あああ

　子供の頃コンピュータがこんな身近になるなんて思いも知らなかったね。もう21世紀だし不思議じゃないかもしれないけれど。しかし子供の頃思った未来とはだいぶ違う。
　コンピュータを日本語に訳すと電子計算機。最初聞いた時はそのイメージがずいぶん違って奇妙に思えたが、近頃では逆に正確な表現だと思うようになった。パソコンの機能が増えても速くなっても所詮は電子計算機の範疇から一歩も出ない。バブルの頃は人工知能とかAIとか騒がれた研究もさっぱり音沙汰無くなったね。まぁ地道に研究は続けられているのだろうけど、マスコミが注目しなくなったというか、あのころが異常だったのね。
　コンピュータと聞くとイメージするのは人間と会話して何でも答えを引き出せるものというイメージで冷たくて残酷な答えを平気で述べるような感じである。マンガやアメリカのSFからの影響と思う。電子計算機はほんとただ数字の計算しかできない機械。しかしどんな最新のコンピュータも数字の計算しかできないと言うのは正しい。GUIもアイコンも画像もムービーも計算の結果でしかない。
　まぁ人間の脳も問いつめていくと計算の結果なのかもしれないが、その辺の情報の扱いが脳とコンピュータでは大きな違いがあるということ。まだまだ今のパソコンでは扱う情報量が少なすぎて応用が利かない。かといってスーパーコンピュータのような膨大なデータを瞬時に計算する能力が人間に備わっているわけではない。
　まず、コンピュータには情報の重要度という概念が無いプログラム通りに全てのデータは等価値に処理されていく。プログラムによって重要度を判断させようという試みがAIの研究だろうが、判断する材料はこれまた多くの情報が必要である。この情報を効率良く扱うと言う意味ではコンピュータは人間に全然かなわないのだ。これは生命が50億年かけて進化させてきたものだから。しかし恐ろしく効率が悪いな50億年かかってやっと今の人間レベルかよ。コンピュータは50年くらいの歴史でここまで成長したと考えれば一瞬のうちに抜かれてしまうだろうね。

世間には一般市民に弊害がある訳のわからない団体が無数にある。業界団体は業界内部の利益のみを追求し、政治家に献金して業界に有利に働くようさまざまな圧力をかけている。このしわ寄せは全て市民に来る事になっている。自分の胸に手を当てて身に覚えのある団体は自ら解散しておくれ。市民感覚から平然と乖離した論理を展開する輩は誰からも支持されないよ。

ここに来てこの事が問題になるのはレコード会社がアジアに市場を広げて売上拡大を目論んでいるからであろう。韓国では日本の音楽が自由化され、台湾やその他のアジア地域でも日本の音楽の人気が出ている。そこでレコード会社はアジア各地にレコードを売り始めたが日本と同じ価格では売れないので価格を下げた。ところがそれが逆輸入で日本に入り始めたので法律で何とかしてくれというわけである。
売上拡大を目論みながら日本での利益も逃したくないというまったく身勝手な言い分である。これも日本でだけ再販制度を続けている矛盾から生じた問題ともいえる。もっと価格を下げても利益がでるなら日本での価格をもっと下げるべきである。それにはまず再販制度を廃止しなければ価格を下げる事はできないだろうし、国際価格との格差も解消されないと思う。

自分の感覚を再確認。

・イラクは毎日テロの応酬。21世紀はこんな時代なんだ。東京も標的か怖いね。政府は平静を装うがほんとに頼むよ。外国人犯罪も捕まえられないのに、テロ対応は万全なんて誰にも信じられないよ。

・日本道路公団は破綻寸前。誰が見てもそうだろう。それをあえて言ったのは新総裁は現実を認識しているという事、自分は改革派であることのアピール、道路建設派の地方自治体、族議員への牽制などか。でも前藤井総裁が予定していたリストラは実施しないと。完全な予定調和な発言ではないか。

今日はここまで。

何を書こうかな。