このページは、私(ガルル)が旅行記その他の場所に書ききれなかったことを中心に、コラム形式でまとめたものです。気が向くままに、随時更新して行きたいと思っています。旅行に役立ちそうな話から、単なる感想まで、中身はいろいろですが、気楽な感じで書きます。

                              

第1 カナディアンロッキーの水 (2000年9月20日)
第2回 スープ (2000年10月15日)
第3回 旅のお供(食品編) (2000年10月17日)
第4回 乗り継ぎに乗れない?  

 


第1回 カナディアンロッキーの水

 カナディアンロッキーに行くと、ホテルの水道の水がとてもおいしいですね。海外旅行となると、飲料水はどのようにしたら手に入るかということに気を使わなくてはならないのが常ですが、ロッキーはそんな心配は要りません。最初に行ったときにツアーの人が「安心して飲んでください。」というアドバイスがありました。初めての地ではツアーの係員の一言はとても重要です。実際に飲んでみると、東京で飲む水とは全く違い、しかもとても冷たい。夜中トイレに行った後手を洗う水として考えると、少々冷たすぎると言えるでしょう。ここではミネラルウォーターを買う必要はないなと思わせます。お店に行くと売ってますけどね。
 そういうわけで、バックカントリーのトレイルに行くと、近くに大小の川、湖、クリークがたくさんあって、日本ではなかなかお目にかかれないようなきれいな水が流れています。「こんなにきれいなら飲んでも大丈夫なんじゃないかな。」と思ってしまいますが、ちょっと待ってください。ジャスパーでもらった「Day-hiker's Guide」によると、そういう自然の中を流れる水には「Giardia」といわれる細菌がいて、そのまま飲んでしまうと、病気になってしまう危険があるそうです。そういう水には、少なくとも5分は沸騰させる必要がある(カルキ抜きと同じですね)のです。ですから、山歩きするときには、必ず水を持って行きましょうとのこと。ただ、2000年旅行記にも書いた通り、コロンビア大氷原の湧水は飲んでも大丈夫。純度が高いそうです。
 カナダに行ったら、おいしい空気とともに水も味わいましょう。

第2回 スープ

 カナダに行って食べるものといったら? アルバータビーフ、サーモン等の名だたるメニューは勿論、その他では気軽に食べられるものとして私がいつも楽しみにしているのは、実はスープなのです。スープといったら、シアトルやボストンなんかが有名ですが、カナダで食べるスープというのもなかなかおいしい。アルバータ州は海から離れているので、クラムチャウダーはどうなんだろう、という疑問はわきますが、あさりもさることながら、じゃがいも、玉ねぎなんかの野菜もたくさん入っていて非常に充実しています。特にカナディアンロッキーでは、野外でのアクティビティが多いと思います。夏でも結構寒くなるようなときも多いので、その後に食べるスープは身体も暖まってお勧めだと思うわけです。スープなんで、お腹がそんなにすいてなくても食べられますし。あ、そうそう、いつもついてくるクラッカーは、スープの上に粉々に砕いて、一緒に食べると言うのが普通ですが、私はスープの味がわからなくなるので、いつも入れていません。お好み次第といったところ。今回(2000年)の旅行では、クラムチャウダーの他に、ビーフスープやチリスープも試してみました。いずれも野菜がたくさん入っているので栄養も取れそうですし、はずれもありませんでした。
 
日本にはこういうスープを手軽に楽しむようなお店はなかなかありません。よく考えたら、味噌汁さえ簡単に食べられませんよね。なんでだろう? といいつつ、毎日コンビニでカップ味噌汁を買って、昼ご飯を食べているガルルでありました。

第3回 旅のお供(食品編)

 唐突ですが、バンクーバーとかでは生牡蠣(カキ)がおいしいですね。私は牡蠣が大好きです。ところで、皆さんはこの生牡蠣をどのようにして食べるのがお好きですか。レモン汁をかけます?カクテルソース?西洋ラディッシュでピリッとさせますか? だいたい向こうではこの3つの食べ方が通常だと思います。牡蠣はおいしいので、勿論これでも十分楽しめますが、私のおススメは、そう、やっぱり日本人、「醤油をかける」です。どうやって醤油を手に入れるのかといえば、日本料理店なら勿論、ソイソースを持ってきてくださいとお願いすれば、結構持ってきてくれる店も多いと思うのです。でも確実なのは、日本から持っていくこと。私たちの旅アイテムとして欠かせないものの一つは「醤油」なのです。
 醤油といっても瓶ごともっていくのでは、重いし、途中爆発したら大変なことになるので、コンビニ等でも売ってるお弁当用に小さな袋に少量ずつ入ってるものをバッグに忍ばす、これでOK。持ち運びにも便利だし、使い残しも気にならない。しかも新鮮。現地の醤油は日本のメーカーでないものもあるので、香りや味が違います。最初に牡蠣の話をしましたが、牡蠣だけでなく、ステーキなど他の料理にも使えます。美味しい料理のときはさらにおいしく、味が合わない時も醤油をかけるとあら不思議、結構食べられるようになるものです。現地でキッチン付きの宿にとまったときの自炊用にもなります。
 何でもかんでもかけるのはさすがに考えものですが、一つの味のアクセントになることでしょう。せっかくの旅ですので、ご飯もおいしく食べたいですからね。皆さんも是非お試しあれ。なお、この手法は妻のPOPOがずっと前から実行していることです、念のため。

 

 


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