難易度&コースの特色 | 鮮やかな色のボウレイクを半周、ボウ川源流の滝までのお手軽なコース アイスフィールドパークウェイドライブの途中に寄れる |
距離、時間 | 往復約9km 数時間コース |
トレイルヘッド | ボウレイク ナム・タ・ジャロッジ側の駐車場から |
ボウレイクは、レイクルイーズからアイスフィールドパークウェイを北上して行くこと約30分。街道脇にある真っ青な大きい湖です。ビューポイントは2つあり、レイクルイーズから近い方はまさに街道脇(左の写真はここ)と、もう少しジャスパー方面に進んで左折し、ナムタジャ(Num-Ti-Jah)ロッジのあるポイントの両方から景色を楽しめます。コロンビア大氷原へ行くツアーパスは、ペイトレイクと並んで、このボウレイクは必ず立ち寄るポイントではないでしょうか。私は、個人的には、狭い展望台から見なければ行けないペイトレイクよりもこちらの方が開放感があって心惹かれます。
なお、この湖はバンフやカルガリー市内を流れるあのボウ川の源泉となっています。そう思うとなんか感慨深い。
ジャスパーへ移動する途中に寄ったためそんなに時間がかけられないということで、どのトレイルを歩くか最初は考えました。その意味でもここのトレイルは奥にあるボウ・グレーシャー・フォールまでの往復7km位で、3時間あれば帰ってこれます。勿論、靴をトレッキングシューズに履き替え、水も十分携帯して出発です。トレイルヘッドは、ナムタジャロッジのあるポイントの方で、舗装された道をまずは歩いていきます。
最初はボウレイクの淵を沿うように、湖を半周します。ですからこの辺は標高差はなく、非常にスムーズに歩けます。その後、ナムタジャロッジを遠くに見るようになると(下の左の写真)、湖を離れ、さらに奥の方へ歩きます。左には氷河から湖へ流れ込む流れを目にしながらなのですが、所により広がった河原みたいな場所が開けていきます。全体としてそんなにきついコースではないのですが、流れも滝の場所に近くなり幅も狭くなると、最後にちょっとした登りが待っています(距離は短い)。行きよりも、帰りの下りの方が気をつけなくてはなりません。すれ違いにも気を配りましょう。そこを登ると、滝がぐっと視界にせまります。そこからでも滝を望めますが、その小山を降りて、岩場を歩けば滝の間近に行けます。街道脇のビューポイントからはこの滝は見えません。少し歩くだけで、源流の滝を見ることができるので、得した気分。
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帰りも同じ道を戻ることになりますが、ボウレイクの周りにはいろいろきれいな花が咲いていますので、ところどころ鑑賞していきましょう。私達が目にしたのは、紫色の釣鐘型をしたイトシャジンや、黄色いキンロバイなど。
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(2001年8月13日 晴)