鳩待峠〜 白尾山〜尾瀬沼へ
鳩待峠から 富士見峠、白尾山、皿伏山、大清水平を縦走し、尾瀬沼へ至るコース

 

●富士見小屋から先は、あまり視界のないアップダウンの繰り返しの連続。比較的地味なコースだが、静かな山旅をじっくり味わいたい人向き。
●シーズンに混雑を避けてあえて尾瀬ヶ原をバイパスするときなどは便利かも。
コースデータ
コ ー ス 鳩待峠 → 富士見峠 → 白尾山 → 皿伏山 → 大清水平 → 尾瀬沼
コースタイム 約6時間(休憩を除く。)
難 易 度 やや困難。 藪の中のだらだらとしたアップダウンの縦走。降雪時や霧の時は迷いやすい。
装   備 雨対策、防寒具、非常食、水分、帽子など。
靴は軽登山靴や登山靴など底がしっかりしたものがいいです。
余計なお世話 秋は熊が出るようです。複数で行動するか、歌など歌いながら。
コースマップ
各地点ガイド
富士見峠
 富士見峠は富士見小屋から東へ5分ほどのところにある。峠自体は樹木に囲まれて視界がない。峠から八木沢沿いに見晴・十字路へる分岐点がある。
 林道を20分ほど歩くと、マイクロウェーブ塔があり、すぐ近くにマイクロ湿原がある。
白尾山
 マイクロ湿原から約30分ほどアップダウンを繰り返して、白尾山(2,003m)に着く。この縦走コースでは唯一2,000mを越す山。ピークからは山の間から尾瀬沼が見える。
皿伏山
 白尾山から皿伏山へは藪の中のアップダウンの繰り返し。セン沢田代の小さな湿原を過ぎて、やや急な道を30分ほどで皿伏山(1,917m)。頂上からは視界なし。そこから一気に30分ほど下ると大清水平。
大清水平
 長時間藪の中を歩いてくると、こじんまりとした湿原が広く見える。大清水平ではワタスゲやニッコウキスゲ、レンゲツツジなどが見られる。あまり人がやってこない静かな湿原。
 ここから薄暗い樹林の斜面を下ると、尾瀬沼の畔に着く。