カナダデイアンロッキーでのゴルフ

ナイスショット? 

 カナディアンロッキーといえば、雄大な大自然を全身いっぱいに楽しむというのが過ごし方の中心ですが、ロッキーでのゴルフもなかなかよいものです。私は妻とともに毎年カナダを訪れ、ゴルフをするのが楽しみとなっています。
 朝早く車で出かけ、昼にレストランで食事を取り、夕方ドライブして帰るという一日がかりの日本のスタイルとは一味違い、カナダ(及びアメリカ)ではもっと気軽に楽しむことができます。ここではカナディアンロッキーでのゴルフの楽しみ方と行ったことのある周辺コースのご案内をしてみたいと思います。
 ここに記す情報は自分でレンタカー等を運転してゴルフ場まで行くことを前提にしていますが、現地では往復送迎付きツアー等もあります(値段は高くなる)ので、そういう場合はいくつかの手続きを簡略化することができます。

*なお、筆者(私)は日本ではあまりやらないダブルボギーゴルファー(つまり下手くそ)なので、ある程度割り引いて読んでくださいね。


 予約
 
いくら気軽なカナダとはいえ、予約は必要です。ロッキー近郊のゴルフ場はパブリックが多く、かなり前からでも予約を受け付けているみたいですが、一部の人気コースを除き、そんなに前から予約する必要はないでしょう。私は妻と二人ということもあり、プレー日の前日に電話をかけて予約するというケースが結構あります。プレー時間を指定したい場合は、もう少し前から電話する必要がありますが、それでも一週間前くらいで十分なのではないでしょうか。ただ、本格的リゾートコースであるバンフスプリングスやジャスパーパークロッジのゴルフ場は夏のハイシーズンはだいぶ前からの予約が必要になると思います。ちなみにジャスパーパークロッジのコースは2ヶ月前に申し込んでも一杯だといわれました。

 
服装及びクラブ
 
カナディアンロッキーのゴルフ場でも一応服装に関する留意点(dress codeという)はあります。通常、上は襟付きシャツ着用、下はGパン禁止となっていることが多いようです。また下は短パンでもOKです。しかし、夏とはいえカナディアンロッキーの朝は結構寒いので、朝早くスタートするときは短パンではちょっと寒いかもしれません。ちょっと余談になりますが、カナダではそういうことにも対応すべく、アウトドアショップ等で下半分が着脱可(ファスナーで取り外しができる)ズボンが売られています。
 クラブはどのゴルフ場でもレンタルクラブがちゃんと用意されています。メーカーもテーラーメードやタイトリスト等で結構新しめのことが多いです。フェース面が広い初心者向き。個人的には、レンタルクラブはパワフルなカナダ・アメリカ人に合わせてか、スティールシャフトで結構力を要するような気がします。普段カーボンシャフトに頼っている私としては後に疲労が残る傾向があるため、昨年、今年と自分のクラブを日本から持っていきました。
レンタルクラブを利用する場合でも、シューズと手袋は持っていきましょう。シューズはメタルスパイク禁止のところがほとんどですので気を付けてください。


 
当日
 
プレー当日はスタート時間の30分位前にコースのPro Shop(日本のように豪華なクラブハウスがあることは少なく、たいがいゴルフ用品等を販売しているショップが受付を兼ねている)に行きます。そこで受付の人にスタート時間と名前を告げ、代金を支払います。

 ティーオフ
 
代金を支払ったら通常、レシートみたいな紙をくれます。これを持ってスタート時間の10分前くらいには1番ホールに行きましょう。そこには、スターターと呼ばれるゴルフ場の係員(陽気なおじさんのことが多い)がいますので、その人に紙を見せます。自分達のグループが3人以下の場合、他の人たちと一緒にまわることもありますが、その場合だいたいスターターが紹介してくれます。

 
ラウンド
 
カナダのゴルフはセルフが原則です。従って、日本でセルフでまわる時と同じように、コース場のターフを取った時やグリーン上のディポットは自分で直しましょう。ホール毎の攻め方や距離等については、一般にヤーデージガイドと言われている小冊子がある(無料の場合やPro Shopで販売していることもある)ので、それを参考にします。私は下手なくせにこのやり方に慣れてしまったので、日本でたまにキャディー付きのゴルフ場でプレーすると、とても面倒くさく感じてしまいます。打つクラブは自分で選ぶし、その責任は全部自分が取る、そう、ここカナダも自己責任の国なのです。

 同伴プレーヤ
 
外国でのゴルフでは、どんな人と一緒に回るかというのも実は楽しみの一つです。レンカーでの個人旅行では、なかなか現地の人と話す機会はそんなにあるものではありません。
最初のうちは二人で回る方が気楽でよかったのですが、同伴の人達も夫婦あり、親子あり、近くに住んでいる人あり、遠くから来ている人ありでそれはそれで楽しいものです。

 
休憩
 
カナダでのラウンドもアメリカや日本の北海道と同様、18ラウンドをスルー(休憩なし)でラウンドします。お腹がすいたような時は、9ホール終了時に売店でホットドッグやサンドイッチを注文して、それを食べながらコースをまわることになりますが、このホットドッグがおいしいことといったら、なかなか言葉では表現できません。私の妻は、このホットドッグを食べるためにゴルフをしているといっても過言ではないでしょう。飲み物はカートにミネラルウォーターが備えられていることもありますが、スタート前に必要なものを購入しておきましょう。また、コース内をドリンクと軽食を販売する車が巡回していることもあって、ラウンド途中でも購入することができます。

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