長野県松本市ルイさん提供
場所長野県松本市内の個人宅にて

最近、自分の部屋で変な事が起こっています。 3ヶ月ほど前に、夜眠ろうとすると、誰かに見られてる気がしました。その日は気にせず眠りにつきましたが、3日後の深夜3時頃、変な夢を見て目を覚ましました。  ふと天井に目をやると、天井に目が・・・・・。そのことに気付いた次の瞬間、いきなりふすまが開き、誰かが入って来ました。  しかし、入ってきた気配はあるものの姿は見えず、金縛りが全身を襲い、シーンとした部屋に恐怖に震えました。 僕は、天井の目を朝になるまで見続け、疲れと疲労でいつのまにか、眠っていました。  この日は金縛りがなかったので、その場から逃げ出し、急いで家に帰りました。 自分の部屋に入ろうとドアを開け、部屋に入った瞬間、体が硬直してしまいました。目の前にボーっとぼやけて見えないが、目と口だけがハッキリと見る男が、部屋の中を歩きまわっていました。
 恐怖に耐えられず、部屋から逃げ出そうとしましたが、いつのまにかドアは締まっていて、ノブを回してもドアが開きません。
 背中に気配を感じると、男が僕の方へ迫ってきています。 恐怖で頭が混乱していた僕は、とっさに持っていたサインペンで、覚えたての守りの魔法陣を書きました。男にもし、近づかれでもしたら、生きていられない様な気がして、もう必死でした。
 魔法陣を書き終え、後ろを振り向くと、男がスーッと消えていきました。僕は緊張感がとけ、その場に倒れ、朝まで眠ってしまいました。

それから二ヶ月後、なにもない日が過ぎました。壁に書いた魔法陣を消しておこうと思い、拭き消しました。
 次の日、魔法陣を調べに図書館へ行き、守りの魔法陣を見つけました。今思えば、この魔法陣をメモしておいて、良かったと思います。なぜならその日に、また天井に目と口が現れたのです。 襖がゆっくりと開き、あの男が立っていました。そして僕の方に近づいてきました。しかし様子がおかしいのです。途中で立ち止まり、テーブルの方を見ているようです。
「めっメモ帳だ!」メモをしておいた魔法陣を、男に目掛け投げつけました。すると、男はパッと消えてしまい、それ以来姿を見せなくなりました。しかし、天井の目は未だに出ています。

なぜ、このような事が起こったのでしょうか。心当たりはありませんか? 部屋に出てきているのか、貴方自身に出てきているのか、わかりませんが、なにか執着するものがある様ですね。最近変ったもの、変ったこと、思い当たる事を思い出す必要があるのではないでしょうか。