その昔、日曜日の朝に「時事放談」というTV番組があったのを覚えている人は、我々と同世代か上の世代であろう。私は小学生だったので内容は良くわからなかったが、小浜利得と細川隆元というじいさんが二人で言いたい放題言っていたことは覚えている。でもあれからウン十年、私も歳をとりあのじいさん達のように「世の中にもの申したい」ことが多くなった。このページは私の言いたい放題、ストレス発散の場であります。
12月28日(日) 夜霧よ今夜はパクリだぜ
石原裕次郎の「夜霧よ今夜もありがとう」、歌は良く知っていたが27日夜のNHK BS2で初めて映画を見た、昭和42年の作品だそうだが、見ていてこちらが恥かしくなるほど、ある有名な映画のパクリだった。そうハンフリー・ボガード主演の「カサブランカ」の設定、ストーリーのパクリそのものじゃないか。
裕次郎扮がナイトクラブのマスター、その昔、結婚を決意した浅丘ルリ子が扮するダンサーが突然現れたが、既に結婚しており、その亭主がアジアのどこかの国の活動家で命を狙われており、どうしてもシンガポール経由で帰国したい、そこで裕次郎に頼ってくるのである。そしてそのグエンとかいうダンナは浅丘ルリ子をあきらめ、自分だけで帰国しようとしたが、最後は裕次郎が二人を送り出すという流れ。そればかりか、カサブランカのピアノ弾きのサムに代わって昔からの付き合いのバーテンダーが出てきたり、極め付きはカサブランカでは警察署長だったが今回は刑事が協力者でいろいろあって、最後に現れそこで裕次郎が最後に決めセリフを言うとか、まぁよくこれだけパクッたものだと感心した。確かカサブランカでは最後の空港のシーンで「夜霧」が出てきたが、今回の横浜でのシーンでは出てこなかった。穿った見方かもしれないが、題名の「夜霧よ今夜もありがとう」は作者が「夜霧=カサブランカ、真似させてもらってありがとう」って意味でつけたのではないだろうか!まぁ、この映画、裕次郎がカッコ良けりゃ良いのだろうが、当時ワシは高校生だったのでこれが問題になったのかどうかは知らない。
さて、今年も残すところあと3日、このホームページの更新も今年はこれが最後です、これまでこの言いたい放題の駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました。この時事ぃ放談、更新が不定期でしたが、来年からはホームページを少しリニューアルします。原則毎週1回週末に「Weekly Photo」として1枚写真をアップすると同時にこの時事ぃ放談も更新します。それでは皆様良いお年を。
12月18日(木) 人権派
日本時間の13日にサダム・フセインが鼠のように哀れな格好で捕まった。ジハード(聖戦)を叫び、最後まで戦えと言い張っていたその張本人はなんら抵抗することなく、命乞いをしたらしい。フセインも所詮オウムの松本智津夫と同じ、独裁者の哀れな最期である。
日本の野党は大量破壊兵器が見つかっていないことを理由にイラク戦争とその復興支援には大義がなく、自衛隊の派遣に反対しているが、仮に大量破壊兵器が見つからなくとも、独裁者フセインに抑圧されていたイラク国民を開放するという事で十分な理由があったと思う。
福島瑞穂よ、あんたは口を開けば人権人権と馬鹿の一つ覚えのように言っているが、イラク国民の人権は無視されてもいいのか?北朝鮮の国民の人権なんか眼中にないのか?所詮人権人権と騒いでいる、社民党やいわゆる市民団体ってやつらは「人権=自分たちの都合」ってレベルでしか考えていないんだな。
12月12日(金) 自衛隊と消防士
すでにニュースで何度も報じられているように、政府は9日イラクへの自衛隊派遣を正式に決め、小泉首相が記者会見で国民に説明した。ワシは残念ながらこの記者会見は翌日のニュースでしか見れなかったが、久しぶりにすがすがしくなる様な首相の言葉であった。首相が何度も言っているように、イラクへの人道支援とそれを妨害するテロに屈しないというのは、日本の国家の意思、日本人の精神が試されているのだら、自衛隊を「敬意と感謝をもって送り出す」のは日本人として当然である。まぁこれでやっと日本も世界の中で普通の国になれたと思う。
しかしこの決定に対して、朝日新聞をはじめとする反日マスコミはなりふり構わず反対のキャンペーンを行っている。その論調は相変わらず、危険だから自衛隊を出すなとか、大義が無いと言ったものだが、自衛隊派遣の必要性は9日の小泉首相の記者会見ですべて語りつくされていることだ。
で、TV朝日などはイラク派遣に不安を抱いている自衛隊員やその家族にインタビューしているが、顔はモザイクを掛け、誰が発言しているかはわからない。しかし実態は産経新聞が報じているように、陸上自衛隊でイラク派遣の希望者を募ったところ、希望者が多すぎて選抜に困っているそうだ。しかし、反日マスコミは決してこのようなことは報道しない。NHKにしても街頭インタビューの結果は派遣に反対や不安を持っている人しか放送していない、全くこの偏向マスコミは困ったものだ。
で、これで万一自衛隊に犠牲者が出たら、反日マスコミは「そら見たことか!」と小泉首相の責任追及に走るだろうから、ある意味反日マスコミや野党は自衛隊に犠牲者が出ることを期待しているのである。ふざけるなよ、お前らそれでも日本人なのか!
確かに今のイラクの情勢を考えると今回の任務は危険が多い、でも自衛隊はそのために訓練をしてきたのであり、日本の国益のため危険であろうと任務を行わねばならないのだ。しかし、このような危険な任務は何も自衛隊だけではない。正確な数字は知らないが、消防士だって毎年火災現場でかなりの人数が殉職しているはずである。でも危険だから火災現場には行くな、とは誰も言わないし、火災現場向かう消防を頼もしく思うはずだ。朝日新聞や社民党の連中だって自分の家が火事になったら消防士に来て欲しいと思うだろうに、危険だから来てくれるな言うわけないよな。自衛隊員も消防士も命の重さは同じである、だからこそこのような危険な任務に行く自衛隊員に我々は敬意と感謝をもって送り出す必要があるのだ。
12月10日(水) 社民党よ成田は軍事空港か
成田空港の建設に伴う土地収用に反対して行政訴訟を起こしていた住民の訴えが、12月4日最高裁で棄却され、これで成田空港問題が決着した。ワシは成田へ飛行機の写真を撮りに行くたびにこれが日本の空の玄関であるかと思うと、恥ずかしいような、寂しい気持ちになる。空港の施設というかターミナルは立派であるが、滑走路がまことにお粗末であるからだ。数件前に短いB滑走路が出来たがそれまでは滑走路はたったの1本、たったの1本ですよ!つまり離陸と着陸で同じ滑走路を使わざるを得ず、ラッシュ時には離陸待ちの機体が列を成すなど運用上の問題が有った。幸い事故は起きていないが、航空管制官は常に緊張を強いられ安全性の面からも問題は多い。
B滑走路は出来たが、2000メートルの長さしかなく、大型機や長距離機の離着陸は出来ないし、このB滑走路へ向かう誘導路の土地の一部が反対派のために利用できず、くの字に曲がっているため、誘導路を飛行機が通る場合に一時停止が必要など、いまだに片肺飛行の状態であります。又、横風用の滑走路の建設の見込みも無く、成田空港は当初目指していたアジアのハブ空港には程遠く、日本の空の玄関としてもまことにお粗末な状態が続くのである。この反対派のおかげで、成田空港周辺は物々しい警備が続いており、ワシらのような善良な飛行機ファンが飛行機を見たり撮影できる条件が非常に悪いのも腹立たしい。
で、この反対派の敗訴の結果事態が好転するかと思うが、どうやらそうではないらしい。ワシが良く行くHPからの情報だが、空港反対同盟北原派の北原鉱治事務局長は「(敗訴の)結果は予測していたので動揺していない。30年以上たって、公団から『話し合いをしよう』と言われても応じるわけにはいかない。敗訴という結果には同意できない。と頑張っておるらしい。日本は法治国家である、最高裁の判決が出た以上、それに従うのは当然であろう。
そりゃぁ土地しか生産手段を持たない農民にとって、空港建設のため土地を取り上げられるということは大変な問題であると思う。しかし、なにもただで取り上げるというわけじゃぁない、金銭や代替地を提供するのである。そもそも土地というものは埋め立てなどを除けば作り出すことが出来ない性質のものであり、個人の所有は公の利便に制限される事もあってしかるべきだと思う。
それよりも何よりも腹が立つのは、土地を持っていた農民を支援するという名目で反対運動に加担してきた、過激派組織や旧社会党である。過激派のおかげで何人もの警察官が殉職したし、その警備のために利用者は不便を強いられ、又莫大な税金が使われ続けているのである。そして旧社会党は当時成田空港は「軍事空港」となる、などとたわけた事を言い、1坪運動に加担していたのである。土井たか子だったかどうか知らないが、「成田空港が出来ても利用しない」と言っていた。
社民党の皆様、@成田のどこが軍事空港ですか?Aあなた達は外国に行くときはまさか成田空港を使っていないでしょうね?イラク派兵に小泉首相が説明責任を果たしていないと文句を言う前に、この2点をきちんと説明しなさい。
12月6日(土) 卑怯
このところ仕事が立て込んで来て、休日出勤も多くなかなかHomepage更新まで気が回らない日々が続いております。下の11月14日の新潟行きの後、札幌、大阪と2回飛行機に乗りましたが、撮影目的でないためカメラは持っていかずの旅でした。実は大阪へ飛行機で行ったのは初めてで、飛行機写真マニアなら有名な伊丹に初めて行って来ました。噂どおりすごい立地条件ですね、行きは夕方でしたが、志摩半島上空辺りから高度を下げ始め、生駒山を越えるともう大阪市街上空、どんどん高度を下げ「えっ、ウソー」と思うほど、まさに民家の茶の間が見えるほどの低空でアプローチ、有名な千里側の土手を越えたところがランウェイでした。今の旅客機はというか、エンジンは静かになっていますが、昔はさぞ凄い騒音で、裁判沙汰になったのも無理はないと思いました。来年は是非一度撮影に出掛けたい空港です。
さて、イラクで外交官がテロの被害に遭われ、国内では自衛隊の派遣の是非で騒がしいが、なぜこう日本政府は決定を先延ばしするのだろうか。そりぁ、イラクは危険な地域、自衛隊に犠牲が出るかもしれない、でも社民党などが言うように、危険な任務は全てよその国任せ、自分は安全なの頃でのうのうとしている、こういうのを日本語では「卑怯」と言うのだ。日本が日本人が世界中から卑怯者呼ばわりされて、馬鹿にされて、相手にされなくなり、テロリストからは脅せばなんでも言うことを聞く国と思われて、良いのだろうか。それこそ国益に反することであろう、小泉首相は何を躊躇しているのだ、一日も早く自衛隊を派遣してイラク国民からの、世界中からの信頼を勝ち取って欲しい。
11月15日(土) 田中角栄
昨日日帰りで新潟へ行ってきた、日帰りといっても昼過ぎに東京を出て、3時に現地着、4時から6時まで仕事をし、その後日本海の魚で寿司をつまみ8時半の新幹線で帰るという慌しいものだった。上越新幹線は初めて乗ったが、車両が新しいのだろう、普通席でも前後の間隔は飛行機のビジネスクラス並みであった。ワシは加賀の金沢の出身じゃが、金沢と新潟は同じ日本海側の中核をなす都市、でも歴史的に見たら金沢は加賀百万石の城下町、明治以降も北陸の中心都市として位置づけられてきた。まぁ新潟の人には悪いが、金沢のほうがよっぽど都会なのである。でも何故か金沢には未だに新幹線が通っていない、て言うか新潟にあんなに早く新幹線おまけに高速道路(関越自動車道)まで出来た事がおかしいのである。
それは言うまでもなく、田中角栄のおかげである。昨日乗った地元のタクシーの運転手も「新幹線がなかったら今でもほんとの田舎町のままだった」言っていた。まぁこれだけ地元に貢献すれば、たとえ刑事被告人の身であっても選挙で当選するのも頷ける。しかし真紀子はいかんなぁ。でも田中角栄が強引に上越新幹線や関越自動車道を作ろうとした当時あまり批判は聞かなかったような気がするが、どうだったのだろう。それより前だと思うが、運輸大臣になった荒船清十郎が地元の深谷に急行を止めたことで、大問題になったことを考えると、善しにつけ悪しにつけ、田中角栄のスケールの大きさが分かる。
土井たか子がようやく辞任したが、後任が福嶋瑞穂と聞いて、予想されたことだが、開いた口が塞がらない。福嶋は幹事長だから執行部として当然選挙での大敗の責任を取らねばならない立場、それが党首になるのだから社民党には人材がいないと言う事なのだろう。福嶋は人権派の弁護士なんていっているが、実はあの暴力過激派の中核派のシンパで、内縁の夫と共に中核派の弁護をしていたのである。辞めた辻元の内縁の夫が赤軍派だったし、全くもってこの社民党の連中は、口では平和と言っているが、実に危険な連中なのである。まぁ、福嶋も直ぐに化けの皮が剥がれ社民党は消え去るだろう。しかし気を付けないといけないのは、民主党の中にも旧社会党で考え方は社民党と同じような連中もまだ多くいるし、社民党が民主党に吸収されたらこの危険な連中が民主党の衣で隠されてしまって生き延びることだ。
民主党と言えば、菅直人が選挙が終わったとたん「マニュフェストも影の内閣も白紙だ」と言ったとか。まぁ影の内閣には田中康夫と言うとんでもない名前があった位だから白紙は当然だろうが、マニュフェストまで白紙とは一体どういうつもりだろうか?どうも選挙後の菅の言動を見ていると、政権を取れなかった腹いせに自民党内閣のやることには何でも反対を決めているようだ。アホが、そうなりゃ昔の社会党と同じ、そんな事をしていると永久に政権なんか取れっこない事に気が付かないのかなぁ。
11月12日(水) お通夜
ワシは子供の頃から何故か選挙の開票結果の特番を見るのが好きだった。今回は残念ながら夜の8時から仕事があったので、TVを見たのは24時過ぎだった。しかし翌朝TVのニュースで見た共産党と社民党の党本部の様子、志井和夫と土井たか子がそれぞれお通夜のように目を真っ赤にして押し黙っている映像を見た時、嬉しかったねぇ。共産党と社民党の凋落は当然の結果だが、志井和夫は賢いよ、落選を恐れて選挙区には出ず比例区一本、それに比べて土井のばあさんは選挙区で落選して恥を晒している。て言うかまだ選挙区で当選できると考えていた訳で、世の中の動きがわかっていないんだなぁ。
その社民党、昨日数少なくなった国会議員が集まって話し合った結果、今回の選挙で土井党首の責任は問わず当面は土井たか子を党首として現体制で行くというから呆れる。これほどはっきり国民にレッドカードを突きつけられてまだ居直ると言うか分かっていない、どうしようもないな。
