memo



郵政民営化

[2004.11.06 : PRI]
郵便・郵貯・保険を三分割して民社化、
たばねる持ち株会社も設立。設立当初は国が100%出資?
さらに窓口業務を委託する窓口ネットワーク会社を設立

全部で5社になるわけだね。


■メリット
- コンビニ化
一等地の郵便局で、郵便事業だけじゃもったいないね。
コンビニにしてしまえ
- サービス向上
競争が生まれるから
- 特殊法人への財源を断つ
特殊法人って?(道路公団とか住宅金融公庫とか?)
- 郵便局が法人税免除だったが、民営化すれば徴収可能

■デメリット
- リストラ
- 地方の郵便局の廃止危機
- 国債のお得意様(15%程度買っている)がいなくなる



***

20: 名無しさんの冒険  2004/08/06(Fri) 21:56
改革の本丸「郵政民営化」
 小泉純一郎です。
 今週から、小泉改革の本丸である郵政三事業民営化の具体案を作るために、
経済財政諮問会議で集中審議をしています。
  全国どこにでも配達される郵便、郵便貯金、簡易保険、そして全国どこに
行っても身近にある郵便局など、郵政三事業は便利な、なくてはならないサ
ービスだと思います。
 いま、この郵政三事業には28万人の常勤の公務員と12万人の非常勤の
公務員が従事していますが、郵便、郵貯、簡保の事業は本当に公務員でなけ
ればできない仕事なのでしょうか?
 現に、貯金は銀行で、簡易保険は保険会社が同じようなサービスを提供し
ていますし、宅配便ができて、郵便と同様の事業をすでに民間企業が提供し
ています。
 民間企業は競争があるのでいつも新製品や新サービスを開発します。冷蔵
品の宅配や時間指定の宅配は、民間企業が先に始めて、あとから郵便が追い
かけて始めたんです。
 「民間にできることは民間に」という小泉内閣で進めている「官から民へ」
の改革の本丸とも言えるのが郵政三事業の民営化なのです。
 
21: 名無しさんの冒険  2004/08/06(Fri) 21:57
民営化するからといって、郵便局を廃止せよといっているのではありませ
んし、ましてや郵便事業を廃止しようというものでもありません。
 東京駅の駅前にも、大阪駅の駅前にも、名古屋駅の駅前にも、一等地に中
央郵便局がありますね。いまは一等地にあっても郵便事業にしか使えません
が、民営化すればもっといろいろな用途に使うことができるようになります。
 国鉄が民営化されて鉄道事業がなくなったでしょうか?電電公社が民営化
されて電話がなくなったでしょうか?むしろサービスはよくなったと思いま
す。郵政三事業を民営化したからといって三事業がなくなる心配などありま
せん。
 郵便貯金、簡易保険で積み立てられたお金の総額は350兆円にのぼりま
す。以前は、この資金を財政投融資の仕組みを使って、道路公団や住宅金融
公庫などの特殊法人の事業などに使ってきました。
 小泉内閣になって、特殊法人改革を徹底的に進めて、ほとんどの特殊法人
を廃止したり、民営化したり、統合して独立行政法人に改編してきました。
特殊法人改革は、財政投融資資金のお金の使い道の部分の改革ですが、郵政
民営化は、このお金の流れの元の部分からの改革なんです。
 昨年4月、郵政事業を公社化しました。民間出身の生田総裁のもとで、早
速、全国どこでも500円で配達する「ワンコイン小包」を始めたり、制服
の発注コストを半分以下にしたり、サービスもよくなったという声を耳にし
ます。
 
22: 名無しさんの冒険  2004/08/06(Fri) 21:57
金融、保険、物流、そして郵便局のネットワークがあるわけですから、民
営化すれば、もっとよいサービスが出てくると思います。郵便局は、法人税
などの税金を払っていませんが、民営化して、利益をあげれば、当然税金を
納めることになります。
 「官から民へ」の改革、皆さん賛成だと思います。ところが改革の具体論
になると反対がでてくる。特に郵政民営化は、今まで与党も野党も、皆反対
でした。自民党も野党も、特定郵便局長や郵政職員の支援が大事だったから
です。
 この反対にもかかわらず、改革を進めようとしているのが郵政民営化です。
民営化の方針はもう決まっています。総論ではなくて各論の段階に入ってい
るのです。
民営化によって国民へのサービスが低下しないように、
28万人いる職員の待遇にも配慮し、知恵を出しあってもらって、いい具体
案を作りたいと思っています。
 そして、来年の通常国会に民営化法案を提出し、平成19年4月から民営
化を実現します。
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