海外の鉄道もの

サンクト・ペテルブルグの地下鉄


サンクト・ペテルブルグ滞在中も、トロリーバスと地下鉄はよく利用した。
泊まったホテルの真下に駅があったので、到着後、すぐ乗ってみた。

モスクワと同じように速くて長いエスカレーターを下ると、東京の地下鉄南北線のようにホームに扉がある。いろんな線に乗って知るのだが、4つある路線のうち、3号線だけがこのタイプであった。使われている車両はモスクワと同じ2種類、運転間隔の短さもモスクワと同じであったが、モスクワと違って号線ごとのシンボルカラーが案内表示等に使われているのがありがたかった。

ペテルブルグの地下鉄は、値段的には回数券も含めモスクワと同じ。ただし、1回用はカードでなくコインである。回数券はプラスチック製のカードで、使い回しのような形跡がある。改札口が自動なのはモスクワと同じだが、ここの場合最初は何も表示されていない。コインや回数カードを投入して、よければ青く「←」と表示され、間違えれば赤く「×」と表示され、改札が閉まる。特に回数カードは泊まったホテルのカードキーと似ていて、数回間違えた。また、モスクワと違ってカードの裏に刻印されないので、何回使ったかわからなくなるのが不便である。

駅間距離がやたらと長い、という印象もあった。だから間違えて反対方向の電車に乗っちゃったりすると時間のロスが大きい(体験済み)。

  

回数乗車券(プラスチック製 どちらかが表でどちらかが裏)
 



地元で買った路線図

 

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