国分寺市軟式野球連盟 少年の部公式戦ルールについて
はじめに
当連盟で採用する試合規則は、公認野球規則及び全日本野球連盟の競技者必携と次の各号に定める国分寺市
軟式野球連盟少年の部「大会運営規程」を適用する。
国分寺市軟式野球連盟 少年の部「大会運営規程」(第7版)
[平成16年3月20日制定](第1版)
[平成18年3月05日改訂](第2版)
[平成19年3月04日改訂](第3版)
[平成20年2月11日改訂](第4版)
[平成21年2月08日改訂](第5版)
[平成22年2月07日改訂](第6版)
[平成24年2月04日改訂](第7版)
T.大 会 実 施 要 綱
1.目的
この要綱に準拠して開催する大会は、野球を通じて体力作りを行い、同時に連帯・協調の精神を養うことで、青少年の
心身の健全な発達を図ることを目的とする。
2.適用範囲
この要綱は、「国分寺市軟式野球連盟 少年の部」が主催及び共催する下記大会に適用する。
@春季大会
(予選リーグ上位8チームがシードによる組み合わせで決勝トーナメントへ進出)
A夏季大会
(春季大会で上位4チームにはシード権が与えられる)
B秋季大会
(予選リーグ上位4チームがシードによる組み合わせで決勝トーナメントへ進出)
C送別大会
(秋季大会で上位4チームにはシード権が与えられる)
D新人戦
Eジャビットカップ予選大会
但し、各大会で独自の規定がある場合には、各大会の抽選会実施時に説明し、当該大会の規定を優先する。
3.参加資格
大会の参加資格は、国分寺市、及び隣接する市に在住・在学の小学生で、「国分寺市軟式野球連盟 少年の部」
に登録された児童とする。
尚、転居等で遠隔の市町村へ転校した児童については、本人が希望する場合には特例として参加を認めるものとする。
4.登録
(1)チーム編成
1)春季大会、秋季大会は1チーム10名以上25名以内とし、チーム責任者を1名必ず置くものとする。
2)上記以外の大会は1チーム10名以上20名以内とし、チーム責任者を1名必ず置くものとする。
3)チーム責任者は、男女を問わず成人であることを必要条件とし、2チーム以上の兼任は認めない。
(2)登録範囲
大会は小学生一部(以下、一部と云う)、及び小学生二部(以下、二部と云う)に区分して実施し、その登録範囲
は下記の通りとする。
1)一部:小学校6年生から小学校1年生の児童
2)二部:小学校4年生から小学校1年生の児童
(3)二重登録
1)認定条件
選手の不足によりチーム編成が困難な場合には下記の条件の基で二重登録を認める。
@二重登録を認めるのは、「春季大会」及び「秋季大会」とする。
A二重登録は二部チームから一部チームへの登録とする。
(一部チーム同士、及び二部チームには二重登録を認めない)
B一部チームに6名以上の正規の登録選手がいること。
C二重登録はチームを編成する為の救済処置である事から、その権利を行使する場合には
1チーム12名を限度とする。
D但し、Bチーム(5年生)への二重登録は認めない。
2)登録時の留意事項
@二重登録をする選手は登録時に判別できるように登録用紙に明記すること。
A背番号は、一部チームの正規の選手との重複を認める。
但し、重複は同一チーム内に2名までとする。
B試合の組み合わせについては、各ブロック間で調整し、開始時刻の変更、ダブルヘッダーの実施等も
考慮する。
(4)追加登録
大会期間中は下記の条件の基で選手の追加登録を認める。
1)春季大会・秋季大会
予選リーグ最終戦の開始前までとし、決勝トーナメントでの追加は認めない。
2)夏季大会・送別大会・新人戦
大会開始までとし、以後の追加は認めない。
3)追加登録は、「追加登録用紙」に必要事項を記入して、各会場責任者に提出し申請する。
会場責任者は事務局に追加登録があったことを報告する。
(5)特別救済登録
正規に登録された選手が病気・事故等で急遽試合に出場できなくなり、チーム編成が不可能になった場合
には、会場責任者、及び対戦相手のチーム責任者の了解を得た上で、当該試合に限り下記の条件に該当す
る選手を臨時に登録することができる。
1)一部のチームは、同一クラブの二部チームに登録されている選手。
2)二部のチームは、特別救済登録ができない。
