●ほっともっとフィールド神戸

  

試合


神戸市営地下鉄総合運動公園駅の目の前


開場した昭和63年から当時の阪急ブレーブスが使用するようになり、平成元年にオリックス・ブレーブスの準本拠地、そして平成3年になってオリックス・ブルーウェーブの本拠地となった。その後平成16年末のバファローズとの合併により、新生バファローズの準本拠地として、翌年より主催ゲームの約半分が行われるようになった。ただし最近はやや減少傾向である。

完成以来「グリーンスタジアム神戸」という名称だったが、平成15年に球場を管理する神戸市とソフトバンクが命名権契約をして「Yahoo!BBスタジアム」に改称された。その後、命名権の変遷とともに「スカイマークスタジアム」、そして現在は「ほっともっとフィールド神戸」という名称になっている。

神戸市郊外の総合運動公園の中にある。かなり緑の多いところにあり、駅を出るとそこが球場前広場である。スタンドは2階席まであるが、それほどむちゃくちゃ広いという感じはない。というより球場内全体が非常に開放的な雰囲気で、スタンドのどこからでもグラウンド全体が見渡せる。

球場前広場に面して内野席のメインの入口があり、ここからスロープを上がっていくとバックネット裏付近のスタンド下にたどり着く。
内野のスタンド内は指定席と自由席、また指定席の種類ごとに仕切られていて、自由な移動はできないが、1階内野席の後ろが自由通路となっていて、バックネット裏を除きほぼどこからでもグラウンド内を見ることができる。

一方外野席(特にレフトスタンド寄りの方)の裏は小高い丘の雑木林となっており、スタンドの一番上に入口がある。

グラウンドは天然芝にこだわっていて、かつ内野にも芝が敷いてあり、特にナイターの時は見た目にも鮮やかである。
平成15年には、内野席にフィールドシートができた。近年各地の球場でフィールドシートが登場しているが、その先駆けである。ブルペンはその後ろ側にある。スタンドからブルペンが見える球場も少なくなった。

とにかく自然の中の環境のいい球場であると言え、球団の合併によって試合数が減ってしまったのが惜しまれる。そもそも京セラドームとの「ダブルフランチャイズ制」というのは選手にとって負担であるという話も聞かれるので、今後どうなっていくのだろうかとも思う。

  

球場内外の様子はこちら

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