「まだまだ昇る人へ」と言うコピーで,バーンスタイン最後の弟子として指揮者の佐渡裕が紹介されます。この時彼がオーケストラを指揮しているのが,この曲です。 ラベルと言う作曲家はフランス人なのですが,スペインに近い地方の生まれだそうで,この曲もスペインの舞曲風の曲です。まあそんな事よりもこの曲の大きな特色と言えば,普通の曲の常識からかなり逸脱しているところでしょう。二つの主旋律を延々と交互に繰り返すのです。こう書いただけだと,聞いてて飽きそうな曲だと思うでしょうが,そこはそこオーケストラの様々な楽器を駆使して見事な作品となっております。各楽器の繊細さ,重厚さをたっぷり味わえる様な,カラヤン指揮で聞いてみてはいかがでしょうか。 |