撮影機材


カメラ    EOS 1Ds Mark II
35ミリフルサイズ、画素数1600万画素の現時点でのデジタル1眼レフの最強ウェポンです。飛行機撮影なら800万画素ながら連写性能に優れ1.3倍の画角の1D Mark IIのほうが向いているかもれませんが、私の場合飛行機写真もあくまで風景として捉えたいので35ミリフルサイズがどうしても欲しかったのです。確かに高価ですし、おそらく2年後には2000万画素くらいのコストパフォーマンスの良いMark III ? が出るでしょうが、PCでの取り扱いの観点からも1600万画素がひとつの限界かなとも考えています。望遠はともかく広角系のレンズを付けて撮った写真の隅々まで解像された写真に満足しています。
EOS Kiss DN
EOS デジタル1眼レフの入門機ですが、800万画素で、ノイズも少なく、小型軽量で使いやすい1台です。APS-Cサイズなので、
35ミリの1.6倍の画角となり、300mmが480mm相当になるので便利ですが、やはり1D系と比べると画素数の問題ではなく、
それなりの画質です。それとファインダーが小さいのがやはり使いにくいですね。ただ、普段持ち歩き、スナップ写真を撮るには最適です。
レンズ EF 100-400mm F4.5-5.6 L IS USM
飛行機写真の定番レンズです。1Dだと実際の焦点距離は 130-520mm となるため飛行機にはオールマイティに使えます。AFスピードが遅いと言う話も聞きますが、私はこの手のレンズは初めてなのでそれほど感じません。ISの効果は素晴らしいですが、その分バッテリーの消費が早いようです。
EF 24-70mm F2.8 L USM
標準系のズームレンズとして購入、発色、描写力ともさすがLレンズだけのことはあります。しかしその重さと大きさから気軽にスナップに使うには不向きです。でも1Dの大きさと重さとはバランスが取れていると思います。
EF 300mm F2.8 L IS USM
100-400の写りにはそこそこ満足していましたが、やはり暗いのと単焦点望遠を使いたくてこれにしました。数あるキャノンのEFレンズの中でも
評判の高いレンズです。ピントがビシっと合った時の解像度は素晴らしいものがあります。この重量なら短時間なら手持ち撮影も可能です。
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 II
EOS-Kiss DNとセットで買いました。軽くて手軽に使える標準ズームです。
EF 1.4X II   EF  2.0X II
1.4倍と2倍のテレコンバーターです。100-400に2.0XをつけるとAFも使えないし、画質も酷くなるが、それ以外の組み合わせなら
十分使えます。
三脚 撮影の際にもっとも気を付けなければいけないのはカメラブレだと思います。いくらAFの精度が良くても、あるいはマニュアルでピントを合わせたとしてもカメラがブレてしまったのでは何にもなりません。
GITZO G1349
GITZOの3型カーボン三脚、耐荷重12Kgなので、雲台 1.5Kg+EOS-1Ds II(1.55Kg)に将来EF500(約4Kg) を乗せても
大丈夫なスペックです。以前使っていたSLIKプロフェッショナル IIに比べて1Kgの重量アドバンテージが有り、これが何と
言ってもありがたい。4段の三脚ですが、私の身長(175cm)では3段だけで丁度良い高さになります。脚立を使って4段に
伸ばせば、2mの高さになります。
GITZO G1128 MK2
EOS-Kiss用にGITZOの小型カーボンを購入しました。カタログスペックではEOS 1Ds IIに24-70mmを付けても耐重量はクリアしています。実際に使ってみると記念写真などでは問題ありませんが、夜景で長時間露光の場合は風でブレます。
雲台 Wimberley Head WH-101
望遠レンズを付けて、飛びモノを追っかける場合に最適の雲台です。これまではKenkoのボール雲台を使っていましたが、どうしても動きが
不安定でした。このWimberkeyなら重量系レンズでも安心してターゲットを追尾出来ます。ただしサンニッパではレンズが負けています。
やはり500mmを導入したいですね。
GITZO G1370M
GITZO G1349用の雲台です。
GITZO G1178M
GITZO G1128用のボール雲台です。
ストロボ Canon SPEEDLITE 550EX
多機能、大光量のCanon純正ストロボです。いろいろ機能がありますが、普段はE-TTL自動調光で気軽に使っているだけで、十分使いこなしているとはいえません。最初は発光部を直接被写体に向けていましたが、距離が近いといくらE-TTL自動調光でも顔が白く飛んだりします、そのような場合は発光部を天井や壁に向けてバウンズ撮影が出来るので非常に楽にいい写真が取れます。将来はもう一台追加して多灯ストロボ撮影にもチャレンジしてみたいものです。
無線機 STANDARD  VR-500
空港周辺での航空写真の撮影には必需品です。このレシーバーはハンディタイプのアンテナでも家(浦安)からぎりぎりで羽田のATIS(空港の情報)が入感します。その日の風向きや視程、使用ランウェイなどを聞いてから出撃出来ます。成田の場合長距離便と短距離便では離陸の滑走距離や上昇角度が全く違いますが、タワーとの交信で便名がわかりますので、時刻表があれば離陸のポイントが予測出来、あわてないで済みます。
まぁ撮影だけでなく、パイロットに憧れていたオジサンとしてはパイロットと航空管制の交信を聞いているだけで楽しい。