●山梨県小瀬(こせ)スポーツ公園野球場

  

試合


JR甲府駅から路線バスで約25分。ただし本数は少ない。イベント時には臨時バスが出る。
あるいは、いずれもJR身延線の南甲府駅からタクシー、もしくは甲斐住吉駅から徒歩30分。


昭和の終わり頃、山梨県開催の国体にあわせて整備されたスポーツ公園の1施設として完成。平成18年にナイター設備が完成し、翌年から年1試合程度プロ野球の公式戦が行われている。
Jリーグ・ヴァンフォーレ甲府の本拠地である陸上競技場も同公園内にある。

甲府市の市街地から南に外れた場所にある。
車で行くと国道20号線のバイパスや、中央道の甲府南ICが近くにあり、比較的便利であるが、電車・バスで行こうとするとかなり不便。
JR甲府駅からの路線バスは1日数本しかなく、試合時に出る臨時バスも本数が少ない。最寄り駅はJR身延線の甲斐住吉駅だが、歩いて30分近くかかる。しかもその駅は無人駅。
私はそのとなりの南甲府駅からタクシーを利用した。ただし身延線自体本数が少なく、あらかじめ時刻を調べておく必要がある。
公園内には駐車場が多く、かなりの観客が車で来た模様である。

内野スタンドは鉄筋コンクリート。外野スタンドは土を盛っただけの芝生席。それぞれの構造は分かれているが、外野スタンドが内野方面に少し食い込んでいる。

内野スタンドも比較的簡単な構造で、1塁側と3塁側それぞれ2箇所ずつある入口を入り階段を上がると即スタンドである。このため、球場内には売店がない。試合時には、球場外にたくさん露店が並ぶので、チケットを持っていれば球場内外には出入り自由となる。
内野席はバックネット裏付近が最後部まで背もたれ付きで、それ以外が背もたれなしのシート。基本的にスタンド内に屋根はないが、放送席と関係者席のあるエリアの前1列だけはその屋根の下に入る。ただこの列は、目の前にある柱がじゃまである。

球場まで利用したタクシーの運転手が言っていたが、県内唯一のプロチームであるヴァンフォーレに対する熱狂度は高いそうで、そういう土壌もあるし、首都圏から比較的近いこともあり、収容人員やアクセスの問題もあるが、もっとプロ野球の試合が行われてもよいと思う。

 

球場内外の様子はこちら

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