中国の西安で日本人留学生の悪ふざけで起きた反日運動は下火になったようだ。事の真相は定かではないが、どうも噂と言うか、話に尾ひれがついて伝わったか、あるいは誰かが意識的に扇動した様だ。まぁこの留学生の悪ふざけは感心しないが、これに対して川口外相が一方的に日本人留学生が悪かったようなコメントをしたのには腹が立った。そりゃあ悪ふざけは良くないかもしれないが、福岡の一家4人殺人事件を始めとした中国人留学生の日本での犯罪の方が何十倍も悪い、それをなぜ言わないのだ、何を遠慮しているのだ。「今回の日本人留学の悪ふざけは感心しないが、中国人留学生の殺人を始めとした犯罪のほうがよっぽど悪い」とはっきりと言える外務大臣に替わって欲しい。
11月4日(火) 御三家
10月末に熊本に行ってきました。熊本空港はご存知のように飛行機写真のメッカ、と言っても今回の熊本行きは撮影が主目的でなかったためほんの僅かの時間しか空港で撮影は出来ませんでした。今度又ゆっくりと撮影に行きたい空港です。写真は近日中にアップする予定です。
総選挙も終盤に差し掛かったこの時期、いろいろな事件やニュースが飛び込んできて退屈しない。ワシの大嫌いなものの御三家、オウム、社民党、北朝鮮、に絡んだニュースから、
● オウムの麻原の結審
前にも書いたが、日本の裁判は長すぎる、それに輪を掛けるようなこの弁護団の裁判戦術は我々の税金を使っている国選弁護人として一体何を考えているのか。聞くところによると麻原は弁護団にもずっと何も喋っていないとか、と言う事はあの800ページにも及ぶ弁論書や、「全て弟子の暴走」と言ったのは全て弁護団の作文と言う事か。そりゃぁ麻原だって日本国民だから国選弁護士を付けて貰う権利は有る、しかし裁判とは真実を追及する場ではないのか、何も語らない麻原の場合、証言と証拠で裁判長が判断するしかないではないか、弁護団が勝手な作文で裁判を長引かせるのは断じて許せない。
● 日本人女性が北朝鮮へ亡命
これも元オウムの女性信者がこの8月に中国経由北朝鮮へ亡命、しかどうやら今は日本に帰りたいなんて思っているらしい。オウムをやめた後何度も北への亡命を希望したが受け入れてもらえず、8月に中国国境の河の遊覧船から飛び込んで泳いで渡ったという。まぁオウムに憧れた位だから、ちと頭の構造がおかしいと思うが、世の中にはいろんな人がいるもんだ。
● 社民党
昨日NHKを見ていたら、社民党の政見放送に土井、福嶋がコンビで出ていた。過去の社会党以来の親北朝鮮に触れられるのが嫌なのかこの選挙はお決まりの護憲、それも9条死守に話を絞り込んでいる。そしてテロ対策法や有事法を批判して、憲法を改正したらすぐさま戦争が起こり、最後にゃ徴兵制が復活するような言い方をしていた。あのね、日本国憲法は前文に「日本国民は、恒久の平和を念願し、(中略) 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」 と書いてあるではないか。北朝鮮のように公正と信義どころか、日本人を拉致して、核兵器で脅して、ミサイルの照準を日本に向けている国がある限り、この憲法ではわれらの
安全と生存は保持できないではないか。 そんなに憲法9条が好きなら、元オウムの女性のように土井、福嶋のゴールデンコンビで北朝鮮へ亡命して、まず先に北朝鮮の軍隊廃止や戦争放棄をなさって北朝鮮を公正と信義の国にして下さい。
10月25日(土) 中曽根康弘
自民党の73歳定年制を巡って中曽根さんが苦境に立っている。事の顛末は皆さんご存知だろうから改めて説明はしないが、ワシはこの件は中曽根さんに分があると思う。ワシとて85歳のジイさんが今更出ることもないだろうにと思うが、自民党の定年制を決めた際には、「総理総裁経験者は、特別に考慮する」と言う例外規定があるらしいし、橋本総理(当時)が苦し紛れに中曽根さんに「北関東の比例区、終身1位」を約束したのも事実だからだ。
85歳と言えば高齢に違いないが、問題はその政治家としての見識、力量で、中曽根さんよりずっと若くてもしょうもない議員も一杯いると思うと、一概に年齢で制限するのはいかがなものかと思うが、あくまで選ぶのは有権者であって、そのためにワシはこの比例制というのがどうにも気に喰わない。こんなものがあるから小選挙区で落選しても比例で復活なんてゾンビみたいな議員もいるのである。全て小選挙区あるいは昔の中選挙区にすればいいのでる。
しかしこの中曽根さんの件といい、道路公団の藤井総裁の解任劇といい小泉さんは下手だなぁ。改革をアピールするため全てオープンにやっているが、何でもかんでもオープンにすればいいというものではない、マスコミの格好の餌食になっているだけである。
藤井の野郎の居直りは気に喰わないが、中曽根さんの主張は信念があって良い。ワシならあの歳で、別に喰うに困らないのだろうから引退してのんびり趣味三昧で暮らしたいと思うが、中曽根さんは単に議員の椅子に固執するのではなく、憲法改正と教育基本法改正が政治家としてのライフワークで、これを命ある限りやり遂げると言う、実に立派である。政治家とはすべからずかくあるべきであり、選挙民はその主張を判断して投票すればいいのである。しかし、あっさり引退をした宮沢さんはやはり官僚出身者だなぁ、上司の言うことに逆らわない習性が染み付いているのか(笑)
10月22日(水) テレ朝
テレ朝が又やってくれた。今日の日本シリーズ第3戦、阪神がサヨナラ勝ちをしたのが9時半過ぎ、星野監督のインタービューの途中で何の前触れもなくいきなりコマーシャル。ああ、これで放送は終わりかと思ったら、又今日のヒーロー藤本のインタビューの途中から中継。ところがものの5秒足らずで又コマーシャル。こんなことが2,3回続いていた。アホらしくなったのでチャンネルを変えたが、人を馬鹿にするのも程がある。そりゃぁ放送時間もあるし、コマーシャルも流さないとイカンだろうけど、ありゃぁないよ、いきなりプッツン、その後はこま切れ、ふざけるな!あれなら試合終了後直ぐ中継をやめて後は放送をしないほうがなんぼかましじゃ。お客(=視聴者)ではなく、会社やスポンサー(局にとってはこれが本当のお客かな)を向いて仕事をしているテレ朝の体質がよくわかった。
10月17日(木) 神舟5号
中国が有人飛行衛星を打ち上げ、回収に成功した。無神論のマルクスレーニン主義を戴いている国の宇宙船が神舟というのも滑稽だが、まぁいいだろう。アンチ中国派のワシとしても別に悔しくはない。だって、単に地球を回って帰って来ただけ、それもパラシュートで落下したのだから、スペースシャトルとは全然違う、要素技術としては何も目新しいことはない。日本だってH2Aロケットの推力からすればこの位のペイロードの有人衛星は簡単に打ち上げられるし、後は逆噴射さえすればいいのだから、有人宇宙飛行は技術的にはすぐにでも出来るはずである。しかし、今更それに莫大な予算をかけてやる意味がないからやらないのである。宇宙開発は人類にとって大きなテーマであり、日本としては有人宇宙ステーションの国際プロジェクトに参加する道を選んだのは正解だと思う。北朝鮮といい中国といいこのような国威掲揚が好きだねぇ、まぁ国家として田舎者って事だろう。
しかし、悔しくはないが腹が立つ。というのは中国は未だに発展途上国として日本からODAと称する経済援助を受けていることだ。直接的に日本の援助で今回の宇宙飛行を行った訳ではないが、有人宇宙飛行が出来る国へ今更援助も何もないだろうに。中国は月面着陸を目指しているそうだが、それが出来るといくらアメリカが60年代に出来たといってもたいしたもんだと思う。まぁお手並み拝見であるが、その前にそんな金のある国への経済援助は打ち切ってもらいたい。
10月13日(月) F1GP
昨日鈴鹿でF1日本GPが開催された。その昔中嶋悟がロータス・ホンダで日本人として初めてF1に参戦して、F1GPが日本にやって来た時に鈴鹿へ見に行った。生で見るF1の迫力に圧倒され、その後何度かこの季節に鈴鹿へ足を運んだ。しかしホンダが一時撤退したこともあってF1に対する興味も薄れこのところはもっぱらTV観戦である。そのTV中継はずっとフジTVが独占しているのだが、問題はその放送時間である。F1はヨーロッパが主な舞台であり日本との時差は8,9時間だから午後1時頃スタートするF1は生中継なら日本時間で午後10時か11時頃放送出来るのに、実際の放送は深夜1時近くなってからの放送である。朝早いのは気にならないが夜に弱いワシはそんな時間に起きている訳にはいかず、ビデオに録画しているのだが、実際には後で見る時間がなく、近頃は新聞で結果を見るだけのことが多い。
まぁヨーロッパは夜10時といえばゴールデンタイムだろうし、F1は毎週ある訳でないのでレギュラー化できないからしょうがないとして問題は鈴鹿の日本GPだ。鈴鹿の日本GPも勿論フジTVが独占して放送しているのだが、ワシが知る限りF1の放送はずっと午後1時スタートの決勝は生中継でなく、なんと夜10時からの放送なのである。そりゃぁ今は一時ほどのF1ブームではない、しかしホンダがマクラーレンと組んで16戦中15勝を上げ日本中がフィーバーした1988年当時もそうだったのである。日本GPの結果は夕方や夜のニュースなどで伝えられるし、近頃はインターネットでもすぐに判ってしまう、結果がわかっているレースを見るなんて気の抜けたビールを飲むようなものである、鈴鹿へ行けなかった日本中のF1GPファンはシラけるだけである。それもなんとこの日本GPはフジTVが主催者の一人なのであり、今はどうか知らないが昔は「フジTV日本グランプリ」と銘打っていたのだから呆れる。なぜ生中継しないのか、夜の方が視聴率が上がるのだろうか、理由はいろいろあるだろうが、自分で主催しているGPを生中継せず、夜の10時に録画放送しているフジTVはモータースポーツファンを馬鹿にしているとしか思えない。猛省を促す。
10月9日(木) シュワちゃん
カリフォルニア州知事のリコール&選挙でシュワちゃんことアーノルド・シュワルツネッカーが当選した。ロナルド・レーガンの前例はあるし、日本でも青島幸雄や横山ノックが知事になっているのだから驚きはしないが、まぁアメリカも日本と同じで政治に特に関心のない一般の有権者というものは知名度があるというか有名人に入れちゃうんだなぁと感心しました。シュワちゃんの政治手腕はわかりませんが、決して嫌いな俳優でなかったので良い知事になって欲しいと思います。今回の選挙遊説中、生卵を投げつけられた事件があったが、慌てる様子もなく「次はベーコンを頼むよ」とジョークでかわしたあたりはさすがだ。これが社民党の女議員あたりがやられたら、「暴力は絶対に許さない」「卑劣な行為」「民主主義の敵」などとスピッツのように吼えまくるだろうが、シュワちゃんくらいのユーモアがあって欲しいね。
で、日本もなんでも明日にも衆議院が解散するらしい。田中真紀子が無所属で立候補するらしいが、ウンザリだね。目白の御殿に住んで、使用人をアゴでこき使い、「私は主婦ですからだと」良く言うよ。田中真紀子は外務大臣時代ロクな事はやらなかったが、最大の過ちは金正日の息子の金正男が密入国した時に「触らぬ神に祟り無し」とばかりに追っ払ってしまった事だ。あの当時は北朝鮮は拉致そのものを認めていない状態だったが、あの馬鹿息子をひっ捕まえて徹底的に締め上げて交渉材料にすべきだった。真紀子の立候補で又、マスコミはもてはやすだろうが、とにもかくにもワイドショー的な衆愚政治は終わりにしてもらいたい。
10月7日(火) マニュフェスト
昨日の全国紙全てに民主党菅直人の写真と共に民主党のマニュフェスト(政権公約)が載っていた。菅直人は小泉さんを何かにつけ「パフォーマンスだけで中身がない」と批判しているが、どっこい、このやけに若作りな写真はパフォーマンスそのものじゃないの。まぁ、それはお愛嬌として、このマニュフェストだが、ワシは日本人の平均レベルよりほんのちょっとは英語の素養があると思っているが、最近よく使われるこのマニュフェストなる英語は全く知らなかった。だから普通の日本人には全くなじみのない言葉だし、マスコミもわざわざ政権公約と但し書きをつけている。そりゃぁ外来語の中には完全に定着しているものや、日本語に訳してはかえって解りづらくなる言葉もあるが、この場合はそうでない。最初から政権公約と言えば良いものを民主党はなぜ難しい英語を使いたがるのだろうか、理由を聞かせて欲しい。
さて、その政権公約の中に「高速道路を無料化します」と言うのがあった。そりゃぁ選挙目当てとしては、一般の人にもわかりやすい目玉の公約かもしれないがワシは断固反対じゃ。そりゃぁ、ワシも日本の高速道路料金の高さには腹が立つ。首都高の700円にも腹が立つし、東名のなどで遠くに出かけた時の馬鹿高さにも腹が立つ。しかしこれを単純に無料にするのはいかがなものか。この際その財源だ、やり方ではなく、その結果だけ考えても少なくとも大都市圏や東名、東北道、関越、中央などの幹線では問題が多過ぎる。
なぜかと言うと、これらの高速道路は今の馬鹿高い料金でさえラッシュ時には大渋滞する、つまりキャパシティが交通量に対して少な過ぎるのである。これが無料となれば我も我もと高速道路に乗り入れ渋滞に拍車がかかるだけである。物の値段は一般的には需要と供給のバランスで決まり、工業製品などは需要が多ければ安くなるのだが、供給量が決まっているものは、逆に需要が多いと高くなる。今年の様に不作だと米の値段が上がり、ゴルフ場の値段が土日は高いのが良い例だ。高速料金は道路の通行量という供給に制限があるため無料にすればその奪い合いで混乱するのは目に見えている。無料にするのではなく、他の交通機関のように繁忙期と閑散期で料金を変える位の工夫が必要だ。
そもそも渋滞の原因は今の首都圏の道路インフラがお粗末訳で、それは現在の民社党の半分くらいの議員の出身母体である社会党が推していた美濃部都知事の無策のツケである。美濃部が住民の反対が強かった環状道路の工事を凍結するなどしたからである。革新都政と言われていたが、何が革新か聞いて呆れる。
そりゃぁこの世の中、自分の土地やその近くに道路が出来るとなれば反対する人が出てくるのは当たり前である。しかし公共性ということも考えなければならない。全ての住民の言う事を聞いていたら世の中に公共施設など出来なくなってしまう。日本では土地の個人所有が認められているが、土地と言うものは生産が出来ないものだし、公共性もあるものだ。道路をはじめ本当に必要な公共施設を作る場合は金銭あるいは代替地の提供で解決を図るしかないだろう。道路が出来れば恩恵を被る人も多いはずだし、事故も減るだろうし、渋滞がなくなれば環境もよくなる、一部の住民のエゴに迎合したおかげで社会全体が迷惑するのである。最大公約数の住民の満足を目指すのが行政の役目ではないだろうか。
10月2日(木) ハロウィーン
ここ数年この季節になるとカボチャの飾り物がやたら目に付く。そう、ハロウィーンだ。まぁデパートあたりの販促に端を発しているのだろうが、何で日本人ってのはこうもまぁ外国の、特に欧米の習慣というかお祭りが好きなのだろうか、呆れる。こりゃぁねぁ、言ってみりゃぁ、アメリカでアメリカ人(日系でないアメリカ人)が節分の豆まきや、盆踊りをやるようなもんだよ。んなぁこたぁやるわきゃないだろう!
