B 7月7日(土)

 

ソウル・蚕室(チャムシル)総合運動場野球場
トゥサン・ベアーズ 1−12 ハンファ・イーグルス
観衆 ; 資料がないので不明 (1万人以上いたのは確実)

いよいよ今夜が最後の観戦。
おとといと同じチャムシル野球場であるが、今日はこの球場のもう1つの本拠地チーム、トゥサン・ベアーズ主催のゲーム。

おととい行っているので、球場に向かう足なども勝手がわかっている。ちょっと遅れて5時半過ぎに球場前着。
さすがに週末で、切符売り場は結構混み合っていた。おととい来たときは、1塁側スタンドに入ったので、今日はベアーズには申し訳ないけどイーグルスサイド(3塁側)に入ることにした。



切符売り場




本日のチケットです。
 

「サンル、チジョンソク(3塁側指定席)」のチケットを手に入れると、まずは前回も行ったフードコートで、今日は「コッパブ」というぶっかけご飯で腹ごしらえ。



フードコートで食べたコッパブ。からかった〜
 

球場内に入るとスタンド下の通路に出るのだが、3塁側も1塁側と全く同じでLG25とKFCとバーガーキングの店が並んでいて、その他にイーグルスのグッズの店がある。私は、今回ここで初めてファンブック(イーグルスのやつ)を手に入れた(5,000ウォン)。

それから、ここにもオールスターゲームのファン投票用投票箱がある。連日チケットを買うたびに投票用紙をもらっていて、1票も投票しないのも何なので、今日は投票してみる。とは言っても選手のことは全く知らないので、てきとうな選手のところに穴を開け(大リーグの投票用紙とやり方が同じ)、投票箱へ。
私のテキトーな1票によって、泣いたり笑ったりする選手がいましたらすいません。m(_ _)m

切符売り場も混んでいたが、スタンド内も今日は結構客が多かった。とくに地元ベアーズの応援団は、1塁側の内野一般席(自由席)をほとんど埋めつくし、いつもにも増して大きな声で応援する。位置的にその正面にいるので、その音がガンガン響く。
一方、3塁側にもイーグルスの応援団が、結構な人数いる。

 

6時半、試合開始。



試合前の国歌演奏。
 

今日は、ヨーイドンからイーグルスの一方的なゲーム。1回表2点、3回表2点、4回表5点で、もうこの時点で9−0。それでもベアーズの応援団は、めげずに大音量で応援する



ベアーズ応援団でほとんど埋まった1塁側スタンド。
この日はかなり混んでいました。1塁側だけ。
 



それに負けじとイーグルス応援団。
 4人のチアガールにはさまれて真ん中にいるのが応援団長。
 

今日の5回終わったあとに場内で行われたのは、「告白ターイム!」。これもたぶん応募したんだと思うけど、1塁側スタンド内のあるカップルが電光板に映し出され、ベアーズの応援団長がいる台に登ってくる。そして、団長から少しインタビューがあった後、男の方から花束を持って女にプロポーズ。そして女がそれを受け取り、ハッピーエンドという一部始終が電光板に映し出される。場内の盛り上がること・・・。
なかなか日本にはない、思い切った企画である。



インタビューを受ける本日のカップル。
 

さて、6回以降もイーグルスの攻撃はゆるまない。というより、ベアーズの出てくるピッチャーが軒並み不調で、イーグルス打線におもしろいように打たれているのである。 

ということで、終わってみれば12−1というワンサイドでイーグルスの勝ち。でも、今回見た3試合のうち一番短い試合で、試合終了は9時半ちょっと前であった。
この日は土曜日、つまり
翌日曜日はスポーツ新聞が休刊で、購入できないまま帰国したので、この試合の細かい経過の記録が残っていない。しかし、イーグルスの2人の助っ人選手(ソンジマン、デイビス)がやたら俊足・好打であったことはよく憶えている。

最後なので、試合後の余韻を楽しむにも、なんと試合終了3分後に投光器10灯を除いて全部消灯。早すぎるよ〜。
一気に客はいなくなってしまったが、帰れとも言われないので、最後に応援団長が乗っている台に登ってみた。
結構高いんだね、これ

いつまでも暗い場内には居づらいので、外に出た。
でも、今日ばかりはみんな真っ直ぐ帰宅したわけではないようで、スタジアムの外には露店が並び、にぎわってた。



スタジアムの外に並んでいた露店

 

いやー、やっぱり百聞は一見に如かずですね。実際に見に行って、その雰囲気を味わえたのはいい経験でした。
ソウルとその近郊だけでなく、他の地方の球場にも行ってみたいという欲が出てきて困っている今日この頃です。

 

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