お、いきなり硬い話か、などと思わないでください。おちゃらけですから。
さて、道路交通法という法律があります。皆さん良くご存じのあれです。
お世話になりたくないのに、お世話になった方もたくさんおいでのことと思います。
(よけいなお世話?)
この法律に違反した者に対する取り締まりはとても厳しいものがあります。
反則金あるいは罰金、免停、免許取消。もっと厳しいと交通刑務所。
我らが法の番人とばかりに交通警邏隊とか称する連中が目を光らせています。
(後日こいつらをテーマにしますのでお楽しみに。)
私は、道路交通法に対して、あるいは交通警邏隊に対して文句を言っているのではありません。
これがなかったら、あるいは、彼らがいなかったらと思うとぞっとします。
むしろ感謝したい気持ちです。
感の良い方は、もうとっくの昔に落ちが読めていることでしょう。 いかがでしょう、今回のテーマである“労働基準法”は、同じ“法律”にも関わらず、 道路交通法とは扱われ方が全然違いますよねえ。道路交通法のように取り締まりが行われているとは思えません。 道路交通法のように取り締まる人間など見たことも聞いたこともありません。 皆さんはいかがですか。労働基準法に違反した労働を科せられたことはありませんか。
同じ“法律”なのにこのような差が生じるのは労働基準法に対して失礼です。 しかしこれから先、道路交通法の取り締まりを緩めることは大変怖いことになると思いますので、 この際、労働基準法の取り締まりを強化しましょう。
民事不介入はこの際置いといて、警察の労働監視隊という連中が各オフィスをお忍びで回ります。違反した経営者に対して、 その役職に応じた反則点が加算されます。反則金、罰金、免停、免許取消です。 社長から順に労働刑務所行きです。 ・・・やばい、あっという間に日本の世の中に経営者が一人もいなくなってしまいました。 サラリーマンの私は給料がもらえません。
・・・かわいそうな労働基準法。
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