ハロウィン(Halloween)はキリスト教の万聖節
(Hallowmas, All Saints' day)のイブで、
子供たちはかぼちゃの中身をくりぬき、目鼻口をくりぬいたちょうちん
(Jack-o'- lantern)を作り、
夜になると怪物の格好をして、近所の家を訪ね歩き、
「Trick or treat?」(いたづらされたい? いやなら接待して)
という決まり文句を言ってお菓子をもらうことになっています。
万聖節は諸聖人の日という。
カトリックでは聖人の祝日というものがあるのだが、
昔、その祝日が年間の半分以上を占めてしまったこともあるらしい。
今は五十日強らしいのだが、その祝日に含まれない
全ての聖人の祝日として当てられているらしい。
この日はケルト人の元日に当たるため、カトリックによる懐柔の方法の一つとして
祝日に仕立てたという話もある。
イギリスやアメリカで万聖節前夜を騒ぐのは、
つまりは大晦日の騒ぎをもう一度やっているようなものなのだろう。
■万聖節は11月1日。