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通常国会

通常国会は 1/20 召集予定。
「有事関連法案」「個人情報保護法案」が目玉。
「予算」関連は延長戦か？

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小泉首相は４日、東京・東五反田の仮公邸で、自民党の森前首相、山崎幹事長と相次いで会談し、２０日召集予定の通常国会では有事関連法案や個人情報保護法案などの重要法案の成立に全力を挙げる方針を強調し、会期延長も視野に入れて臨む考えを示した。経済運営については当面、金融政策を重点にデフレ対策に取り組む方針を示した。

　首相は森氏に対して、「通常国会は長丁場になる。有事法制、個人情報保護法案があり、補正予算、当初予算、教育基本法改正もあるので大事な国会だ」と述べ、会期延長を示唆した。

　衆院の解散・総選挙については、「解散なんて全然考えていない。与野党とも解散風に振り回され過ぎている、絶対（解散は）しない」と、早期の衆院解散を否定した。

　北朝鮮との国交正常化交渉に関しては、「核の問題が出て来て、日本との２国間だけの話ではなくなって来ている。交渉は長丁場になる」との見通しを示した。

　また、首相は山崎氏との会談で、経済運営に関して、「デフレ不況対策では当面金融政策が１番大事だ。神崎公明党代表も、保守新党の熊谷代表も強調しているので、知恵を借りて強力に金融政策を展開して『３月危機』を乗り越えるつもりだ」と強調した。