●長良川球場

  

1試合


JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から路線バス(市内循環線、三田洞線など)で約15〜20分。
イベント時は駅前から臨時バスが出る。


岐阜市の北側、「岐阜メモリアルパーク」というスポーツ施設がかたまっている公園の中にある。
やはり名古屋に近いということで、主にドラゴンズが年に数試合、主催ゲームを行っている。かつて、カープがドラゴンズファン目当てに主催ゲームを行ったなんていうこともあった。

名前の通り長良川が近くを流れている。岐阜の市街地を抜け、川幅の広い長良川に架かる「金華橋」という橋を渡ると、右前方に照明灯が見えてくる。

球場正面は、公園の中心部を貫く2階部分に相当するデッキに面している(デッキの下は駐車場)。
そのデッキと、内野スタンドの通路の間には仕切りの柵がない。プロ野球のような有料の試合があるときは、仮設の低いフェンスで一応仕切られていて、そこに内野席への入口が設けられているが、試合がないときの警備とかはどうしているのだろう。

内野席は、バックネット裏の部分だけ背もたれ付きのイスで、あとは1人づつの仕切りがある長イス。内野スタンドの半分くらいは指定席だが、自由席との境目は何も仕切りがなく自由に行き来できる。また、スタンド後方には外野席に近いところまで屋根が架かっている。
一方の外野席は、前方と後方にそれぞれ3列ずつ長イス席があり、その間が芝生席という珍しい構造である。また、後方の長いす席には屋根が架かっている。このような地方球場の外野席に屋根が架かっているのも珍しい。

スコアボードは、フルカラーの電光(たぶんLED)で、色遣いもにぎやかである。
また、ブルペンが両側の内野席に食い込むようにしてある。観客席からはフェンス越しに投球練習を目の前で見ることができる。

あまりプロの試合の開催がないので、スタンドには近くでやってるから来ました、という感じの客もいたが、そこは東海圏でほとんどがドラゴンズファン。この地区におけるドラゴンズの浸透度の深さを感じさせたのであった。
 

 球場内外の様子はこちらから

 

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