(6)参加費
参加費は各大会ごとに定め、抽選日に徴収する。
5.試合進行
試合進行は、各大会の会場責任者の指示に従うこととする。
6.予選リーグ
(1)春季大会、及び秋季大会は予選としてリーグ戦を実施し、上位チームが
決勝トーナメントへの出場資格を得る。
(2)リーグ戦に於いてブロック内で勝敗数が同一の場合には、リーグ戦の直接対戦の勝者を上位とする。
但し、三つ巴になった場合は当該チームの得失点差のプラスの多いチームを上位とし、同点の場合は直接対戦
の勝者を上位とする。
(3)上記規定は、一部、二部、各2会場を想定したものであり、会場数、その他の事情で変更する場合もあり、その
際は代表者会議等にて決定する。
7.審判員
(1)審判員は、国分寺市軟式野球連盟 少年の部・審判団を中心に、選手の父兄等で構成する。
(2)各チームで審判員として参加する者は審判講習会などに積極的に参加し、審判技術の向上に努めるようにする。
8.表彰
(1)表彰は各大会毎に行い、「優勝」、「準優勝」各1チーム、及び「3位」2チームとし、賞状、トロフィー、メダル等を
授与する。尚、詳細は各大会毎に決定する。
(2)各大会でホームランを打った選手には個人賞として「ホームラン賞」を授与する。
但し、同一大会で一人の選手が二本以上のホームランを打っても、一大会で一名に授与する賞は一つとする。
U.試 合 運 営 規 定
1.適用規則
試合規則は、原則として当該年度に於ける最新版の「全日本野球連盟規則」に準じ、少年部独自の規則がある場合
にはそれを優先する。
2.試合開始時刻
(1)原則として、9時30分を第一試合開始時刻とする。
(2)前の試合の終了後、15分以内に次の試合を開始できるように努める。
3.出場選手登録
(1)出場チームは、試合開始予定時刻の30分前までに試合会場に集合し、メンバー表を提出して試合登録を完了
させること。
(2)メンバー表提出の際は、メンバー表の監督欄にチーム責任者名及び背番号を、又、スコアラー欄にはスコアラー
名を必ず明記すること。
※規定の手続き、及び試合準備が完了できないチームは失格とする。
4.シートノック
試合前のシートノックは、原則として両チーム5分間ずつとする。
但し、試合の進行状況によりシートノックを認めないこともある。
5.試合時間
(1)試合はイニング制限、及び時間制限を併用し、一部は7回、又は1時間30分、二部は5回、又は
1時間30分とする。
※制限時間に到達した場合には以下の通りに試合を進行する。
@先攻チームが勝っていて攻撃中の場合には、後攻チームの攻撃終了時、又は後攻チームの得点が先攻チーム
の得点を上回った時に試合終了とする。
A後攻チームが勝っていて、先攻チームが攻撃中の場合には、先攻チームの攻撃終了時に試合終了とする。
B後攻チームが勝っていて攻撃中の場合には、制限時間に到達した時点で試合終了とする。
※上記Bの場合、記録は終了時点のものまでを有効とする。
(2)決勝戦の試合時間は一部、二部ともに1時間45分とし、イニング数は一部7回、二部5回とする。
6.コールドゲーム
(1)一部、二部とも、イニング数に関係無く15点差となった場合、及び3回以降10点差となった場合にはコールド
ゲームとして試合を終了する。尚、一部については5回以降7点差も適用する。
(2)日没、雨天の場合には、一部4回、二部3回を終了していればコールドゲームとして試合を成立させる(後攻
のチームが勝っている場合には先攻チームの攻撃が終了した時点で試合成立とする)。尚、その判断は主審、
及び会場責任者の判断とする。
(3)選手が9人揃わず試合ができない場合は、一部、二部ともに15対0のコールドゲームとする。ただし、小学校から
の通達などによる場合はその限りでない。また、理由もせずに試合を放棄した場合は、その時点で失格とし、その
大会は参加できなくなる。
7.延長戦
(1)予選リーグ、及び決勝トーナメントの準決勝戦までは、7回(二部は5回)、又は制限時間を経過して同点の場合
には、引き続き「特別延長戦」を行い勝敗を決する。
(2)決勝戦は、9回(二部は7回)まで引き続き試合を延長して勝敗を決する。但し、延長の各イニングで勝敗が決し