そもそも日本のキリスト教徒の数なんてたかが知れているのにあのクリスマスの大騒ぎは何なんだ。まぁクリスマスは世界的な行事だし、日本人は八百万の神を信じているわけだし、クリスマス商戦は消費拡大につながる訳だから大目に見よう。でも、町にジングルベルが聞こえる頃、茶髪で狸みたいな化粧をして、地べたに座り込んで携帯をいじっている女子高生あたりに「クリスマスって何の日か知ってる?」って聞けば、まぁ半分くらいは「えぇ〜、わか〜んなぃ」って言うだろうがね。
あと100歩いや1000歩くらい譲ってバレンタインデーも大目に見よう、あれをチョコレートの販売促進に結びつけたチョコレート業界のアイデアに敬意を表して。しかしホワイトデーなんて許さんぞ、おまけに倍返しなんて誰が言い出したんだ、ったくう。
アメリカ人のみならず諸外国の人が自国以外のお祭りや宗教行事の真似事をしないのは、日本人みたいな多宗教というか無宗教ではないのと、自国の文化に誇りを持ち大切にしているからであろう。まぁ日本人は他国の文化を取り入れるのが得意だから、ハロウィーンも結構だが、ワシが気に入らないのは訳のわからん外国のお祭りに現を抜かして日本の文化・伝統・風習などが廃れていく事だ。
9月29日(月) 宮里3兄妹
昨日の日曜日、男女のゴルフトーナメントでそれぞれ素晴らしい勝利があった。一つは倉本昌弘の8年振りの勝利であり、もう一つは18歳のアマチュア、宮里藍が並み居る1戦級のプロを抑えて勝った事だ。
倉本は初日のパー71とはいえ59と言うトーナメントレコードの12アンダーの貯金を守りきっての勝利だった。最終日は宮本勝昌、尾崎将司とのプレーオフだったが、宮本、尾崎がボギーを叩き自滅した。倉本の優勝インタビューが良かった、同じく久々の勝利だった中島常幸や湯原信光の時のような涙のシーンはなく、アナウンサーが「最後は3人のプレーオフでしたが、、、」と言うと、「宮本君がいきなり曲げてくれて、これで一人いなくなったので気が楽だった」と言うような事を言っていた。ワシはこの倉本の正直さが気に入った。普通スポーツ、とくに賞金がかかったプロスポーツの場合勝負どころで相手がミスをすると内心はシメタと思うのが人間である。ところがインタビューでは滅多にそのような事を口にせず、きれい事を言うのが普通なので、倉本のこの正直なインタビューは印象に残った。
一方の宮里藍はプロである2人の兄より先にツアー優勝、立派と言うほかはない。次男の優作も良い所まで行っていたので兄妹同時優勝の可能性もあったほどだ。この宮里3兄妹を育てた父親はもともとは沖縄のゴルフ好きの公務員であった。その後ゴルフのインストラクターに転じたが、沖縄と言う環境に恵まれていたせいもあろうが、ここまで育てられた事は立派な事である。宮里氏の立派な事は単にゴルフを教えるのではなく、その前に勉強、そして挨拶など人間としての礼儀を徹底的に教えている事だ。つまりゴルファーである前にきちんとした人間として育てた訳で、そんじょそからのステージママやパパとは訳が違う。宮里氏は子供達に個よりも公の大切さをまず教え込んだと思う。
日曜日の産経新聞の「正論」と今朝の「産経抄」にも書いてあったが、今の社会では教育のみならず個性というか個を大事にして公が軽んじられている。その結果は他人に迷惑を掛けなければ何をしてもいい、これを自由と履き違えているバカ者を多く生み出したに過ぎない。正論でお茶の水大学の先生が言っていたが、今の教育は個性を伸ばす事に重点を置いているが、逆に今の大学生は没個性的になり、単にファッションが個性的になっているだけであると述べられているが、その通りであろう。
産経抄は最後に「自分勝手で非常識なのは、個性が強いのでなく我が強いだけだ。素直な心と社会性があって、初めて個性に成長する」という評論家・小林秀雄の言葉で結んでいるが、宮里3兄妹の事を思うと実に含蓄のある言葉だ。
9月24日(水) 小泉改革
小泉さんの再選に伴い自民党三役と内閣の人事が刷新された。安倍官房副長官の幹事長就任は当選3回、閣僚経験無しでの大抜擢だ。これまでの自民党の体質からは考えられない事だ。安倍さんは拉致問題のみならず、新しい保守の旗頭としてぜひ総理になって貰いたいのだが、自民党の長老と言うかうるさ方も、国民的に人気のある安倍さんを選挙の顔として、しぶしぶ認めるだろうが、このまますんなりと次、又はその次の総理となれるのか、まぁ政治の世界は一寸先は闇、誰にもわからない。でも自民党幹事長は総理大臣への登竜門であることに変わりはないので、期待していよう。内閣改造は、川口外務大臣と福田官房長官の留任が不満だが、拉致議連から3人も入閣しているので北朝鮮に甘くなる事はないと、これ又期待しよう。
小泉さんの改革路線、官僚機構や経済の改革はまだまだだと思うが、今回の人事を見ていると、自民党の年功と派閥中心の人事だけは改革している。もっとも小泉さんが変われば元に戻る可能性も高いと思うが。
民主党の菅直人はこの内閣を「タカ派と毒まんじゅう内閣」だとか安倍さんの人事を「選挙向けがミエミエ」と批判してるが、民主と自由の合併こそ選挙対策そのものではないか、自分達の事は棚に上げて他所を批判する左翼的体質はダメだね。まぁ安倍さんの国民的人気に対するやっかみじゃぁないの。安倍さんの人気はその毛並みの良さや、若さや、物腰、ルックスもあるが、何と言っても拉致事件への対応だろう。つまり多くの国民は北朝鮮に対して弱腰なこれまでのやり方に不満を持っているのであり、何かと言えば北朝鮮、韓国、中国のご機嫌を伺ってきた政治家に対してはっきりとノーと言っているのである。
ワシは日本の政治も小沢さんが言っているように2大政党制になるのがいいと思っている。ただしそれはアメリカの共和党vs民主党、イギリスの保守党vs労働党のような形の2大政党でないといけない。つまり経済政策や国内政策、又外交でも細かな点での差はあっても、国家の根本をなす、所謂国家観なるものに差があってはいけない。
今の民主党はそもそも寄り合い所帯で、その中には旧社民党(社会党)それも左派の連中が多いのである。彼らの本質は社会主義であり、これまでの日本の歴史を否定しているのである。民主党が奴らを切り捨てない限り2大政党にはなりえない。仮に間違って今度の選挙で民主党政権が誕生しても、その本質はすぐに現れ国民からそっぽを向かれるだろう。
9月20日(土) 外国人犯罪
福岡で起きた一家4人殺害事件は全容は解明されていないが、どうやら中国人3人の仕業らしい。数年前の大晦日の世田谷の一家4人殺害事件も遺留品から韓国との繋がりがあるみたいだ。中国人をはじめとした不法滞在の外国人の犯罪の増加は以前から指摘されていたが、このところ不法滞在のみならず正式な留学生や就学生の犯罪も増えている。外国と比べて治安がいいのが日本の良さの一つであったが、その日本の治安も心許無くなってきた。治安が悪かったニューヨークは警察官を大幅増員したおかげで治安は良くなったと聞く。日本の警察も意識、体制を変えないといけないだろう。我々の税金を外国人犯罪のために使うのは腹が立つが警察関係の予算は増やさざるを得ないだろう。
それにしてもこの福岡の事件に関して政府は中国にどのような態度をとっているのだろうか、又マスコミも大事件の割には扱いが小さい。数年前沖縄で米軍兵士が暴行事件を起こした時はマスコミが大騒ぎ、外務省がアメリカに厳重抗議し、米軍関係者が謝罪したと思う。米軍兵士だろうが、中国人だろうが外国人に変わりはない、マスコミや政府はなぜ米軍だと大騒ぎして、中国人だと腰が引けるのだろうか、えひめ丸と第18光洋丸と同じ構図だ。
中国政府はこれまで中国人の犯罪に対して謝罪しただろうか、仮に日本人留学生が中国でこのような大事件を引き起こしたら、謝罪が好きな日本政府は謝罪しまくるだろうに、、、政府は福岡の事件の犯人の引渡しを要求すると共に、不法滞在者の取り締まりを強化すべし。
9月17日(水) 拉致
今日9月17日で小泉総理が北朝鮮を訪問してから1年が経つ。あの日金正日が拉致を認めて謝罪したのは正直以外だった。しかしその後は被害者5人が帰国しただけで、何も進展はない。金正日が拉致を認めたのは、日本国内で拉致問題の解決抜きでは日朝国交正常化交渉はできないという情報を察し、やむを得ずの選択であったのだろう。で、金正日としたら生存5人、死亡8人と発表し、5人を一時帰国させ、5人には北へ戻ったら「やはり北に住み続けたい」と言わせて、拉致問題は解決出来るとでも思ったのだろう。
しかしご存知のように事態は金正日の思うようには行かなかった。帰国した被害者は周囲に説得されて永住帰国を決意、又死亡したとされる8人のいい加減な情報に家族のみならず国内世論が猛反発、日本政府も重い腰を上げ拉致に関しては一歩も引かない状況になった。ワシの想像では、朝鮮総連をはじめとした日本国内にいるスパイからの情報に基づいて金正日は動いたと思うが、そもそも北朝鮮では世論もへったくれもないし、人の命なんて虫けら同然に扱われているので、スパイ連中は日本国内の世論の反発により政府が動かされる事と、家族がいい加減な死亡報告では納得しない事を読み違えたのであろう。
さて事態がこうなったら、犯罪国家の北は面目躍起、人質をそう簡単には手放さないだろう。前にも書いたが金や援助と引き換えなどありとあらゆる手段で利用するだろう。しかしそれに屈していけない、経済制裁など圧力を強めないといけない。
9月16日(火) 教育改革
先日ラジオを聴いていたら自民党総裁選候補の高村さんと藤井さんが、教育改革の必要性を強調、その目標として「しっかり読み書きをできるようにする」と言っていた。なんとまぁピントがずれていると言うか、実態を知らないと言うかこの程度の認識で総理大臣になられたらたまったもんでない。
確かに今や大学生、それも理工系の学生が単純な分数の計算が出来ないとか言う話も聞く程学力低下が酷いらしいしので、しっかり読み書きが出来るようにすることは大切なことだ。だが今の日本の教育の問題の根本はそんなところにあるのではない。いくら国語や数学の時間を増やしたところで、効果は知れている。学力低下の原因は子供が勉強の重要性を理解できず、まじめな態度で授業を受けたり勉強をしないためであり、その原因は親や教師がその事をきちんと子供に言い聞かせられないからであろう。
要は親や教師がなっていないのであり、子供の躾けというより親の躾けからやり直さないといけない。今の親も教師も二言目には子供の人権や自主性を尊重すると言う、一見耳に良い響きだが甘やかしに他ならない。人権も結構だが子供に日本人としての誇りを持たせるのが教師の最大の勤めであるはずなのに、日教組の反日教師たちは中国・朝鮮が捏造した歴史を鵜呑みにして日本がいかに悪い国であるか、中国、朝鮮には謝罪し続けなければならないと教えるのだから呆れ果てる。そして日本精神、日本の伝統を口にすると右翼という一言で拒絶し、挙句の果てには国旗国歌を否定、国際的にも非常識な人間を作り上げる。
又反日教師は学校というか校長(=国)のやる事にたてつくのが好きらしく、学校運営も邪魔をする。学校にとって一番大切な行事は入学式と卒業式である、入学式は校長が入学を許可する式であり、卒業式は校長が卒業を認め、校長名での卒業証書を授与する式である。つまりこれは校長主催の学校行事であるのだ。こんな単純で至極当たり前のことすら日教組の馬鹿教師どもは理解できないらしく、生徒の自主性を尊重せよとか訳のわからんことを言い出して生徒を混乱させている。そして市民派とかいう左翼がかったグループがこれに賛同して混乱に拍車を掛ける。一般と言うか普通の常識のある人たちはそのような事に眉をひそめている、しかし常識派は数は多いが、皆さんおとなしく、その市民派とかいう連中の言い負かされるので、黙っている、そこで日教組や市民派の意見がまるで大多数の意見のように朝日新聞やテレ朝、TBSで放送されるという図式が繰り返されている。
国民の税金で給料を貰っている公務員である公立学校の教師が日本のためでなく中国や朝鮮の為に働いている、全くおかしな国だ。繰り返すが、「教育改革の第一歩は日教組の排除」、これをきちんと言える様な総理大臣を望む。
9月10日(水) 売国奴 野中
自民党の総裁選挙が始まった、実質的な首相選びであるが、今回もし小泉さんが負けたら衆議院を解散するかもしれないし、そこで自民党が負けたら今回総裁になったとしても首相にはなれないかもしれない。が、ここに来て大勢は小泉再選で固まってきたみたいだ。
そして昨日橋本派の野中広務が政界引退を表明した。理由は退路を断ち小泉再選阻止に専念するとか訳のわからんことを言っているが、売国奴 野中の引退は日本にとっていいことだ。そもそも野中は77歳、とっくにお引取り願ってもいい歳である。この野中広務と言う男は京都の田舎町の町議、町長、京都府議を経て60歳近くになって衆議院に当選したいわば叩き上げの政治家だ。こ奴がなぜ売国奴かというと野中は金丸訪朝団、自社さ 与党訪朝団、村山訪朝団と過去の北朝鮮の訪朝団に全て参加して実質的に北との交渉をリードしてきた。で、その結果はどうだっかた、日本の為になることは何一つしていない、北を喜ばせてきただけだ。
