Ozegahara
The upper-layers swamp which is No. 1 in Japan. Hundreds of sorts of plants grow and it is dotted with about 1000 high-moor pond.

尾瀬ヶ原

尾瀬ヶ原は南北2km、東西6km、本州一の高層湿原。数百種の植物が生育し、約1千の池塘が点在します。
●平坦な木道の上を歩いて湿原を散策。体力を使うところはほとんどなし。鳩待峠に朝着いて山の鼻へ下りれば、尾瀬ヶ原を1周しても日帰りが可能。

コースタイム
鳩待峠  40分  山の鼻  45分  牛首分岐  30分  竜宮  30分  見晴・十字路
牛首分岐  45分  ヨッピ橋  10分  東電小屋  30分  三叉路  25分  見晴・十字路
※山の鼻研究見本園は1周15分
※ヨッピ橋〜竜宮は30分
※三叉路〜温泉小屋は30分
※温泉小屋〜平滑の滝は30分。温泉小屋〜三条の滝は60分(往復2時間)

高層湿原

 河川の下流域や合流地点、川が湖沼に流入する地点、途中で淀んだところなどに植物などが堆積し、高層化して高層湿原となったもの。ミズゴケが繁殖する条件がないと高層化しにくい。ミズゴケは夏の気温があまり高くなく、雨量の多いことが必要。本州の中部以北に多く、それも日本海側に多い。

 尾瀬ヶ原はいくつかの田代に分けて呼ばれます。
 ・上田代……山の鼻〜牛首分岐のあたり。池塘、浮島が多く見られる。
 ・中田代……牛首分岐〜竜宮付近までの三角地帯。
         ニッコウキスゲの大規模な群落のほか、各種草花の群落が見られる広い地域。
 ・下田代……竜宮〜十字路。燧ヶ岳の山懐に抱かれるように広がる広大な地域。
 ・ヨシッポリ田代……ヨッピ川沿いに展開する小さな田代。ニッコウキスゲの群落が美しい。
 ・赤田代……与作岳東麓と燧ヶ岳西麓に挟まれる小さな田代。
池塘(ちとう)

水がたまった窪地の周囲にミズゴケの泥炭層が堆積して、 その結果、水がどんどん深くたまっていって形成された。
 山の鼻と牛首の間では、大小の多くの池塘を目にすることができる。
 写真は山の鼻から20分ほど歩いたあたりの池塘群で撮影。
浮島(うきしま)

浮島は泥炭層が、風などで岸から切り離されて 浮き上がり、風の強い日などはゆらゆら水面を漂う。(写真は竜宮十字路付近)

 

 

ミズバショウとニッコウキスゲ

 早春のミズバショウと初夏のニッコウキスゲは尾瀬を彩る代表的な花。尾瀬が一番賑わう時期でもあります。

※尾瀬の草花図鑑をご覧ください。→ 草花図鑑

 

尾瀬の山小屋    十字路には6軒の山小屋が建っています。


尾瀬の橋
ヨッピのつり橋
 ヨシッポリ田代のヨッピ川にかかるつり橋 
尾瀬ヶ原橋
 温泉小屋〜十字路分岐から東電小屋へ向かう途中、只見川にかかる橋
六兵衛堀
 六兵衛田代、沼尻川にかかる橋。福島県と群馬県の県境。
渋沢大橋
 燧裏林道の渋沢にかかるつり橋。尾瀬では大きな橋。