●県営大宮公園野球場

   

1試合。


東武野田線大宮公園駅から徒歩10分くらい。
JR大宮駅からバス路線(大47、大15)もあるが、本数は少ない。


埼玉県のアマチュア野球の中心的存在で、高校野球の地区予選決勝なども行われる。
ライオンズが地元密着策のひとつとして、平成20年から公式戦を行うようになった。

大宮駅の北東方向にある県営大宮公園という公園の中にあり、球場そのものは大宮競輪場と、Jリーグ・大宮アルディージャの本拠地であるNACK5スタジアム大宮に挟まれた位置関係にある。

公園に接して氷川神社という大きな神社があり、その参道が大宮駅近くを通っているので、大宮駅から歩く客もいるが、最寄り駅は大宮公園駅である。ただし、駅から公園までまっすぐ行く道はなく、住宅地の中を右に左に曲がりながら進むので、わかりにくい。
球場のスコアボード裏付近に、大宮競輪開催時に大宮駅から運転される臨時バスの乗降場があるが、少なくとも野球開催時は臨時バスは運転されなかった。

昭和9年の日米野球でも使用されたほど歴史のある球場であるが、老朽化が進んだこととグラウンドそのものが狭かったことから改修され、平成4年に現在のグラウンドの形になった。グラウンドを拡張した際、ライドスタンドがとなりのサッカー場と接していたためスペースがなく削られてしまい、非常に狭くなってしまった。よってライオンズが主催ゲームを行うにあたり、ホームチーム・ライオンズが3塁側になった。

平成に入って改修されただけにスタンドは比較的新しく、バックネット裏の後ろ半分には屋根が掛かっている。このバックネット裏席だけは背もたれ付きのイスで、それ以外の内野席は長イス。外野席は芝生。背もたれイス部分だけが指定席であった。
また、グラウンドと観客席の間の段差が大きい(つまりフェンスが高い)。これは内外野とも共通で、アマチュア野球ではホームランが出にくいらしい(プロは関係なかったが)。
スコアボードは得点部分が電光で、あとの部分は磁気反転式。選手名のところは3文字までしか表示できないので、それ以上の字数の選手は最初の3文字だけ表示される。

収容人員2万人以上の球場であるが、内野席には特に入場ゲートというものがないので、球場前広場に入る手前に臨時に入場ゲートが作られていた。大宮公園駅方向から歩くと球場正面あたりに着くのだが、その臨時ゲートは内外野席の境目あたりにあったので、球場のまわりを半周しないとならなかった。

平成20年の試合は初試合ということもあって、場内は満員ではっきり言って西武ドームより盛り上がっていた。この球場は県央付近に位置するので、今後試合数を増やしていけばよいと思う。

 

球場内外の様子はこちら

 

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