拉致問題は解決どころか拉致を認めさせることも出来なかった。それなのに米は援助したし、日本に於いて朝鮮総連を好き放題させたり、朝銀系の金融機関に我々の血税を投入したりと、北朝鮮のご機嫌を取るような事ばかりをしてきた。特に金丸訪朝時には「戦後の償い」なんてものまで約束してきた。さすがにこれは政府の正式な交渉の結果ではない為その後立ち消えたが、これは恐らくボケた金丸と、野中が北朝鮮の美女軍団(喜び組)の色仕掛けや、経済援助のバックリベート話、あるいは朝鮮総連からの裏金、あるいは北へ援助することにより潤う業界からの献金、などなどで丸め込まれた結果であろう。
拉致が発覚してからの野中の発言も許せない、野中は二言目には「過去に日本は朝鮮からは多くの人たちを強制移住させているから、拉致問題だけを一方的言い出すのはまずい」と言う。冗談じゃない、確かに戦時中強制徴用した朝鮮人はゼロではない、しかし数から言ったら在日朝鮮人(当時)の数パーセントのはずであり、しかも戦後希望者は全員朝鮮へ送り返している。野中の言い方は今日本にいる朝鮮人は無理やり日本に住まわされているような言い方だが、戦後日本に残っている朝鮮人は全員希望して日本に残っている人たちである。
野中に限らず、これまで北朝鮮を腫れ物を触るように扱い、事あるごとに「北朝鮮を刺激してはならない」と言ってきた連中は多かれ少なかれ北朝鮮の利権が絡んでいるか弱みを握られているのだろう、そうでなければなぜ北の味方をするのか理由がわからない。そういう連中は知っているのだろうか、国民の気持ちを。ある新聞で総理大臣になって欲しい政治家のアンケートをとったところ、1位は小泉さんだが、2位は菅直人でも亀井静香でもなく、北朝鮮に対して一貫して厳しい姿勢で取り組んでいる安倍晋三官房副長官である。多くの国民は北のご機嫌を伺う政治家や政策に怒り心頭に達しているのである。
9月4日(木) 食糧自給
記録的な冷夏のため、米の生育が不良で政府は備蓄米の全てを市場に出すと報じられた。まぁ10年前の外米の輸入までに至った騒動にはならないと思うが、この異常気象が来年以降も続く可能性も無きにしもあらずであるから心配なことである。日本の食料自給率は40%程で、先進国の中ではダントツに低い。先ごろドイツが念願かなって食料自給率100%を達成したことを思うと、我が国の無策ぶりに腹が立つ。日本にとってのアキレス腱はエネルギー(石油)と食料の自給率が低い事だ、国際情勢はいつどうなるか分からない、いくら外貨があっても相手の都合しだいで、石油と農産物を輸入できなくなったら我々の生活も即北朝鮮並みになるのである。
さて、日本のエネルギーと食糧の自給率を上げるにはどうすればいいのだろうか、ワシなりに考えてみた。ワシは決してこの方面の専門家ではない、単なるシロウト考えである。又、ここで言っている食料とは主に米、野菜であるが、非常時には米や野菜、大豆があれば生き延びることは出来るであろう。
まず日本の食料自給率が低いのは、決して農地が少ないのではなく、農業の生産性が低いため、農業に従事しても経済的に恵まれず、特に若い人を中心に農業に従事する人が減ってきたためだと思う。日本の工業はその技術、品質、生産性において世界に冠たるものがあるが、農業に関しては大部分が個人の農家が生産をしており、工場に例えれば、零細企業か家内工業のレベルであろう。それ故生産性が低く大規模農場のアメリカやオーストラリア、あるいは人件費の安い中国などにかなわないのである。
そこで、打開策として農業生産を企業化したらどうだろうか。農民は農地を企業に売るなり貸すなりする、そして希望すればその企業で働けばいい。大規模で機械化すればスケールメリットで生産性は上がり単価が下がり国際競争力が付く。又農作業も機械化されマニュアル化すれば不況で職のない人やリストラされた中高年でも農業に従事できることになり失業率も減り一石二鳥であろう。企業だから、従業員規則があり、休暇や福利厚生もある、これなら若い人も農業へ戻ってくるのではないだろうか。要は世界一の製造業のノウハウを農業に取り入れるのである。
もうひとつ大事なことは石油への依存を減らすことである。いくら農業が企業化され機械化されても石油がなくなれば生産設備たる農業機械は動かない。今さら北朝鮮みたいに牛や馬を使って農作業は出来ない。そこで日本の農業機械メーカーに電動あるいはハイブリッド化の推進をお願いする、そうなれば石油がなくても農業生産は出来る。じゃぁ電気はどうするかと言うと、これはもう原子力、それも使用済み核燃料をリサイクルできるプルサーマル計画の推進、これが一番だろう。そして今のうちに原子力発電の燃料、ウラン鉱石を大量に輸入して備蓄しておく。原油を備蓄するよりウラン鉱石の方が備蓄にかかわるコストははるかに少ないだろう。前にも書いたが、原発反対なんて寝言を言っている輩の言うことを聞いていたら、電気どころか食べ物もなくなるのだ。
9月1日(月) 防災の日
今日は防災の日、忘れてはならないのが阪神大震災時における社会党(当事)の村山首相の無能と言うか無策と兵庫県知事の自衛隊嫌いにより亡くならなくても良かった人まで犠牲になった事だ。村山は中国、韓国に対して大東亜戦争を侵略と認めて謝罪した事と、この阪神大震災の初動体制の遅れによる失態の二つで史上最低の総理大臣と言っていいだろう。さすが社会党だわ。女に嵌められた宇野宗佑の方がまだ人畜無害というか可愛げがある。
そして呆れるのが、兵庫県知事が地震直後の自衛隊からの出動要請を断り、結局出動を要請したのは地震発生から4時間以降経った後だった。そりゃぁ主義主張はいろいろあるだろうが、住民の命を守るが自治体の長の一番大きな責任だろうに、自衛隊アレルギーがこのような結果となったことの責任は重い。税金を払っている神戸の人たちが自衛隊の助けが遅れた為に亡くなったとなれば死んでも死に切れないだろう。
8月31日(日) テレビ朝日
ちょっと古い話だが、テレビ朝日のニュースステーションの久米宏が降板して来年3月から古館伊知朗が後任と決まったらしい。久米宏はTBSラジオのアナウンサー時代から知っている、ラジオ時代は思ったことをずばずば言いなかなか良いと思っていた。TVに出るようになり黒柳徹子と組んで「ザ・ヒットパレード」の司会をやっている分には良かったが、ニュースステーションのキャスターになり人気が出るようになってからは良くない。久米自身のせいもあろうが、やはりテレビ朝日というか親会社の朝日新聞の反日的な報道姿勢によるのだろうが、反権力的な事さえ言っていれば大衆が付いてくると思っているところがいけない。ワシは何も政府の方針に全て沿った報道をしろなんていわない、権力を批判することもマスコミとしての重要な使命であると考える、ここは北朝鮮ではないのだから。しかし、事実の確認もせず、中国や北朝鮮のご都合を伺い日本が悪いと言うスタンスを取る反日的な報道姿勢は許せない。
報道のみならずスポーツ中継もお粗末極まりない。テレビ朝日は毎年全米オープンと全英オープンというゴルフのメジャートーナメントを2つ放送しているが、この内容がゴルフファンを馬鹿にしたと言うか見ていて腹が立つ。今年は良く見なかったのでわからないが、全英の場合放送時間が夜10時頃から深夜にかけてであるため東京のスタジオにゴルフも良くわかっていないお笑い系の芸能人をゲストに呼びくだらないトークでゴルフファンを白けさせてくれる。ゴルフファンは世界最高の舞台で繰り広げられる世界のトッププロのプレーを見たいのであって、程度の低い芸能人の感想なんぞ聞きたくもない。テレビ朝日のスポーツ番組のレベルの低さには呆れるばかりである。
で、久米宏の後任とされる古館伊知朗、元々はプロレスのアナウンサーで売り出したらしいが、ワシはプロレスを見ないので知らなかった。彼を知ったのはだいぶ前にフジTVでF1中継の司会をやった時だ。最初は鼻に付いていたあのしゃべりも、慣れれば何とか聞ける様になったが、やはりあのしゃべりはスポーツ中継には向かない。今はNHKなどのバラエティ番組の司会をしているが、まぁそれなりにやっており、あのトークの才能は素晴らしいと思う。しかしだ、Nステは人気番組で視聴率も高いだろうが、彼独特の大げさと言うか、誇張した言い方で朝日新聞の反日的主張をしゃべられたらたまらん。今から憂鬱である。
8月28日(木) 6カ国協議(続)
2日目を終えたけど、結果は予想通り。新聞情報だとアメリカは「軍事侵攻しない」「金体制のままでも構わない」ということを提案したらしいが、金体制をなくさない限りいつまでたっても北の国民の悲劇と日本のイライラはなくならない。拉致問題は相変わらず「解決済み」とか「日本が約束を守らない」などとふざけた事を言っている。
情けない、憲法改正を早くやってちゃんとした軍隊を持っていないからあんなやくざみたいな世界最貧の犯罪国にもなめられるんだ。金正日は軍事力しか信じない男、逆に言えば軍事的な脅威には神経質である。トマホークの数十発も照準を合わせているぞ、と脅して初めて対等な話し合いが出来ると言うものだ。
大阪池田小の犯人、宅間に死刑判決。当然だろう。本人も死刑になるつもりで控訴はしないとか言っているが、弁護団は控訴するとか。これは冤罪でもなんでもない、何でこれ以上裁判を長引かせて時間と税金の無駄使いをするのか。
マスコミは相変わらず美女軍団を追っかけている。さっきニュースで見たけど、美女軍団がバスで通りかかったところに掲げられていた、金正日と金大中が握手している横断幕を見て「偉大な将軍様を雨ざらしにするなんてとんでもない」とか言ってバスを止めさせ、横断幕を外した。そしてその後金正日の写真の部分をもって道路を行進していた。間違いなく、北の指令でやったのだろうが、それをTVで報道するとは北の思う壺だ、無視すべし。
8月26日(火) 6カ国協議
そら見ろ、中国とロシアは拉致問題は6カ国協議ではなく日朝2国間で話し合うべきだと言い出した。北からの要請に応えたのだろうが、もともと中国とロシアは拉致事件なんて自国には関係ない、どうでもいいと思っているから予想されたことだ。
こうなりゃ日本の立場ははっきりしている、例え北が核開発を放棄して経済援助をするとなっても拉致問題が解決しない限り日本はビタ1文も出さないと他の5カ国にはっきり宣言すればいい。それが出来ないなら日本政府は腑抜けというか全く駄目、小泉政権を断固非難します。
8月25日(月) 言論の自由
韓国のユニバーシアード会場で北の金正日体制を批判していた韓国の保守派の人やドイツ人医師に対して北のジャーナリストが暴行して怪我人が出た。ジャーナリストといってもどうせ朝鮮労働党の党員で選手団の監視が目的で来た連中だろうが、全くお馬鹿さんというか程度が知れている。北朝鮮と違って自由主義の国では言論の自由があることも知らないのだろうか?というかあの国で生まれた人には言論の自由と言う概念がわからないのか知れない。単なるデモに対して白昼堂々と暴力を振るえば世界中から非難されることが理解できないのだろうか、それともあれを黙って見過ごして金正日の知るところとなったら帰国後ただじゃすまないから暴行を加えたのだろうか?いずれにせよ北の本質を端的に現している。奴らは韓国に謝罪を要求しているが、誰がどう見ても暴行を加えた北が悪い、これで韓国政府も何も悪いことをしていないのに謝罪を要求される日本政府の気持ちが少しはわかっただろうか、、、
万景峰号が来た、マスコミはこの船をマンギョンボンと言いにくそうに読んでいるが、マンケイホウと言えばいいのに、だってここは日本、言いにくい朝鮮語なんぞ使うこたぁない、日本語読みで十分である。ついでに金正日もキムジョンイルじゃなくキンショウニチでいい。北は意表を突く事が好きだから、日本の世論への懐柔と明後日からの6カ国協議への対応で拉致被害者の家族を乗せてくるかもしれないと思ったが、それはなかった。まぁ大事な人質をそんなに簡単に手放すわけはないか。こうなりゃマンケイホウを拉致と言うか出港禁止にして拉致被害者家族と交換せよと交渉位してもいいんじゃないか。そうすりゃ小泉内閣の人気が上がり再選も間違いないんだがなぁ。
8月24日(日) 怒声
美女軍団、チヤホヤするなって言うのに、日本のマスコミはどうしようもないなぁ。だけどあれってもろに「女」を武器と言うか、女の性を利用しているんだろう、日頃ジェンダーフリーとか女性問題にヒステリックな福嶋某を始めとした社民党女性議員団のコメントを是非お聞きしたい。純粋な気持ちで応援しているなんて言わせないぞ!
