SHARPの液晶テレビAQUOS(アクオス)のCFですが,いくつものバージョンがある様です。最近良く見るのは葛飾北斎をモチーフにしたもので,「世界で初めて時間を止めて見せたのは,北斎の筆でした。」と言うもの。美しい風景や名画で画面の美しさを強調しています。いつも不思議に思うのですが,いくらそのテレビの画像が美しかったとしても,そのCFを見ているのが違うテレビなんじゃ,意味ないんじゃないの。まあそれはともかく,どのCFにも共通しているのが,吉永小百合さんとBGMに流れるこの曲。我が家の古いテレビで見ても,どちらも美しいですね。
さてこのバッハの有名な曲は,もともとは管弦楽として作曲されました。その後ヴァイオリン独奏用に編曲された際,G線(ヴァイオリンの一番低い弦)一本で弾ける様にした事から,この名前で親しまれる様になりました。ちなみにアリアと言うのは,旋律の美しいゆっくりとした舞曲と言う意味です。この曲は様々なCFで様々な形で使われています。このCFではアカペラ風にアレンジされておりますが,いろいろな演奏を楽しむ事ができます。私が持っているのは,室内管弦楽のイタリア合奏団,オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団,そしてジャック.ルーシュ.トリオによるピアノ.トリオ演奏です。名曲はどんな形で演奏されても名曲ですね。
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