コーリーパス(Coly Pass)
難易度&コースの特色  マウント・ルイとボウバレーを見渡す眺めが見どころ 登りはきつい
距離、時間 往復約11km 一日コース
トレイルヘッド バンフからレークルイーズ方面に走り、1Aへの出口を出て、ボウバレーパークウェイとの分岐を反対方向へ 終点の駐車場から

 バンフの近郊にあり、東のエディス・パスからループ状に一周することもできるコース。ただ、エディス・パスからコーリーパスを結ぶルートがややわかりにくいというガイドの記述があったため、謙虚にコーリーパスへの往復ルートを取ることにしました。トレイルヘッドの駐車場からしばらく歩くと、エディス・パスとの分岐になるので、そこを左に曲がってコーリーパスへの道へ入ります。天気は上々、初日ということもあって、まだ元気。気分よく登り始めたのですが、この登りがもう、きつい、きつい。片道5.5kmの道のりを900m以上高度を稼がないといけないということで、かなり急な登り道が続きます。ヒーリー・パスが片道9kmで高度差640mですから、違いは明らかです。途中、両手両足を使ってよじ登るような場所もありました。

ロッキーマウンテニア号 ボウバレーを望む マウント・ルイだ!

 しばらくすると、登った甲斐があって、振り返ると、トランスカナダハイウェイやボウ川が見下ろせるようになります。踊り場のような場所もありますので、眺めを楽しみながら一息いれるのにちょうどいいと思います。上の左側の写真と真ん中の写真は振り返って取ったものです。
 森林限界近くになると、下の左側の写真のように、ビッグホーンシープがいたりします。ちょうど私たちが行ったとき、群れが上から下へ移動するのを分断してしまったようで、私たちが通り過ぎるのを上から覗き込むように待っている一頭がいました。でも彼らが出ると写真だなんだで私たちもなかなか通り過ぎないので、かなりの間、彼を待たせてしまったようです。申し訳ない。
  コーリーパスへの道は、下の真ん中の写真のような斜面を横切っていくこととなります。このあたりになるとそんなに登りはきつくありません。コーリーパスに出ると、マウント・ルイのかっこいい姿が眼前に迫ってきます。なかなかの迫力です。最初に書いたエディス・パスへはここから下っていかなければなりません。下ればまた登るのは必然ということで、今までの登りが結構堪えていたということもあり、そのまま引き返すことに・・・

ビッグホーンシープ コーリーパスももうすぐ これは何だったかな?(ごめんなさい)

 帰りは帰りで、下りが急ということになります。登りもきついが、下りもかなりの体力を使います。膝に負担がかかるので、しっかり歩いていないと怪我しやすいので注意です。

帰りに案内板を一枚 ヤレヤレ

 好天で温度も比較的高かったせいか、思っていた以上に疲れてしまいました。水の消費も早かったです。今回からストックを持って行って正解でした。お年寄りや小さいお子様連れの人達には少し向かないかもしれません。

(2003年8月10日)

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