伝次郎ラーメンの作り方

ラーメンが好きなんで,良く食べに出掛けるのですが,自分でも作ってみたいと思うのが人情じゃないですか。
そこで,いろいろ試行錯誤しながら我が家で作るラーメンです。名付けて「伝次郎ラーメン」。
たまには失敗もするけれど,文句も言わず食べてくれる家族に感謝してます。


材料。

スープ  とんこつ1本,鶏がら1羽分,鳥皮10枚,生姜ひとかけら,長ネギ3本,にんにく5かけら,干し椎茸2枚,だしコンブ2枚,大き目の煮干し20匹
チャーシュー 豚のバラ肉のかたまり,長ネギ,生姜ひとかけら,八角一つ,醤油,塩,タコイト(これは食べない)
市販の生麺(本当は自作すべきだが,何度作っても市販の物に勝てず)。乾麺でもいいが,やはり生麺の方が美味しい。
茹でタマゴ,メンマ,ナルト

スープを作る。

@ 鍋にお湯を沸かしトンコツと鳥ガラと鳥皮の下湯でをする。トンコツと鳥ガラは約10分,鳥皮は約5分。あくがすごく出るのでこまめに取り除く。こんなに茹でたら,この後ダシが取れなくなるんじゃないかと言う不安との戦いがポイント。

A 下湯でが終ったら,冷たい水で洗う。トンコツは切ってあるものを使っているのだが,切っていないまるまる一本のままだったら,真ん中から切らないといけないと思う(何かで読んだが鋸を使う様だ)。鳥ガラの内側には血のかたまりがこびりついていたりするので要注意。

B 大きな鍋にたっぷりの水を入れ,上記のトンコツ,鳥ガラ,鳥皮を入れる。さらに長ネギ3本分の青い部分,生姜,にんにく,干し椎茸,コンブ,煮干しを入れて火を付ける。ここから3時間ほど煮るのだが,沸騰させない,かき混ぜない,ふたをしないの3ポイントは必ず守る事。生姜は良く洗って皮を剥かない。

C 煮込む時に,気分次第で,キャベツの外側の葉っぱや芯の部分,セロリの葉っぱ,玉ねぎ,人参などを入れても可。3時間ほど煮ると,3分の2位の量になるので,静かに入れた物を取り出し,布きんで濾す。面倒臭い時は,布きんで濾す部分は省略。

チャーシューを作る。

@ 豚バラ肉のかたまりをタコイトでグルグル巻きにする。上で煮込んでいるスープの中に30分ほど放り込んでおいても可。

A 上記のスープ2カップ,醤油1カップ,塩半カップで煮るのだが,長ネギ1本のぶつ切り,生姜ひとかけらの輪切り,八角一つを入れる。ここでも沸騰させない様に30分ほど煮込む。八角をたくさん入れると,凄い匂いのチャーシューになってしまうので注意。

B 煮込み終わったら鍋から取り出して冷やしておく。手で触れるくらいになったら,タコイトをはずし,包丁で薄く切る。厚いのが好きなら,勝手に厚く切る。切れ端をちょっと食べてみるとかなりしょっぱく感じるが無視する事。

麺を茹でる,そして仕上げ。

@ 市販の生麺を使うので,茹で方は製品に書かれた指示に従う。ただ茹で終わった後の動作を素早くできる自信の無い場合(私の場合)は,ちょっと固めに茹でた方がいいようで。ラーメン作るのに一番難しいのは麺のお湯切りだと思う。あと,一度に茹でる事ができるのは一人分がいいとこなのではないだろうか。

A どんぶりに,チャーシューを作った残り汁大さじ1杯,醤油大さじ一杯,胡椒少々,長ネギのみじん切り少々,スープを2カップ入れる。茹でてお湯を切った麺を入れて,軽くかき混ぜる。香油なんて物が有る場合は,2〜3滴たらすと美味しさアップ。

B 具のゆで卵,メンマ,ナルト,チャーシューを載せて出来上がり。

C 食べている人が何も言わなかったら,「美味しいダロ,美味しいダロ。」と繰り返し同意を求める。「不味い」と言われたら,黙ってひっぱたく。

最後に

@ 後片付けは,ちゃんとしましょう ..... とかく男の料理は

高価な食材を使いたがる。

後片付けをしない。

 と言う非難を浴びますので,どんぶりや鍋など使った物は綺麗に洗って片づけましょう。