3/27■ Links
『弖爾乎波』
なんて読むかわかりますか?そうです。****です。
辞書によると、その、意味は、
『(点図の四隅が、それぞれ『*』『*』『*』『*』であったことから)昔のおおまかな品詞分類で、名詞・用言以外の称。(広義では助詞、活用語尾・接辞を含み、狭義では助辞のみを指す。』(新明解国語辞典(三省堂)
?。点図って?
『その・本(家・学統)で使うヲコト点を図示したもの。漢字一字を□で示し、その上や周辺に符号を記入し、読み方を説明する。(詳しく例示して本の形をとることが多い)(新明解国語辞典(三省堂)
余計にわからなくなってしまった・・・。もう1回、『****』で調べてみよう。
『日本語の助詞、助動詞の総称。漢文訓読の際に、国語の助詞、助動詞・活用語尾などを示すためにつけた点に由来する。四隅の点が『*』『*』『*』『*』を示すことから、この名称が起こった。(岩波国語辞典)
? 全然違う説明ですこと。
でも、もう、わかりましたね。『弖爾乎波』は『てにをは』です。
そんな言葉、調べなくたって意味くらいわかるんですけど、なんでそんなもの調べたかというとですねえ・・・。
ことの由来は、私の友達で、なんでも『てにをはが違った?』って言う子がいて、私達の間でちょっとしたブ−ム語。どんな時でもいいんです。何か間違ったことを言っちゃって恥ずかしい時に、『てにをはが違った?』って言うの。『てにをは』どころじゃない、間違いが大きければ大きい程、場が和んで、笑える。(注:決して、頭の固い人の前では使用しないように。できれば、隣に『てにをはどころじゃねえよ!』って突っ込んでくれる人がいてほしい。)
で、ある時、なんで『てにをは』なんだろうか、ということに。助詞ということなら、『が』とか『も』は、どうしたんだ?大体、『て』は助詞なんだろうか?じゃあ、『もにをは』でも『がにはを』でもよかったんだろうか?って話で盛り上がったんです。
で、調べてみたら、あの通り。なんだか、意味はよくわからなかったんだけど、ちゃんとした意味のある言葉だったんですね。おまけに『弖爾乎波』なんて難しい漢字だったなんて。
で、結局、どういう意味なんですか?これがわからないのって、漢文の授業をちゃんと聞いていなかった私だけ?