尾瀬沼 | 〜小淵沢田代〜大清水 |
黒い森の | 奥に広がる小淵沢湿原をたどるコース |
![]() ●ダイナミックさや絢爛さはないが、尾瀬沼の喧噪を避けて静かなひとときを味わえる。 |
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コースデータ | |||||||||||
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コースマップ | |||||||||||
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尾瀬沼 大江川湿原を沼山峠方面に向かって行くと右への分岐があり、道が森の中へ続いている。まぶしい陽光できらめく湿原から、突然鬱蒼とした樹林帯の斜面に入る。晴れた夏の日でも薄暗く、ひんやりとして、そして静かである。「黒い森」という表現がぴったりである。 このルートは雨が降ると、相当のぬかるみを覚悟しなければならない。なお、小淵沢田代への登りは、このルートのほか、長藏小屋付近から登るルートがあるが、こちらも樹林帯の若干急な斜面である。 |
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小淵沢田代 暗い森の斜面を50分ほど登ると、視界が開けて、こんなところにと思うほど意外なほどの広さの湿原が現れる。ワタスゲやニッコウキスゲが見られる。湿原から日光白根山の眺望あり。 |
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分岐点→ 奥鬼怒林道 小淵沢田代を過ぎて少し行くと、右への分岐点がある。このあたりは藪が深く、指導標がないと道が分かりにくい。知らずに、尾根道を進んでしまう。(なお、尾根道は進まないこと。黒岩山経由で帝釈山や鬼怒沼へ通じているが、どちらもかなりの長時間コースであり、道も分かりにくい熟練者向きのコース。) 分岐点を右に折れて、しばらくは緩やかな藪の道を下る。やがて斜面がきつくなり、崖のくだりとなる。ぬかるんだ崖もあり、雨の日は相当難儀する。小淵沢代から約40分ぐらいで小淵沢の林道にたどり着く。林道を30分ほど下ると、奥鬼怒林道の平坦な道に合流する。奥鬼怒林道は大清水から奥鬼怒へ抜ける車道であるが、一般車の通行は制限がある。小淵沢合流地点から約1時間奥鬼怒林道を歩いて、大清水休憩所に着く。 |