さて本題に入るが、先日家の近所の「元気が出るラーメン」とか言う店へ入った。入ったとたんに店員全員が大声で「いらっしゃいませ」と大声で叫んだ。あれは挨拶と言うより怒声と言っても良い程の声の大きさだった。その後注文を受けたり、注文の品を出すたびに「○○オーダー入ります」とか「○○お待たせしました」とか怒鳴りまくる、客が帰るときには「ありがというございました」と怒鳴る。あまりのうるささに途中で出たくなった程だ。店名が「元気の出るラーメン」だから、おそらくこの店はオーナーの方針で大声で挨拶せよと教育されていると思うが、あれはやり過ぎである。しかしまぁあんなに大声を出して声が枯れないのが不思議だ。味はともかくもう2度とあの店には行かないぞ。
あとラーメン屋以外でもチェーン店などではこのように全員で大声の挨拶を強制しているところが多い。ワシは古本のチェーン店「Book
Off」川崎店へよく行くがあそこも凄い。アルバイトの店員が客がいようがいまいが一定間隔(15秒置きくらいか)で有らぬ方を向いて機械的に「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を繰り返し大声で怒鳴っている。その他回転寿司などのチェーン店でも似たようなところが多い。店員(アルバイト)教育のマニュアルで厳しく指導している結果と推測するが、一体これらの店のオーナーはサービスと言うものをわかっているのだろうか。
そりゃぁ、客が入って行っても知らん顔をしていたり、陰気な態度は論外である、でもむやみやたらに大声で怒鳴るのははっきり言って迷惑である。お客の顔を見ながら明るく普通の声で「いらっしゃいませ」と言って頭を下げる、これで十分ではないか。
8月22日(金) 美女軍団
韓国で行われているユニバーシアードにやって来た北朝鮮の応援団、通称美女軍団のことが話題になっている。たしかに全員ちょっと目には美人で目立っていることは間違いない。しかしあの作り笑いと全員同じ仕草を見ていると、なんだか気の毒になってくる。多くの国民が飢えと貧困に苦しんでいる中、国家が選んで養成した一握りのグループが国家のプロパガンダのために働かされている、滑稽を通り越して気の毒だ。
ワシは見ていなかったが、あの美女軍団、開会式で各国の選手に愛想を振りまいていたが、日本とアメリカだけには笑顔を見せず無視したらしい。それだけを見てもいかに国家に命令されているか判ると言うもの、別に北朝鮮に応援してもらわなくて結構である。しなしなぁ、日本のマスコミはなんだかんだ言ってこの美女軍団をチヤホヤするというか、TVのワイドショーやニュースで取り上げる、向こうが日本選手を無視しているのだから、日本のマスコミも無視すればいいものを。
8月19日(火) 盗人猛々しい
「盗人猛々しい」と言う言葉をご存知だろうか、広辞苑によると「盗みをしながらずぶとく平気な顔をしていること、また、悪事をとがめられて逆にくってかかることをののしっていう」とあります。この言葉にそっくり当てはまるのが北朝鮮です。産経新聞によると、17日、フジテレビの報道番組「報道2001」に出演した「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」(拉致議連)の平沢勝栄事務局長(自民党)は、最近拉致事件に関して北朝鮮から非公式ながら打診があったことを明らかにしました。
北朝鮮が示した条件とは
(1)北朝鮮に残された拉致被害者の家族8人について1人につき十億円の資金提供を要求する。
(2)交渉窓口から安倍晋三官房副長官をはずす。
(3)27日から北京で開催予定の六ヶ国協議では拉致問題をとりあげず、日朝の2ヶ国間協議で扱う。
(1)に関しては誘拐犯が身代金を要求しているのと全く同じ、こんな要求に絶対応じてはならない。拉致はテロである、この要求に応じることはテロに屈すると共にテロを支援することと同じだ。全く冗談じゃない、逆に拉致被害者が北朝鮮に1人につき十億くらいの賠償金を請求すべきである。
(2)に関しては安倍副長官が原則を貫き強硬な態度に終始しているから向こうもやりにくいのだろう。北が望むのは田中均のような北の都合を優先する売国官僚、政治家だろうが、今日本にとって何よりも重要なことは拉致被害者の家族奪還を含めて日本の国益を優先させることであり、北の都合を優先させる必要は全くない。よって拉致被害者の家族の帰国が国交正常化交渉の前提と言う原則を貫き通す安部副長官を前面に立てるべきである。
(3)も北にとってアメリカや中国が拉致問題に首を突っ込まれるのは避けたいのだろう。拉致問題に関してアメリカは理解と協力をしてくれるだろうが、中国やロシアはは一連の事前協議の経緯を見ると北からの要請で拉致は切り離したいみたいだ。27日からの6カ国協議で当然日本政府は拉致問題を持ち出すだろう。そこで注目すべきは北以外の国の反応である。拉致問題に関して日本に協力的な国とそうでない国を見極めることが重要である。中国やロシアが拉致に関して日本に協力しないのならこちらも中国やロシアに協力する必要はない、特に中国にはODAという名の下に我々の税金がつぎ込まれているのである。中国が拉致問題の解決に協力しないのなら中国に対する経済援助を見直すとはっきり中国には伝えるべきだ。でも今の政府は出来ないだろうなぁ、こんなすごく当たり前の事が何故出来ないのか全く腹が立つ。
8月18日(月) バラエティ番組
お盆休みが終わった、しかし今年の夏はまさに異常気象と呼ぶにふさわしい天気だ。ワシの場合雨でゴルフが1回中止になっただけで、逆にエアコンの電気代がかからなくて結構なことだが、米や農産物の生産者や、観光関連特に海の家をはじめとした夏に依存しているレジャー産業の方々のご苦労は想像を絶する。
今朝のニュースで先日放送されたフジテレビのバラエティ番組でダイエーの王監督の顔に似せた便器を作り王監督の口から水を出して「オーシュレット」とか称して茶化したらしい。ワシはもちろん見ていないが、これを知った王監督、ダイエー球団が激怒してフジテレビ側は平身低頭謝罪しているが、王監督側の怒りは収まっていないようだ。
当たり前である、モノには限度と言うものがある、仮にもホームラン世界新記録保持者、国民栄誉賞第1号の大選手である、失礼にも程がある。いや別に対象が王さんじゃなくともやってはいけない事である、これが金正日でもワシは笑わないだろう。
そもそもワシはこのお笑いバラエティ番組なるものが気に食わない。見ると腹が立つので滅多に見ないが、一番腹が立つのは出演者がちょっとインパクトのあることを喋ったら、それを大きな字幕にして2度3度と繰り返して流すことだ。
別にワシはお笑い番組が悪いと言っているわけじゃない、ビートたけしや明石屋さんまの才能は評価している。一流の芸人だと思う。しかしだ、あの世界にはそんな芸人の域に達していない有象無象が多過ぎる、単なる馬鹿はしゃぎと若手お笑いタレントを身体的に虐待して笑いを取る場面などは見ていて気分が悪くなる。
ワシは大の落語好きである、落語は日本人のユーモアの原点であるし、笑いだけでなく人情、涙もあふれている。今はNHKで時々日本の古典芸能の放送があるが、悪貨は良貨を駆逐するではないがバラエティ番組に押されて落語やその他の古典芸能が廃れていくことが心配である。別に落語にこだわるわけじゃないが、お笑い番組も一流のエンターテイナーの一流の芸で笑いたい。
8月15日(金) コンピューター ウィルス
ブラスターとか言う新種のコンピューターウィルスが猛威を振るっているとかで、一般の新聞やテレビのニュースでも話題になっていた。ワシはコンピューター関連の仕事をしているが、全くこのコンピューターウィルスほど腹立たしいものはない。ウィルスに感染したPCやサーバーの回復、又感染予防のための措置、これらにかかる時間、手間、それを金額換算したら膨大な額になるであろう。これまでも何度もウィルス騒ぎが起きているが、犯人が捕まったという話は聞いた事がない。恐らくウィルスを作成して蔓延させているのは愉快犯であろう、自分の作ったウィルス(プログラム)が世界中で話題になっているのを見聞きして喜んでいる、とんでもない奴である。技術的には難しいだろうが、何らかの方法で犯人を捕まえ、世界中からの損害を賠償させないとこのような愉快犯は後を絶たないだろう。
8月12日(火) 靖国神社
まもなく8月15日、終戦の日がやってくる。この時期になると首相や閣僚の靖国神社参拝が話題になる。ご存知のように小泉首相は就任前8月15日に靖国神社に参拝すると公言していたが、昨年周辺国への配慮とか言って13日に参拝した。今年は春の大例祭に参拝しているから8月15日には行かないだろう。靖国神社は大東亜戦争の犠牲者のみならず維新の志士をはじめ国家のために尊い命を捧げた人をお祀りしているところである。どこの国にもそのような施設があり、毎年元首は参拝するし、国賓もそこへ行くのが礼儀である。ブッシュ大統領が来日した際に靖国神社へ参拝を希望したそうだが、腰抜けの外務省が遠慮したそうな、こと左様にわが日本では諸外国では当たり前の事が出来ないのである。それはご存知のように中国、韓国がイチャモンをつけてくるからである。中国の靖国神社に対する言い掛かりは内政干渉そのものである。中国の言い分はA級戦犯合祀がイカンと言っているのだが、次のような観点から全くおかしな話である。
1.A級戦犯と言うが、そもそも東京裁判そのものが、戦勝国が敗戦国を裁くと言ういわばリンチ同然の裁判でで国際法上から見てもおかしな話である。ドイツのニュルンベルグ裁判はユダヤ民族を抹殺しようとしたナチの犯罪を裁くものであり、それと同一に論じることは出来ない。
2.日本はサンフランシスコ平和条約締結後、昭和28年8月3日の衆議院本会議で「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が全会一致で可決されている。よって東京裁判でA級戦犯とみなされた人々も日本の国内法ではもはや犯罪者ではない、つまりA級戦犯なんぞ存在しないのである。
おかしいことに戦後昭和50年位までは毎年首相が参拝しても中国は何も言ってこなかったのである。その後中国共産党は一党独裁による国民の不満が自分たちに向けられるのを避けるため、戦争中の日本軍の悪さを強調して国民の関心をそちらに向ける国家戦略をとっている、その結果靖国問題や教科書問題が起きて来たのだと考えられる。
8月9日(土) 火事場泥棒
泥棒は勿論良くない、しかし火事場泥棒は人の不幸につけ込んだもっとも卑劣な犯罪で泥棒よりもっと悪い、と日本では言われてきた。しかし58年前国家としてこの火事場泥棒をやった国がある、昭和20年8月9日のソ連参戦である。そりゃぁ米英との密約とかいろいろあったであろう、だから100歩いや10、000歩くらい譲って参戦は仕方が無いとしよう。でも日本がポツダム宣言受諾後に攻め込んだ北方4島を不法占拠していまだに居座っているし、満州にいた日本軍兵士、数十万人をシベリアへ連行し強制労働をさせ、多くの人の命を奪った。これらは明らかに国際法違反でまさに火事場泥棒と呼ぶに相応しい蛮行である。
戦後日本は中国共産党が日本を弱体化させるために捏造したありもしない日本軍の蛮行をネタに謝罪を強制させられてきた、しかしこのソ連の蛮行は紛れもない事実であり、北方4島の不法占拠は今も続いている。ロシアへ北方4島の返還と、シベリア抑留の謝罪と補償を要求し続けなければならない。それまではあの国を火事場泥棒と呼ばなければならない。
8月8日(金) 歴史
最近非常にためになる歴史書を2つ読みました。2冊といわず2つと言ったのは1冊は、「新歴史の真実」前野徹著(経済界)ですが、もうひとつは岡崎久彦氏のホームページに載っている、「百年の遺産ー日本近代外交史」(http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/hyakuisanfront.html)です。後者は昨年産経新聞に掲載されたものですが、産経新聞愛読者として見逃していました。両方とも日本の歴史を真正面から曇りのない目で史実に基づいて書かれており、これを読むと今の教科書や世間一般に言われている日本や日本軍がアジアに侵略し悪いことをしたと言うのが、いかにまやかしであり事実に反しているかがはっきりします。そして日本をこのようにしたのはアメリカの占領政策と冷戦時代に日本の弱体化を図ったソ連をはじめとした共産勢力とそれに呼応した日本の左翼勢力、及び左翼マスコミです。
でも疑い深い人は言うでしょう、お前の読んだ2つが間違っていない証拠はあるのかと。確かにワシは本を読んだだけです、しかしどう考えてもこちらのほうが納得いきます。でも日本人の戦後の誤った歴史観を正すために政府が「近代史調査委員会」みたいなものを早急に作り事実をはっきりさせるべきだと思います。そりゃぁ委員会のメンバー選出は揉めるでしょう、でも事実というか真実は1つです、仮に左翼が入っていても歴然たる事実の前に彼らに勝ち目はありません。これをやるにはもう余り時間がありません、終戦から58年が経ち生き証人は少なくなる一方ですから。そして歴史の事実を踏まえ、国内外に日本の立場を鮮明にし、主張すべきところは主張し、反省謝罪すべきところは謝罪して、初めて真の独立国として国際社会の一員になれるのだと思います。
8月6日(水) 原爆の日
今日は第58回目の原爆記念日、広島の原爆で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると同時に二度とこのような悲劇が起きないことを願います。広島の原爆記念碑には確か「安らかに眠って下さい、二度と過ちは犯しません」と書かれていたような気がします。
原爆に関して言いたいことが二つあります。一つはこれはアメリカがなんと言おうが東京大空襲と共に非戦闘員に対する大量虐殺に他ならない。アメリカは過去はもちろん未来永劫にその事を謝罪はしないだろう、それが国際社会の常識と言うものだ、と言うか日本みたいにいつまでも戦争中の出来事、それも南京虐殺など有りもしない事にまで謝罪する国は世界中どこを探しても有り得ない。もちろん今も今後も日米関係は重要である、しかしこのことは歴史認識として忘れてはならない。
