アメリカ合衆国東部中部編
旅行第8日目 その2 最終ページ!
日本へのフライト
11:20、搭乗開始。改札口で搭乗券が半券をのぞいて回収されるのだが、それにはホチキス止めされた出国記録カードがついているので、いちおうそれが出国手続きということになるのかな。
搭乗口
私の席より少し後方に日本の小中学生くらいの団体が乗っている。その引率らしき先生の1人がとなりに座ったので話を聞いてみたら、シカゴ郊外の町でホームステイしながら英語の勉強をしていたのだそうだ。「私立の学校ですか」と言ったら、「いや、ふつうの公立です」とのことだった。いい学校である。
今日のフライトも完全に満席。ほぼ定刻通りとはいえ、意外と搭乗に時間がかかり、12:09に出発(定刻は12:00発)。そしてここでまたオヘア空港名物飛行機の大渋滞。というより、離陸の指示がなかなか出ないらしくて立ち往生。どうもこの空港はこんなことが日常的のようで、毎日こうならもっと効率的なことを考えればいいのにと思ってしまう。
で、13:23にようやく離陸。搭乗が始まってから2時間以上たっていた。
シカゴの景色 見納め
15:20、機内食。西洋風のチキン or 東洋風のビーフであったが、だめ押しに西洋風をたのんだ。
このフライトは往路とは違いかなり北寄りに進路を取っているようである。カナダ上空を通り抜けて、アラスカ上空を飛ぶ。もうこのあたりは雪が積もっていて景色が白い。
19:45、スナックタイム。中身は往路の時と同じようなもので、「赤いきつね」がついてくる。久しぶりのカップラーメン(正式には「カップうどん」か)。このころ、アメリカ大陸からようやく抜けて、ベーリング海に出る。
機内のプロジェクターには、時々飛行状況が表示されるのだが、それによれば常時150km/h以上の強力な向かい風の中を飛んでいる。ということで、成田の到着予定時刻が時間がたつにつれてどんどん遅くなっていった。
日本に到着
日本近海まで来て、時計の針が一気に14時間進む。太陽に向かって飛んでいるためずーっと明るいのだが、日付変更線を越えているので知らないうちに9日目に突入している。別にどこかに泊まったわけではないので、私の場合は7泊9日の旅行でした、ということになる。
日本近海とはいっても日本の陸地が見えるわけではない。日本時間の15:45になってようやく九十九里のあたりの陸地にかかる。そのあたりから、何度も右に左にとターンしたのでどういうことかと思ってたら、風向きの関係なのかわざわざ海とは反対の方向から成田に16:05着陸した。帰りは 12時間40分以上のフライトだったわけである。
結局成田に着いたのは定刻より1時間半近くの遅れであった。しかし到着ロビーのところにあった案内板によれば、アメリカ大陸方面から到着する飛行機はことごとく遅れていたようである。
いつもはここからリムジンバスに乗って帰るのだが、昨年の経験から時間が読めなかったので、今回は総武線快速に乗った。行きはリムジンバス、帰りは電車という、いつもと逆のパターンになったわけである。
成田空港17:00発の電車だったのだが、出発してしばらくすると早くも薄暗くなってきた。アメリカ滞在中は暗くなるのが常に夜7時過ぎであったので、こちらは日が短いなあ、と感じた。
電車は途中車両故障とかでちょっと遅れたりしたが、ほぼ予定通り家に着いた。
- おしまい -