ワーグナー博物館: 「ギター(Tannhauser)

 Marco。さんも人のことは言えませんが、結構なギターコレクターです。博物館では、ガラスケースの中に楽器がつるしてあるだけなので、さわってみたいフレットの裏側とか、側板の接着剤の継ぎ目とかは見ることが出来ません。しかし、ギターコレクターの端くれとして、見ただけで内部の構造はだいたい解ります。写真の楽器は1800年代の後半のモデルです。おそらく、ネックは、角材を半分に切ったような三角でしょう。音質については、あまり期待できないでしょう。低音の6弦はもう音が出ないでしょう。しかし、聞こえない音を十分に想像させる楽しさはまだ持っています。

「昔のギター」


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