二つ目は左翼の連中のみならず、ごく普通の日本人も「日本は唯一の被爆国なのだから、核兵器には絶対に反対」と言うことを当たり前のように思っているが、これはおかしい。アメリカだけでなく日本に友好的でないロシア、中国は既に核武装しているし、最も反日的な北朝鮮までが核武装しようとしているのだ。広島の犠牲者に誓った「2度とこの過ちは犯しません」と言う誓いが北朝鮮がテポドンに核を積んでくればお終いなのである。そりゃぁわかるよ、「核を持っていない国には核攻撃はしない」だろうと言う考え、でもそれは「義」を重んじる日本人だけが考えるの武士道の精神、金正日のみならず外国人には通用しない。
核兵器には抑止力と言うものが有ります。北が日本を核攻撃した場合、報復として自分も核攻撃されるとわかっていれば攻撃はしません。冷戦時代、いや長崎以降核兵器が実際に使われなかったのは、この抑止力のためです。日本は今はアメリカの核の傘に入っているし、ブッシュ大統領も「日本への攻撃はアメリカへの攻撃とみなす」と言っている。しかしそれはそうすることが現時点ではアメリカの国益となるからである。でも世界情勢が変わり日本防衛が国益とならないなら、アメリカの若者が血を流してまで日本を守らないのは当然のことであろう。独立国家として自分の国は自分で守ると言うごく当たり前のことが出来なければいつまでたってもアメリカの属国であり、北朝鮮や中国にやりたい放題やられるだけである。ワシは何も今すぐ日本も核武装しろとは言わない、しかし核武装も視野に入れて真剣に国の安全保障を考えることこそが広島の犠牲者や国のために命を捧げてくれた戦没者のご恩に報いることだと思う。
8月5日(火) 開襟シャツ
暑い!誰だぁ「暑くならないと夏らしくない」なんて言ってた奴は。まぁでもこの高温多湿のお蔭で日本ではおいしいお米が出来る訳で、暑さくらい我慢しないといけない。幸いワシは日中はほとんどオフィスの中だから本当に辛いのは朝の東西線に乗っている間だけだ。又我が社では夏の間はノーネクタイでいいので半袖シャツにノーネクタイだからずいぶんと楽である。
今朝もうだるような暑さの中、駅のホームで観察すると、いるんだね10人中2,3人は、ネクタイを締め上着まで着ている御仁が。そりゃぁ暑さの感じ方には個人差があるし、それぞれの会社の方針や、個人のポリシーがあるだろうからこれは別に良い悪いの問題ではないのだが、この季節に上着にネクタイでは見ている方が暑苦しい。よく言われているようにこの背広にネクタイと言う男のスタイルは夏でも涼しい英国で出来上がったものだ。それをこの高温多湿の日本の夏に金科玉条のごとく守る必要は全くないと思う。だって背広を考案した英国紳士もよく映画なんかで見るけど、エジプトやインド、マレーシアなどの植民地では開襟シャツを着ていたじゃない。この背広に固執する人種が多いせいか、冷房がきつすぎる場所が多く、うっかり半袖上着無しでいるとひどい目に合う場合もある。そのためワシは知らないところへ出かける場合、防寒用に上着を持ち歩くこともある。省資源が叫ばれていると言うのに全く無駄なことだ。
もうずいぶん前の話だが省エネルックとか称して半袖の背広にネクタイというなんとも異様なスタイルが考案され、羽田さん(当時の首相だったかな?)が着ていたのがTVで放送されていたが、ありゃぁおかしいよ、恐らくアパレル業界の陰謀だっただろうがあんなもん売れるわきゃぁない。あんな格好をしなくとも昔の開襟シャツで十分である。でもサラリーマンはエライ人が上着にネクタイだと下の者や、特に営業さんなどはなかなかノーネクタイとはいかないだろう。要は小泉総理あたりが言い出し、自治体の長や、経団連、日経連を巻き込んでエライ人たちがこぞって夏は上着なし、開襟シャツで過ごして、「日本は6月−9月は上着なし、ノーネクタイでも失礼には当たらない」と宣言すれば済む事だ。構造改革やサマータイムよりよっぽど簡単だろうに。でもこれはなかなか実現しないだろうなぁ、だって政治家や経団連、日経連のおエライさん達は黒塗りのお車が迎えに来て、地獄のラッシュも、炎天下の外回りも関係ないもんな。
8月4日(月) 新幹線を売ってはいけない
北京−上海間の新しい鉄道建設に際してドイツのリニア方式に対抗して日本の新幹線を売り込むために扇国土交通大臣が訪中している。しかもこれに関して円借款まで用意して必死の売込みらしいが、一方のJR東海は技術が流出するだけで、日本企業が儲からないのではと消極的である。ワシは中国への新幹線売込みには反対である。
新幹線は我が国が世界の誇る鉄道技術の粋を集めている、ところが中国と言えばご存知のように不法コピー天国、もともと中国人にはライセンスとか著作権とか言う概念そのものがないのだから罪の意識もなしにやり放題なのである。新幹線に関して中国が欲しがっているのは車両や建設土木技術ではなく、自分たちでは到底持てそうもない信号や運用システムなどの技術である。この肝心要の技術を渡せば、そっくりパクられて今後中国国内の他の路線や東南アジア、いや世界中に安い値段で新幹線を売り込まれてしまう。総額2兆円とも言われる今回のビジネスだが、あのしたたかな中国である、全額発注するわけはない、その内の美味しいところだけつまみ食いにするつもりだろう。
そりゃぁ日本だって明治維新や終戦後は欧米から技術導入を行なった、そしてそれ手本にして安く、品質のいい工業製品で世界を席巻した。しかしそれは単なるコピーではない、NHKのプロジェクトXで紹介されているように先人たちの血の滲む様な努力の結果なのである。それに日本は最初は頭を下げて諸外国から教えを請うたのである。
たまたま今朝の産経新聞に載っていた石原慎太郎先生の「日本よ」に面白いことが書かれていた。その昔日本は遣隋使、遣唐使を派遣して中国から多くのものを学んだが、毎回国家が調達した砂金を持っていって教えを請うたそうだ。司馬遼太郎先生に言わせれば、他国の進んだ文化学び取るのに正当に金銭を払ってしたのは世界で日本人だけだそうな。今回も中国が頭を下げて来たのならともかく、こちらから円借款、つまり資金まで用意して売り込むことはない。
日中友好も大事だろうが、そもそも日本はこれまで中国に膨大な額のODAで援助をしている、それなのに中国政府はそのことを国民にちゃんと知らせず、いたずらに反日政策をとったり靖国問題や教科書問題で内政干渉をしてくる、決して友好な態度を取っていないのだ。自分たちは核武装した世界第2の軍事費を使う軍事大国なのに二言目には日本に軍国主義が復活だとか、日本が軍事大国だとかいい加減なことを言う。それに相変わらず増えている密航者や犯罪者、いい加減にしてくれ。「日本は新幹線を輸出し、中国は犯罪者を輸出する」と言う構図だけは絶対に止めて欲しい。
8月3日(日) 渋谷
昨日渋谷のホテルで友人の子息の結婚式に招かれ何年振りかに渋谷を訪れました。近頃例の小学生監禁事件などでいろいろ報道されている渋谷ですが、ワシの行ったホテルは246沿いにあり、こましゃくれたガキ共に遭う事もなく帰宅の途についた。地下鉄銀座線に乗る前に小用を足そうとトイレを探したが見当たらない。それほどの緊急事態ではなかったが、やはり地下鉄に乗る前に行っておこうと思いトイレ探しを始めた。普段の通勤路である、東京駅周辺ならいたるところにトイレがあるのだが、渋谷駅の地下鉄銀座線、東急東横線、JR線界隈を歩き回ったが、なかなかトイレが見つからない。時間にして10分くらい歩き回っただろうか、ワシは駅などの公共施設や商業施設でトイレを探すことに関しては名人級だと家人に言われているのだが、渋谷駅ではとうとう探し出すことはできなかった。仕方がなく日本橋まで我慢しようと思い、銀座線に乗る際に駅員がいたので聞いてみたら、昔は結構あったトイレが何故か今は無くなり、今は結構遠いところまで行かないとないとの話しだった。さすがになぜ無くなったかまでは追求しなかったが、渋谷に群がるガキ共に関係するのだろうか?全くもって不便なところだ。
話は変わるが、7月2日に玄界灘で「第十八光洋丸」という日本の漁船が韓国の貨物船に衝突されて沈没、1人死亡、6人が行方不明という今年になって最大の海難事故が起きている。韓国船は救助もせず立ち去り、いわば当て逃げだった。そしてこの4日後にこの漁船の乗組員を捜索していた水産庁の「からしま」と言う船が又韓国船に衝突され沈没している。「からしま」の場合は幸い乗組員は全員救助されたが、どちらも状況から見て韓国の貨物船が悪いのは明らかだが、いまだに韓国側は一切の謝罪をしていない。問題はこの事故と言うか事件を日本のマスコミはほとんど報道していないことだ。
2年前にハワイ沖で起きた「えひめ丸」のときを思い起こして欲しい。あの時は相手がアメリカの原潜ということもあってかマスコミは異常なほどの反応をした。おまけに当事の森首相が事故の第一報を聞きながらゴルフのラウンドを続けたことまで問題視されブーイングの嵐だった。まぁ、このマスコミ報道のおかげでアメリカはブッシュ大統領も謝罪したし、その後被害者の家族と米海軍は補償問題で和解し、ワルド艦長が宇和島を訪れて謝罪をしている。アメリカ海軍の事故後の対応は評価していいと思う。
高校生も漁船乗組員も貴重な人命であることに変わりはないはずだ、アメリカ海軍の原潜が水産高校の練習船に衝突したことと、貨物船が漁船に当て逃げしたことにどれほどの違いがあると言うのだろうか、マスコミはこの事件をもっと報道していまだに謝罪すらしていない韓国側を糾弾すべきだ。なぜ相手が韓国・北朝鮮・中国だと遠慮するのか、「たまちゃん」報道よりこちらの方が大事だとは思わないのか、全く腹立たしい。下のURLにこの事件のことがいろいろ書かれているので参照して下さい。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1983/
7月31日(木) 東大寺
若い頃と言うか、ほんの数年前までワシは外国にかぶれていた。もう30年くらい前になるが初めてヨーロッパへ行ってパリのノートルダム寺院とバチカンのサンピエトロ寺院を見た時はたまげた。ワシは母親が熱心なクリスチャンであったため幼い頃よりキリスト教史観が植えつけられていたこともあって、いやぁすばらしい、こんなものを作ったなんて、さすが西洋人というかキリスト教徒は優れていると単純に感激した。
しかし歳をとるにつれ、日本の良さがわかるようになってきた、いまや全てにおいて洋式より和式を好む(便器だけは例外)。又これは別の機会に詳しく書くが宗教に関しても長年親しんできたキリスト教に対して疑問を抱くようになった。そして先日初めて奈良東大寺を訪れて、その圧倒されるような世界最大の木造建造物をみて感激した。確かに石造りの西洋建築に比べれば見劣りする部分もあるが、何よりも凄いのは東大寺が作られたのは730年頃、片やノートルダム寺院は1200年頃、サンピエトロ寺院にいたっては1506年から1626年にかけて作られている。圧倒的に東大寺の方が古いのである。古いと言うことはその時代においては日本人の方が文化的にはるかに優れていたと言っても良いだろう。天平文化だけではなく、つい300年前の江戸も当時世界で最も文化的な町だったと言う見方もある。(名前は忘れたが日本人ではない外国人の見解)
長い歴史の中でマクロに見れば、日本は島国であり農業に適した気候風土のもと自給自足で世界最高水準の文化と世界に例のない礼節を重んじる国民性で繁栄した国家であった。江戸時代末期には西欧のキリスト教宣教に名を借りた侵略と産業革命の嵐に翻弄されたが、明治維新という偉業で短期間に西欧諸国に追いついた。しかしながら列強国の中で唯一の黄色人種に対する言われない差別というか、唯一の非白人・非キリスト教国である日本の台頭が面白くないアメリカをはじめ西欧列強から「石油を売らない」という経済戦争を仕掛けられ国家安全保障のために大東亜共栄圏を築かざるを得なかった。それが大東亜戦争であり日本は負けたがアジア諸国の独立を促したことは大いに評価されていい。
しかし戦後のアメリカの占領政策により戦前の日本の価値観、歴史観は全て悪とされ、その結果戦後50年、経済的には再び世界の大国になったが、国家の根底をなす価値観を失い政治的には三等国以下である。中国や南北朝鮮の顔を窺うような弱腰外交と決別してまともな国にならないと本当に日本は沈没する。
7月29日(火) 法隆寺
奈良へ行ったのは今回が生まれて初めてだった、何をおいても訪れたかったのは法隆寺だった。この地で聖徳太子が17条憲法を明文化したのが604年、これは今でも通用する立派な憲法と言うか考え方で、世界で初めての民主主義の概念と言われている。いやぁ実に立派なものだ。この当時ヨーロッパは未だ野蛮な暗黒の地であった、その後現代の民主主義の源と言われているイギリスのマグナカルタが制定されたのが1215年、実に600年も後のことだ。地理的に言って世界の端っこにあったため世界史の中への影響力はなかったが、事かように日本人と言うのは素晴らしい文化というか歴史を持っているのだ。
その法隆寺に佇み遥か1400年前の情景を目に浮かべながら今の日本の現状を思うと、情けなくてたまらなかった。戦後アメリカに押し付けられた憲法に変えて日本人の手で日本および世界に誇れる憲法を制定し、日本人が自信を取り戻し、この美しく、歴史と文化と伝統のある日本を守り繁栄させなければ、聖徳太子に顔向けができないと思う。
7月27日(日) 暴力
