11月 4日(土) 晴れ 登山口(08:10〜09:10)七合目(09:20〜10:00)開聞岳(10:10〜11:10)登山口
11月3日から2泊3日で妻Mと鹿児島へ旅行。鹿児島には3年前の8月にも来たのですが,その時は丁度台風が来ていて,楽しみにしていた砂蒸し風呂に入れず終い。どうしても妻Mが指宿の砂蒸し風呂に入りたいと言うので,再度鹿児島を訪れる事になりました。だったら序でにと言う事で,私は開聞岳に登る事に。妻Mも誘ったのですが,「こんなとこまで来て,何で山に登らなきゃいけないの」との事。まあ山登りが好きでもない妻Mに言ってもしょうがないのですが,「こんなとこまで来なきゃ,開聞岳には登れないんですよね」。 さて今日は朝食後すぐに指宿の旅館「白水館」を出て,レンタカー(日産ブルーバード)で登山口に向う。指宿からは開聞岳は見えないのですが,途中いきなり三角錐の開聞岳が間近に見えてくる。海のすぐ脇に聳え立つ姿は,かなり異様な光景ですね。この山は深田久弥さんの「日本百名山」の一つに数えられているのですが,その中では2番目に低い山で,標高は922mです。ちなみに一番低い山は876mの筑波山です。まあ山の価値は標高だけではありません。それは,これら二つの山の姿を見れば一目瞭然でしょう。筑波山の方も,関東平野のど真ん中に二つの頂を見せる姿が印象的です。 |
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JR指宿枕崎線 ずっと眺めの無い道だったが,7合目の休憩所を過ぎると,いきなり視界が開けすぐ下に海岸線が見えてくる。木も少し低くなり頂上が近くなっているのが判る。大きな岩を縫うような道になると頂上に飛び出す。頂上は狭いものの,周り中に海が見える。遠くに海の見える山は何度か登ったが,さすがにこう言う山は珍しい。さて今回は旅行の途中なので,山の装備はほとんど無し。コンビニでペットボトルの水とチョコレートを買って持ってきたのみ。靴だって登山用の靴ではなくて普通の靴。ちょっと下りが心配です。頂上から妻Mに電話をすると,砂蒸し風呂から出て涼んでいるとの事。 下りに入ると,多くの登山者が続々と登ってくる。何かの団体だろうか,子供の姿がやたらと多い。道を譲らなくてはいけないのと,いちいち挨拶を返すのが面倒臭い。7合目を過ぎたあたりから砂利道の様な道になるので,やたらと滑りやすい。そうじゃなくても普通の靴なんで,何度も足を滑らせる。何度か転んでしまい,両腕を擦りむいてしまった。ところで今日は禁煙を開始してから丁度1年目にあたる。そして禁煙後初めての登山になるのだが,煙草が吸いたくならないので,休憩を取ろうと言う気もおきないし,休憩を取ったら取ったでやたらと手持ち無沙汰。結局登りの途中で一回,頂上で一回の2回の休憩しか取らないで,下りてきてしまった。往復丁度3時間でしたが,観光旅行の途中の登山だったので,ちょっと忙しなかった気がします。本当はゆっくり登りたいんですけど,こう言う形じゃないと,九州の山になんか来れないのが残念。それにしても夫婦で山登りしている人を見ると羨ましくなってしまいます。 |