Chicago: Hard to Say I'm Sorry 

 この曲って、結婚式の曲に使われるだけあってかなりロマンティックな雰囲気はあるのですが、どうもMarco。さんは雰囲気とは別のことをいつも考えてしまいます。確かにアメリカ人は、"I'm sorry"ってなかなか言いませんよねえ。ましてお金が絡んでると特にだと思います。赴任を終えて、日本へ帰るときには、「アメリカで稼いだ給料の税金はきちんと払いましたよー」という証明書(Sailing Permit)を発行してもらわなければなりません。そのためには、連邦税務局(IRS)へ行って、納税記録をチェックしてもらう必要があります。最近ではかなりコンピュータが発達しているので、通常の日本人はお金持ちが多いためか、問題になることはまずありません。しかし、IRSのコンピュータが壊れているか、入力ミスすることだってあるのです。「払ったハズの税金が記録に無い!」。キャンセルチェック(小切手の裏書き)をたどって南部の銀行を電話で脅して、やっとこさっとこ無くしたMonthly StatementをFAXしてもらってから、IRS係官に戦いを挑むと、かれはあっさりと、"We were sorry"と言いました。めでたし、めでたし。