「老婆が出る」とか結構有名な「旧本坂トンネル」ですが・・
実際はそんなことおこらないです
(とおもう)
普通に「静岡県」側から「旧本坂」に向かっていくと何も起こらずに
緊張感だけがのこるだけのただの
「肝試し」になってしまいます。
何が言いたいのかというと「愛知県側」から「旧本坂」にむかうと起こるのです
事実僕自身怖い目にあってます。
詳しく話しますと・・
その日は雨でした。 薄暗く。 時間は午前1時。
本坂トンネルにちかずくにつれ
蒸し暑く、霧が深くなってきました。
そのとき兄貴が「いま看板があったけど、
ひとがうつってたぜ。こっちをみていた」と。
「うそ??絵かなんかでしょ」ときいても
「いや本当」と。「何か」を暗示していたようです・・
しばらくして「旧本坂」へと続く分かれ道にさしかかったときでした。
兄貴が「今度は反対側(つまり愛知県側)からいってみようぜ」と言い出したんです。
「そうだね。おもしろそうだな」といってしまいました。 後々後悔しましたが、、、。
くねくね曲がった道。たびたび後ろを振り返ったりして周囲を見回していました。 ただただ暗黒。
「漆黒の闇」まさに不気味で何かが出そうです。
何か暗黒に吸い込まれそう、そんな感じがしてきました。
油断したら何者かがおそいかかってきそうな、、、。
しばらくして兄貴が「足が熱い。」と言い出したんです。まるでアクセルを踏むのを阻止しようと何者かがしているような感じだったそうです。
それでもここで止まってしまう訳にも行かず、前進をしていました。
そしていよいよ「トンネル」との対峙。
いつもどうり、どこにでもあるようなトンネル、、、。だとおもっていました。
しかし対向車も無く、
やけに静かなトンネル内。聞こえるのはエンジン音だけ。
・・・だけではなかったんです!!
エンジン音に混じって 声とも音ともとれぬ、かほそい音。
「兄貴エンジンきってくれ!」とトンネル内でエンジンを切ってもらいました。
その「音」ははっきりと聞こえませんでしたが、確かに何かが聞こえます。
おもわず怖くなって寒気がしました。
「なにかがいる。」とだんだん怖くなってきました。
霊感よわいからかもしれませんが、見える人には
はっきりとその者の姿が見えるかもしれませんが、私には全く
姿は見ることが出来ませんでした。
しかし怖くなって急いでエンジンを掛けて家路についたとき、突然
眠気が襲い、ウトウトしていてしまいました。
ハッとして目が覚めると目の前のフロントガラスになんとなく自分の姿、、、いや別人が!!!
いまだ誰だったのかわかわかりませんが、とても怖かった実話です。
肝試ししてお土産にお持ち帰りでもしたのかな?
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