た場合にはそのイニングで試合終了とする。
(3)9回(二部は7回)を終了しても、勝敗が決しない場合には引き続き「特別延長戦」を行い勝敗を決する。
※特別延長戦
前回終了時の最終打者を一塁走者とし、二塁、三塁にも順次その前の打者を配して、無死満塁の状態を作り、
前回終了時からの継続打順で一イニングを戦い、勝敗を決する。一イニングで勝敗が決しない場合には更に同
じ設定をして繰り返し行う。尚、記録としての得点は全イニングを通じた総得点とする。
8.試合球
試合球は「TOP BALL・C球」とし、主催者が用意する。
9.服装・用具
(1)試合に参加する監督、コーチ、選手は同一デザインのユニフォーム、及び帽子を着用し、ユニフォームには背番
号を付けなければならない。
(2)背番号は、選手は0番〜26番で主将が10番を付け、チーム監督が30番、コーチは
29番〜27番の番号を付けなくてはならない。
尚、試合中にグランド内に入れるのはベンチ入りしている上記の者のみとする。
(3)スパイクシューズを着用する場合、金属製のスパイクは着用禁止とする。
(4)打者、走者及びコーチャーズボックスに入る選手は、必ずヘルメットを着用すること。
(5)捕手はマスク、ヘルメット、プロテクター、レガースを着用すること。
(6)攻守交替時の投球練習の際は、捕手役の選手(コーチ)は必ずマスクを着用する。
(7)金属バットは「JSBB」のマーク入りのものを使用すること。
※審判員は試合前にマーク、及び傷の有無等を検証し、その安全性を確認する。
(8)バットリング、及び鉄パイプ等の使用は禁止する。
(9)選手の手袋使用は、野球用手袋に限りこれを認める。
10.ベンチ
(1)ベンチは対戦するチームの主将同士のじゃんけんで決定し、先攻チームを三塁側、後攻チームを一塁側とする。
(2)ベンチ入りできる者は、出場登録された選手の外、代表者、チーム監督、コーチ2名、及びスコ
アーラー1名とし、代表者とスコアーラー以外はユニフォームを着用しなくてはならない。
尚、代表者とスコアーラーの服装は自由とするがチームと同一の帽子を着用し、ユニフォームを着用する場合には背番号を
外しておくか、見えないような処置をとる。
但し、コーチがスコアーラーを兼任する場合には、この限りではない。
11.選手交代
選手交代は、チーム責任者が主審を通して速やかに行わなければならない。
12.抗議
審判のジャッジについての抗議は、野球規則の疑義に関するもの以外は一切認めない。
尚、野球規則についての疑義がある場合の抗議はチーム責任者が行うものとする。
V.ローカルルール
1.各会場の危険と思われる場所は、会場責任者の判断で特別グランドルールを設定し、区域外の指定を適用するこ
とが出来る。
2.審判員は、少年野球としてふさわしくないプレーについては注意をし、そのプレーを無効とすることができる(ベンチ、
応援席等のヤジもこれに準ずる)。
3.「隠し球」については行わないように指導・注意する。
4.試合進行を促進するため、試合中にタイムをかけた場合の指導者はファウルラインを超えて選手と話しをすることを
認める。
W.そ の 他 [留 意 事 項]
1.試合会場への引率、及び試合には成人(性別不問)が同伴すること。
2.各チームは、開会式にはプラカードを持参すること。
3.雨天の場合、第一試合の出場予定チームは、各会場へ行き決定を待つこと。
4.大会中は、役員、並びに会場責任者の指示に従うこと。
5.ファウルボールはボールが飛んだ方向のベンチのチームが責任を持って速やかに拾いに行き、タオル等できれいに
拭いてから選手が直接主審に返す。
6.試合中の事故は主催者側で応急処置をするが、その後の処置は各チームで責任を持って適切に行うこと。
尚、「スポーツ傷害保険」には必ず加入することとし、未加入のチームは大会への参加を認めないものとする。
7.各大会会場の駐車場は手狭な為、来場の際の自動車は可能な限り、相乗りとする。
※会場周辺の路上への駐車は会場校へ多大の迷惑をかけることとなるので厳禁とする。
8.大会会場の駐車場を利用の際には、「チーム名」、「運転者名」を併記したプレートをダッシュボード等、外から見やす
い位置に掲示すること。