワガキは普通の牡蠣に較べて開けるのに苦労したものの,網焼きにしてレモンをかけて美味しく頂きました。 |