ミュージカル:(Lloyd Webber:オペラ座の怪人)

 Lloyd Webberって人は、ロンドンからNYへ渡った、ミュージカルの作曲家です。キャッツとか、コーラス・ラインとか、日本でも有名なミュージカルはたくさんあります。

 Marco。さんにとって、「ミュージカルとは、映画とサーカスが混ざった低俗な娯楽」、と思っていた時代もありましたが、チェーホフの芝居を見始めた頃から、観劇に対して「疲れ」を感じ始めていた矢先に、六本木の俳優座で見た、前田美波里さんの(地人会演出)「カルメン」あたりから考え方が変わってきました。ちなみに、Marco。さんは若かりし日にバレエの基礎も習っていたことがあるので、いわゆる「足形(ステップ)」の基本については、variationを含めて知識があります。

 その後まもなく、シアトルへ引っ越すことになり、「ジーザス・クライスト・スーパースター」をアメリカ入国初日に、初めてみたあたりから、のめり込みだしました。やがて、オーケストラピットで演奏する人々とも知り合いになるようになる。ついには彼らの金欠に目を付けては、楽器商人の口を見つけだすようになってしまったのです。ところで、「オペラ座の怪人」を初めてみたのは、ニューオリンズでした。


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