金曜の深夜にイラク支援法案が成立した、その委員会採決時の光景をTVで見ていて驚いた。ピンクのスーツを着た女性議員が土足のまま委員長の机に上がり、スカートの裾も気にせず委員長をガードしている大仁田とかいうプロレス出身の議員の頭を殴りつけている。ったくようやるワイ、又社民党のアホ議員かと思ったら、なんと自由党の森ゆう子とか言う議員らしい。そしてそのコメントがいい、「多数決は民主主義の原則だけど、これは多数決じゃない、数の暴力だ」と言う意味のことを言っていた。じゃぁ伺いますが、土足で机の上に上がり人の頭を殴りつけるのは「暴力」とは言わないのでしょうか?この法案に関して野党は廃案を目指している、つまりこれ以上いくら議論をしても埒があかない、そうなりゃ多数決に頼らざるを得ないのではないか、それが民主主義というものだ。しかし何回も見せつけられているこの採決のどたばた騒ぎ、これがわが国の国会かと思うと恥ずかしくてしょうがない。国会の委員会たって要は会議でしょ、普通の会社なら会議の前に時間を決めて議論をして時間が来たら多数決なり何らかの方法で結論を出すじゃない、どうして国会も時間を決めて議論ができないのかね。まぁ、この森とかいう女、選挙も近いことだし、格好のパフォーマンスの場と思ったんじゃないの、これで選挙区へ帰れば一躍時の人だからね。
7月25日(金) 北と南
昨日に引き続き土井たか子および社民党をはじめとした北朝鮮擁護派の糾弾である。下の数字は2000年に調べた数字であり少し古くて恐縮であるが北と南の国力を比較した数字である
◆南北朝鮮の国力比較
韓国 北朝鮮
人口 4600万人 2200万人
面積 9万9000 12万1000
平方キロメートル 平方キロメートル
国民総所得 3168億ドル 126億ドル
貿易総額 2256億ドル 14億ドル
石炭生産量 436万t 1860万t
発電量 2153億kW 170億kW
自動車生産数 195万台 6400台
道路総延長 8万7000km 2万3400km
穀物生産量 576万t 389万t
兵力 67万人 106万人
テレビ保有数 1500万台 105万台
北と南、同じ朝鮮民族で資質は同じだろう。南が特に天然資源に恵まれているわけじゃない、多少は気候が農業に適しているかもしれないがこの数字は誰が何と言おうが金日成のチェチェ思想なるものの大失敗で金親子2代で国を滅ぼしたとしか言い様がない。政治家土井たか子よ、秘書がやった悪事は知らないと言い張っても、このような基本的な事柄を知らないとは言わせない、それ知りながら「朝鮮革命と社会主義建設の偉業を輝かしい勝利に導かれ、朝鮮の自主的平和統一、アジアと世界の平和の為に類なき貢献をつくしておられる偉大な指導者金日成主席を私は心から尊敬し、万年長寿を祈り、今後の友誼を願って、私の発言を終えたいと存じます」と本気で言っているのならあなたはバカを通り越している、即刻選挙民に詫びて政治家を廃業すべし。
土井たか子よあなたは日本国の政治家ではないのか、日本の政治家なら何故反日を国是として日本を敵視し日本人を拉致し、日本から掠め取った技術と部品でミサイルを作りその照準を日本に向けている北朝鮮を礼賛擁護するのか国民全員に分かるように説明して欲しい。日本が朝鮮に侵略したとか、朝鮮を植民地にして迷惑をかけたとか言うのは全く理由にならない、そんなことを言うことは歴史を知らないことを自ら白状しているようなものである。要はあなた方はいまだにこの日本を社会主義にしたいのだろう、社会主義がまやかしだと言うのは北朝鮮の例を挙げるまでもなく自明の事である、過去の事は良い、土井たか子よお願いだから早く社民党と共に消え去りこれ以上日本を悪くしないでくれ。
7月24日(木) 李高順
あらかじめお断りしておくが、本日の内容はインターネットからのみ情報を得たもので100%の信憑性はない、がしかしワシはあり得る話だと思うし、この話を聞いてなるほどと思った。仮にこの話がインターネット上のデマだとしても、彼女の過去の言動から、そのようなデマが流れるのも当然であろう。
彼女とはご存知土井たか子社民党党首、インターネットで得た情報によると彼女は李高順という在日朝鮮人で、日本に帰化して土井たか子と名乗っている。彼女が政治家を志したのは、「祖国(北朝鮮)のためになりたい」のが理由だそうだ。又、土井たか子には姉がいて帰国事業で北へ渡り今は甥と姪がピョンヤンに住んで朝鮮労働党に所属している。従って土井たか子が北朝鮮擁護をするのは単に北から金が流れているだけではなく、北の擁護をしないと自分の親族の身に危険が及ぶ可能性もあるからだと言われている。
以上が大まかな内容である。最初に書いたように事の真偽はワシには分からないが同じインターネットで土井たか子の過去の発言を調べてみると、さもありなんというかその背景がよく理解できる。参考までに2,3引用させてもらうと、
『私はまた朝鮮労働党のわが党に対する長年の友誼について感謝し、私の尊敬するわが党の歴代委員長がお国を訪ねて、うち固めた両党友好と連帯の絆は限りなく強固であると思います』 (土井たか子:87年)
『朝鮮革命と社会主義建設の偉業を輝かしい勝利に導かれ、朝鮮の自主的平和統一、アジアと世界の平和の為に類なき貢献をつくしておられる偉大な指導者金日成主席を私は心から尊敬し、万年長寿を祈り、今後の友誼を願って、私の発言を終えたいと存じます』 (土井たか子:87年)
★昭和62年に土井たか子が北朝鮮を訪れた時の言葉
「月刊社会党」誌掲載(参考文献:週刊文春2002/11・13号)
『私たち日本社会党(現社民党)は、金日成主席の懸命な指導のもとに、朝鮮民主主義人民共和国の人民が社会主義建設でおさめている輝かしい成果を評価します。』
故・金日成主席との会見中に、金主席から「スケジュールはきつくありませんか。」とねぎらわれて、『いいえ、自分の家に帰ったようです。』
昨日も書いたが社民党は遅かれ早かれ消滅するだろう、が、唯一生き残る道が残っている。それは土井たか子が北朝鮮へ行き金正日に直談判して拉致被害者とその家族全員を連れて帰ることだ。
7月23日(水) 朗報、辻元清美逮捕
梅雨明け前だが3連休に休暇を足してちょっと早い一回目の夏休みを取り、鳥羽、伊勢神宮、奈良へ行って来ました。その間になんとも嬉しい出来事が起きました、ご存知の元社民党衆議院議員 辻元清美逮捕、それだけではない党首土井たか子の右腕と言われている元秘書の五島(本名 渡辺)昌子のおまけ付だった。事件の経緯はよく知られているので敢えて書きませんが、この辻本ってオンナ、国会で威勢のいい関西弁で小泉首相や鈴木宗男を追及して、一部の市民派などの間に人気があり、次回選挙で再出馬の噂もあったが実はとんでもない食わせ者です。今回の逮捕で政界復帰の目はないだろうから、この売国政治家を葬り去った警察当局に拍手を送りたい。
辻元のやった秘書給与の問題は確かに違法で処罰されてしかるべきだが、これをもって売国奴呼ばわりはしない。問題は辻元の北朝鮮擁護をはじめとする反日的活動と辻元の内縁の夫北川明というのが公安がマークしている元赤軍派であり、今回の詐欺事件の資金とのかかわりが考えられているからだ。
この辻元と元秘書の逮捕劇に関しての土井たか子の記者会見は居直りとしか言い様がない。これまで自民党議員の秘書の不祥事にはさんざん議員本人の辞任を迫ってきたことをまさかお忘れではあるまいが、自分のことに関しては責任を取るつもりはないらしい。土井が辞めれば次の選挙は戦えないというお家の事情があるみたいだが、まぁ遅かれ早かれこの朝鮮労働党日本支部みたいな政党は消滅するだろう。
7月18日(金) 覆面議員
岩手だかどこかの県会議員にグレートサスケと名乗るプロレスラーが覆面をしたまま選挙に出て当選、覆面をするのは選挙公約だとか言って議員活動も覆面をしたままで行っている。それに対して賛否が議論されわずかの差で覆面が認められたそうだ。まぁ選挙の結果であり、多数決による採決の結果だから仕方がないがワシは反対である。何ゆえ議員活動をするのに覆面が必要なのか全く理解できない。政治家としての信念・理念ではなく、単に覆面と言う奇抜な手段で選挙の話題と言うか知名度を得て当選を果たしたとか思えない。いやそうじゃないと言うなら覆面を外せばいいだろう。もうだいぶ前の話だが横山ノックが大阪知事になりその後セクハラ事件で失脚したが、政治家としての資質は二の次、たんに名前が売れているから、オモロそうだからといって投票する選挙民のレベルが低いのが最大の問題であろう。ワシは今、この手のことがまかり通るなら、そのうち「鞍馬天狗議員」「月光仮面議員」挙句の果ては「ウルトラマン議員」なんぞが当選して世界中の笑いものになるのではと心配している。
7月17日(木) イラク支援法案
イラクへ自衛隊を派遣する法案が衆議院を通過して参議院で審議されているが、これに反対する連中の言っている事が全く分からない。湾岸戦争で日本は膨大な戦費だけ出したがそれは全く評価されず、その後紆余曲折があったものの自衛隊が国連のPKO活動で海外へ行くことにより高い評価を得ていることは周知の事実だ。ようやく責任ある国際社会の一員として認めてもらったと言えよう。自衛隊の皆さんのご苦労には頭が下がります。
民主党の菅直人あたりは「危険だから文民を派遣せよ」なぞ訳の分からない事を言っている。「危険だからこそ訓練を受けて自己完結能力のある自衛隊を派遣すべきじゃないか」、そんなに文民にこだわるなら「民主党内からボランティアを募って行きます」くらい言うのならまだしも全く無責任極まりない。自民党でも野中広務という困った政治家がまるで自衛隊がイラク人民を殺しに行くような言い方で反対している。この野中って奴は北朝鮮の問題にしてもまるで腫物を触るように北へ気を遣っている。こんな男がちょっと前まで自民党幹事長と言う日本の最高権力者の一人であったとは驚くべき事だ。
又今日の新聞ではイラクへの自衛隊派遣は仮に法案が成立したとしても秋に予定されている総選挙の後になる可能性が高いと報じられている、その理由は万一イラクで自衛隊に死者が出たら選挙に影響があるからだそうだ。そりゃぁ今のイラクの情勢では何がおきるか分からない、でも大事な事はタイミングを逸せず国際社会の一員としての責任を果たすことで、自衛隊派遣を政争や選挙の道具にしてはならない。そんなことは派遣される自衛隊員の皆さんにとって大変失礼なことだと思う。
7月15日(火) 朝青龍
名古屋場所でいろいろ問題を起こしている朝青龍が休場した、同じモンゴル出身の旭鷲山との確執の真相は分からないが、どうもこの朝青龍って奴は気に入らない。何も日本の国技の相撲にモンゴル人だから、外国人だから駄目だと言っているのではない。野球が国技のアメリカでイチローや松井が受け入れられているのだからスポーツに国境はないと思っている。しかしだ、モンゴル相撲はどうか知らないが日本の相撲は単なる格闘技ではない、相撲道という精神を伴ったスポーツである。相撲に限らず日本の格闘技は剣道、柔道など「道」が付いているように、ただ勝てばいいという格闘技ではなく、その稽古・修行によって己自身を精神的に高め鍛えることを目的としているのである。よく言われる「心・技・体」はその順番どおり「心」が一番大切なのである。朝青龍にこのことが分かっているとは到底思えない、あんな力士を横綱にしたのが間違っている。そういやぁ昔、日本人でも双羽黒(北尾)って言うとんでもないのがいたなぁ。1回も優勝していないのにスター不在で困った相撲協会は内規を拡大解釈して横綱にしてしまった、その挙句、奴さん事もあろうに部屋のオカミさんを足蹴にして出て行ってしまった。その後プロレスに入ったらしいがどうなったかは知らない。「心」を備えていない横綱を作るとどうなるかのいい見本だ。
7月14日(月) 人権
近頃は良くしたもので、バンコクのホテルではNHKの放送がリアルタイムで放送されている。もちろん全てではないが、朝のニュースはずっとやっているので、時差の関係で現地時間の4時に目が覚めた後退屈しなくていい。よって長崎の少年の事件はリアルタイムで知らされていた。この事件を契機に少年法云々が議論されている。じゃぁ何歳まで引き下げればいいのだろうか?確かに難しい問題だ。この子供も母親が溺愛してほとんど何でも言い成りで育てたとか報道されているが、確かに子供を社会の一員に育てるのは親としての一番大事務めだ。某政治家の様に「親を市中引き回しの上打ち首」と言うのは言葉としては言い過ぎかもしれないが、単に親だけでなく社会全体への警鐘であろう。
ワシは腹が立つのはマスコミがこの事件に限らず人権を盾に犯人や加害者に気を遣い過ぎるのではないかという点である。人権というのは勿論尊重すべきだ、しかし人権として最も重要なものは「人間として生きる権利」ではないだろうか。その生きる権利を何の理由もなしに奪い取った加害者の人権をなぜそれほどまでに守る必要があるのか、そりゃぁ裁判で有罪が確定するまでは絶対に犯人とは言えないかもしれないが、この長崎の事件に限らず重大事件で犯人を腫れ物を扱うようにするのは被害者の側に立って考えるとあまりにも酷いと思う。
7月13日(日) バンコック
火曜日からタイのバンコックへ出張、土曜日の朝帰ってきた。タイもバンコックも初めてである。去年はテキサスのサン・アントニオ、一昨年はロンドンとウェールズのスウォンジーと言う具合にこのところ年に1回のペースで出張に行っている。ワシは若い頃から出張や観光で結構外国へは行ってきた方だ、昔は海外へ行くのは楽しみであり、行く際には事前に現地の情報を集め、観光・買い物・食べ歩きと精力的に動き回ってきたが、一昨年のロンドン辺りから様子が変わってきた。久し振り且つ50歳を過ぎてはじめての海外と言うこともあったのだろうか、ロンドンをはじめこの3回の出張共一応自由にできる時間はあったものの、事前の準備は何も無し、行き当たりばったりでお茶を濁してきた。そして今や海外出張は楽しみでなくむしろ苦痛と思えるようになってきた。
まず第一に飛行機は好きだが長時間のエコノミーのフライトにはもう耐えられない。今回のバンコックは飛行時間が6時間くらい、エコノミーではこれが限界だ。北米やヨーロッパ線のように12時間のエコノミーのフライトはいくら飛行機が好きなワシでも拷問と思えるようになってきた。わが社も昔はペイペイの平社員でも出張はビジネスを使えたが、古き良き時代か、、、で、今回のフライトで学んだことは飛行機から写真を撮るために窓際に座る場合は、出来る限り早めに空港へ行きチェックインしその際、747の場合は最後部の2人掛けの席か、ドアの横の前の座席がない席、ここを確保するのが唯一の防衛策である。ここなら前立腺肥大で頻尿のワシでも気楽に酒やビールを飲める。
