初めまして。これからお話することは私の家で起きている不可思議なことです。
私の家は普通の府営住宅なんですが、時々不可思議なことが起こります。
今回はそのうちのいくつかをお話したいと思います。
あれは、私が大学生の頃です(たぶん、4年程前)。真夏の暑い日のことでした、真夜中にふと何
とも言えないいやーな空気を感じて目が覚めました。 すると突然台所の方から「何かが来る」と感
じました。すっごく嫌な予感がした私はとっさに目をつぶりました。私が目をつぶったと同時に台
所から何かがはってくる音が聞こえました。 「ずーっ・ずーっ・ずーっ・・・」と。 その音がだん
だんと私の側に近づいて来るんです。私は絶対に目を開けてはいけないと思い必死で目を閉じてい
ました。でも、何故か見えてしまったんです。「それ」が。髪の長い冬のセーラー服を着た少女が
肘をついて、匍匐前進のように進んで来るんです。 やがて、音は私の寝ているすぐ近くで止まりま
した。しばらくの間(実際は1、2秒だと思います)静寂がありました。が、次の瞬間「ずっ、ず
っ、ずっ」と音の感覚が短くなったかと思うと、私の耳元に冷たい空気が触れました。 「いやーっ
!!」と思った瞬間、私の耳に「先輩、先輩」と少女はささやきました。その後すぐ少女の気配は
なくなりました。 気配がなくなって目を開けたとき、私はびっしょりと冷や汗で濡れていました。
真夏だったのに。余談ですが、私の通っていた中学も高校もセーラー服ではなかったので全く少女と
は関係はないはずなんですが・・・
さて、次の話はつい先日の話です。私の家には彼氏がよく週末泊まりに来るのですが、その彼氏が体験した話です。
その日は母が仕事でいなかった為、家にいるのは私と父と彼氏だけでした。12時過ぎにみんな眠りについたのですが、
彼氏はなんだか嫌な空気を感じてなかなか寝付けなかったそうです。それでも目だけはつぶっていたそうなんですが、ふと
枕元に人の気配を感じたそうです。誰かに覗き込まれているような・・・・・
一瞬私が寝付けなくて見に来たのかなと思ったらしく、一緒に起きていようと思って目を開けたそうです。
しかし、目を開けた彼氏が見た者はもちろん私ではありませんでした。おかっぱ頭をした女の子が真っ白い顔をして冷たい
目を彼氏に向けていたそうです。彼氏はそれまで心霊体験は全くなかったのでとにかく動転したそうです。
(一応、前からうちの家には何かいるよ・・・と話はしておいたのですが。)
気が動転していて目を閉じることが出来なかったそうです。しばらく女の子と見つめ合っていたのち、その女の子は
かき消すように居なくなったそうです。
この事があってから聞いた話ですが、確かにその日はなんだかみんな寝付きが悪かったようです。
彼氏のすぐ横に寝ていた父もそれ以前に全然寝付けなくて違う部屋に行って朝までテレビを見ていたと言います。
私は悪夢にうなされていました。
さて、この話には後日談があるのですが、どうやら彼氏はその女の子を自宅に連れ帰ってしまったようなのです。
彼氏も両親と同居なのですが、その日以来彼氏が仕事にいっていて誰も彼氏の部屋にいないはずなのに、誰かが物
を動かしたり、歩き回ったりする音が聞こえると彼氏の親から苦情が出ているそうです。それも毎日のように。
私の自宅に係わる話はまだありますが、今回はこれで終わらせて頂きたいと思います。
豊中市に、以前住んでいた事があります。
3ヶ月ほど・・・
私がいた所とさほど離れていないようですが、私が何故3ヶ月ほどしか居なかったのか、お話しますね。
大阪の北摂は竹薮やぶだったそうですが、1970年の万博博覧会で、新御堂や住宅に変わっていったそうです。
もともと、竹薮の場所はさほど問題はないのですが、ゴルフ場近くや(この辺りの人しか解らないかもしれませんが)新御堂から新千里
に入る場所などは、ため池だったそうです。そういう場所は、霊が溜まりやすく、あの辺りでの目撃情報はすっごく多いんです。
私がピーコック近くに引越ししたのは、主人の会社から「ここに入ってください。」と、社宅代わりに使われているらしい5階建ての
マンションでした。 引越し当日、一度も見に行かなかったので、どんな所かワクワクしていたのに、マンションを見たとたん「まじ!!」
と思ってしまいました。 そこは霊がウジャウジャ溜まっている場所からは少し離れてはいたのですが、通り道になっていました。・・・。
入れ替わり立ち代わりと毎日毎日・・・。 とどまるのも居たし・・・
それで住んでいられなくなったので、出てしまいました。
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