●鹿児島県営鴨池球場

  

試合


鹿児島市電(路面電車)@系統の鴨池電停、もしくはA系統の郡元電停から徒歩10分くらい。
試合のある日は天文館、いづろ、西鹿児島駅からシャトルバスも出ている。


千葉ロッテ球団が毎年トレーニングキャンプを行っている球場。
そのためかロッテが例年何試合かオープン戦を開催しているし、その他にも年間数試合公式戦が行われる。
私が見に行ったのは横浜×阪神戦。この球場でのこのカードは過去記憶にない。

鹿児島市のやや南東寄り、鴨池公園の中にある。この公園の中には野球場の他に陸上競技場もあり、またキャンプ地球場らしく球場外のやや1塁側には雨天練習場もあった。公園内にヤシの木が多く植えてあって、南国ムードがある球場である。
また、3塁側スタンドの後ろの方に桜島が煙を吐いてそびえている。風向きによってはこちらでも灰が降るようだ。

内野席はバックネット裏、1塁側2箇所、3塁側2箇所の計5箇所入口があり、それぞれが行き来できない。そしてバックネット裏以外の席はすべて背もたれのない長イス。
一方、外野席の入口は1箇所だけで、すべて芝生席である。外野席の奥行きが非常に狭くて、場外ホームランが安易に出そうである。その中央にあるスコアーボードは、磁気反転式の遠隔操作。

あまりプロ野球の試合が行われないのに、試合中は目の肥えたお客さんが多いなあ、という感じがした。まあ、タイガースファンの私は当然阪神側にいたわけで、このチームのファンはどこへ行ってもそういう印象を受けるのだけど、それを差し引いてもである。

私は3塁側スタンドのかなり上の方のバックネット寄りで観戦していたのだが、スタンドのちょっとしたカラクリで私の席からスタンド下にあるブルペンが見えた。舞台裏を見ているようでおもしろかった。

 

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