そして次が食事、昔は外国へ行ってその国の料理を食べるのが楽しみであり、高くてまずい日本食レストランへ行く人の気が知れなかった。なぜ現地の美味いものをいろいろ試さないのかとバカにしていた。ところがこのごろワシはどこへ行っても会社の公式なディナーや付き合いで止むを得ない場合以外は日本食を探し回って食べている、なんと言う変わりようだろうか、自分でも呆れる。そうだね、まぁイタリアやフランス、北京、香港辺りならそんな気は起きないかもしれないが、それ以外の土地なら今後も迷わずそうするだろう。そりゃぁ現地の事情に精通し、こちらのわがままが言える気の置けないガイド役の人と一緒ならいいかも知れないが、ガイドブックを見て自分で探して行ったような店で現地語、あるいは英語のメニューでオーダーしてもろくな事はない。
でもワシとしてはこのように外国旅行に魅力を感じなくなったのに反比例して、あらゆる面で日本の良さをしみじみと理解できるようになったので良かったと思っている。でも悲しいかな日本の伝統は失われていく傾向が強い、日本の良さを再認識し、日本人として生まれたことに誇りを持って生きていくようにするためにはまず、子供の教育から変えないと、、、言わずとしれた反日教育をしている日教組の解体からだ。
7月8日(火) いじめ
沖縄で起きた中学生の殺人事件、結局はいじめがエスカレートしたものらしい。そりゃぁわしらの子供の頃にもガキ大将やいじめられっ子はいたが、みんな限度と言うものを心得ていたし、それほど陰湿なものではなかった。なぜ近頃の子供はこれほど陰湿且つ残虐になったのだろうか。人間生まれた時は純真と言うか無垢なものである、それがこうなるのははやり親や社会、学校などの環境のせいである。いろいろな原因はあるだろうが、ワシが思うのはひとつは思いやりとか責任とか言うことをきちんと躾ない親や学校、あるいは親自身を含めてそんなことをしつこく言うのはダサイという風潮、そしてもうひとつはTVとTVゲームの影響が大きいと思う。いじめられ役が登場してそれをいじめて受けを狙う低俗なバラエティー番組、そしてTVゲームではどれだけ相手をいじめても、あるいは殺してしまっても、リセットで済んでしまう。やはり子供の頃からゲームのキャラクター相手ではなくもっと人間との付き合いを覚える必要がある。そしてそれにより社会の一員として育っていくのだと思う。
7月7日(月) 共産党より悪いもの
ちょっと前の話になるが、日本共産党が綱領を見直し、条件付ながら天皇制や日米安保、自衛隊を認めたそうだ。大臣をエサに釣られて、社会党が自民党と組んで村山内閣を作った時ほど驚きはしないが、何を今更と言う感じだ。そもそも共産主義なるものはベルリンの壁と共に崩壊したではないか、姑息な綱領見直しなどせず解党するのが筋ではないか。それよりなぜベルリンに壁が出来たのか考えてみればいい。共産主義の東ドイツは嫌だ、住みたくないと考え、西ベルリンに流出する人が多くなったため、それ防ぐために壁を作ったのではないか。そして壁を乗り越えるために多くの人が命を失った。共産主義者が言うように共産主義がそんなに素晴らしいものなら壁なんか要らない、つまり壁の崩壊ではなく壁を作った時点で共産主義の敗北が決まったのだ。
産経新聞で読んだのだが、フランスのクルトワ、ヴェルトの共著「共産主義黒書」によると、20世紀におけるナチズムによる犠牲者は2,500万人だが共産主義による犠牲者は1億人に達する書かれている。共産主義と言う名の独裁政権の下で、それに反対する自国民を粛清と言う名の下でこれだけ殺したのである。いまだに共産党を支持する連中はこのような事実に対してどうコメントするのだろうか。いや、日本共産党は違うと言うかもしれないが、そんな言葉に騙されてはいけない、共産党と言うのは一党独裁でないと成り立たないのは歴史を見れば明らかである。
今、共産主義国というのはは中国、キューバくらいだろうか、だが共産主義よりもっとひどい国がある、言わずと知れた北朝鮮である。いやそもそもあれは国じゃない。人さらい、テロ、麻薬密輸、偽札作り、これを国家の意思でやっている国を国と認めるつもりはない。ありゃ、規模の大きいオウムだと思っている。金正日を神と崇めるカルト集団である。いや正確に言うと、崇めているのはほんの一部の取り巻きだけ、多くの人民は洗脳され、自由を奪われ、密告の恐怖でものも言えず、飢えに苦しんでいるのである。人民は旅行どころか、住む場所さえも自由にならないのである。つまり金正日とその一派は国民全員を監獄に入れて自分達だけがいい目を見ているのである。一般信者からはお布施とか言って金をすべてむしり取り、脱会しようとしたら、脅し、リンチ、殺人、何でもありで、麻原とその取り巻きだけがいい目を見ていたあのオウムと一緒である。
北が望む核放棄の見返りの経済援助と、体制の保障、これは絶対に駄目である。それこそ奴らの思う壺、そんなことをしても北の人民の苦しみを救うどころか長引かせるだけである。金正日がいなくならない限り2200万人の北朝鮮の国民は救われないのである。韓国の太陽政策で何も解決しなかったことを肝に銘じるべきである。
7月6日(日) ジョダン?、冗談じゃない
戦後生まれのワシらにとって男女同権は当たり前で何の疑問もない。そりゃ確かに以前は企業において女性が不当な扱いをされていたことはあったかもしれないが、だいぶ前に出来た男女雇用機会均等法でもうそんなこともないはずだ。そうは言ってもやっぱり女性は不利だという事もあるであろうが、逆に女性ゆえに有利な面もある訳でお互い様であると思う。
ところが世の中には被害妄想というかおかしな事を言い出す連中がいるものである。一般的に「男女」とよく言われたり書かれたりしているが、「男女」というのは男が先で女が後、これでは依然として男性優位となるからこれを「女男」と改めよと言い張っている。ジョダン?ジョウダンならわかるが、日本語と言うものをどう考えているのだろう。男女というのは女性差別とか云々とは関係無しに昔から定着している言葉である。百人一首にもあるではないか、「筑波嶺の
峰より落つる男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」この男女川(みなのがわ)はいけないのであろうか。
これとは少し意味合いが違うが、確かに英語は「Ladies and Gentleman」、フランス語は「Madam
et Monsieur」と言う、これをもってやはり外国では女性を大切にしていると言う向きもあろうが、日本語でわざわざ「紳士、淑女の皆様」なんて言わんだろうに、普通は単に「皆様」だけである。これが文化の違いと言うものである。
この男女同権を盾に、大阪の太田府知事や以前の森山官房長官が大相撲の表彰式に女性という理由で土俵に上がらせてもらえないのは女性差別であると文句を言っているが、そんなことを言い張るのは女性の視野の狭さと言うか度量のなさを自分から露呈しているようなものである。土俵は神聖な場所、そこに女性を上げないのは差別ではなく伝統なのである。逆に世の中には男子禁制の場所がたくさんあるじゃないか、男女同権だからそこに男も入れろと文句を言う男はいるだろうか。(オカマはこの際無視しよう)例えば、伝統的に女だけの世界の宝塚、ここへ男を出さないのは差別であると文句を言っているのと同じである。
7月5日(土) みのもんた
人気タレント、司会者の「みのもんた」が代表取締役を勤めるニッコクという水道メーターの会社が談合の疑惑で家宅捜索を受けた。このみのもんたって、ワシは嫌いである。この男は相手が有名人や強い人間だと妙にへらへらするくせに、一般視聴者や弱い相手だとわざと高圧的な態度をとる。その高圧的な相手を叱り付けるような言動が人気を得て、昨年は推定4億6千万の高額所得者となっているのである。ところがこの疑惑が発覚したとたん、TV局からコソコソ逃げ隠れているらしい。そりゃ社長は名前だけかも知れないが、普段TVであれだけ威勢のいい啖呵をきっているなら、経営者としてきちんと説明責任を果たせよな。
同じような司会者というかニュースキャスターの久米宏も嫌いである。こちらは高圧的な態度ではないが、何かにつけ人を小馬鹿にしたような言動が多い、お前はそんなに賢いのか。まぁテレ朝といえば朝日新聞系、お上のやることにいちゃもんをつけるのはしかたがないか。おまけに久米宏は何かにつけ自分は庶民の見方、庶民の代表といった言い方をする、でもあのヘラヘラ笑っている顔をみると、それは言葉だけ、久米宏も年収は数億円、庶民の気持ちはわかっていないと確信する。これを僻みととられても構わん。
7月3日(木) スポーツ番組
先週の土曜日、民放のデーゲーム中継の阪神−横浜戦、一回の放送延長もなく、同点にされた阪神の9回の表の攻撃中、「残念ながら放送時間がなくなりました」でブッチン、非常に腹が立ったが、2日の夜の巨人vs広島戦でも途中でプッツン。まぁ結果を見たら巨人が逆転したので見ないほうが良かったかも。ことかように、いくら接戦でもNHK以外は多少の延長があっても最後まで放送しない場合が多い。ゴルフでも生中継の場合は最後まで放送しない場合がある。そりゃぁわかるよ、ナイター後の放送を楽しみにしている人も多いし。スポンサーとのしがらみ、契約の問題もあるだろうから。でもスポーツは最後の結果というか勝負が決まる場面を放送してなんぼのものではないか。
アメリカの場合はこんなことはまず起こらないそうだ。まず、スポーツはスポーツ専門の局が放送する、そして番組時間内に勝負がつかない場合は、次の番組時間に食い込ませて放送する。次の番組もスポーツ番組だがスポーツは決着が付く場面が重要であって、試合の前半は放送できなくても問題がない。得点シーンなどは後から録画したものを放送すれば良い。
なんと合理的な考えだろうか!日本も早くこうなることを望む。
7月2日(水) t・A・T・u
なんなんだぁ、タトゥーとやらいうロシアの小娘達は、ニュースを見てタトゥー、タトゥーって言うからてっきりあの小娘が「刺青」をしているのかと思ったらそうじゃない、t・A・T・uって言う名前の、今流行のロシアの17歳の2人組み歌手、つうこたぁ、ロシア版ピンクレディか。なんでもこの2人組、テレ朝の生番組に出演してオープニングには顔を出したが、肝心の出番をすっぽかしたらしい。翌日の記者会見では悪びれる様子もなく、「自分達だけの番組ではなかった」とか「イメージに合わない」とか言ったとか。おまけに翌日に予定されていたイベントの出演もドタキャン、体調不良ならまだしも、その時間に銀ブラをしてカラオケで1曲歌っていた。
テレビのニュースを見る限り、いかにも生意気、わがままって感じのこの2人、一説によると取り巻きたちが話題性を高めるためにわざとやったとも言われているが、出演拒否というのは要するに契約違反、この契約がどうなっているかわからないが、テレ朝はまだギャラは払っていないらしい、払うどころか当然損害賠償を求めるべきではないか。プロの芸人ならちゃんと仕事をこなし、ユーザーというかお客を満足させてなんぼのものである。ワシはロシア人とはビジネスをしたことはないが、日ソ不可侵条約破り以来の癖は治っていないみたいだ。この2人、秋には又日本に来たいとか言って帰っていったが、こんなやつらをチヤホヤするとつけ上がるばかり、放っとくに限る。
7月1日(火) 日教組と文部省
資源がなく国土が狭い我が日本が世界第2のGNPを誇る経済大国になれたのは、言い換えれば今の我々の豊かな生活は、戦後の日本人の勤勉なる努力の結果であると思う。(本当に豊かであるかどうかは別のところで論じたいが、少なくとも数字の上では豊かである)特に技術大国として世界をリードしてこれたのは優秀な技術者がいたおかげである。今、日本の工業生産は人件費の安い東南アジア、特に中国にどんどんシフトしている、それゆえ我が国はこれまで以上に人的資源の充実を図ることが急務であり、それをしないと本当に中国に追い越されてしまう。人的資源の充実とはすなわち教育である。
ところが今の日本の教育の現状は見るも無残、この元凶は2つあり、ひとつは日教組、そしてもうひとつは文部省(今は文科省)だ。
まず日教組、この日教組が戦後の日本の教育に与えた弊害は枚挙にいとまがない。世界中どこを見渡しても自国の国歌を歌うな、国旗を揚げるななどと言う先生がいる国は日本だけである。まぁ日教組の悪事を言い出したらキリがないので又別の機会にするが、日教組の先生方は権利を主張する事はお見事だが、義務を果たす、言い換えれば働くことは苦手らしい。その結果として自分の権利は主張するが義務は果たさない子供が育ったとしても不思議はないだろう。
次は文科省、ここでは敢えて慣れ親しんだ文部省と呼ばせてもらう。今朝の産経新聞に今の日本の大学院生の学力低下は目を覆うばかりで、ここ数年はアメリカの有名な大学院へは軒並み入学を断られてほとんど入学出来ていない状態であると書かれていた。大学院生のみならず、小学生から高校生まで、全ての学力低下も良く耳にする。この傾向は文部省が打ち出した「ゆとり教育」が始まった頃から顕著に現れており、どうやら「ゆとり教育」の弊害と言えそうである。この「ゆとり教育」は学校の週休2日制や、指導要綱の見直し、大学入試科目の削減などからなっており、なんでもやり方によっては数学を受験しないで理科系の大学に入れるらしい。たしかに詰め込み過ぎの教育、受験のための教育にも弊害はあろう、しかし肝心の学力が低下したのでは何のための改革かと思う。
うがった見方かもしれないが、このゆとり教育、本音は先生方のゆとりのためではないだろうか?確かに今は普通のサラリーマンはほとんど週休2日制、日教組の先生方だけじゃなくとも土日休みたいのはわかるがね、今まで通り土曜日も教えてその代わり、こそこそ取っていた長い夏休みを堂々と取れるようにしたらどうだろうか。なんでも私立ではかなりの割合の学校が週休2日は採用しておらず、このままでは公立校と私立の差はますます広がるとも言われている。「ゆとり教育」で学力が低下したなら解決法は簡単、元に戻せばいい、でもそんな簡単な事こそ出来ないのだなぁ、お役人は。