ネパール王国編

旅行第2日目 その1

ネパールへ向け出発

翌朝6:30過ぎ、予約していたタクシーに乗って空港へ向かう。カトマンズ行きの飛行機の出発時刻が10:30なのにである。ホテルの部屋の案内では、「国際線に乗る場合には、3時間以上前にホテルを出発することをおすすめします」というかんじのことが書かれてあった。

タクシーはまだ早朝で交通量の少ない街を抜け、高速道路を160km/hくらいのスピードでぶっ飛ばし、20分くらいで空港に着いてしまう。

 

バンコク国際空港にて

バンコク ドン・ムアン国際空港の搭乗カウンターのあるところは、昨日の成田以上に混んでいた。着いたのがまだ7時前で、出発まで3時間半もあるが、チェックインする。

カトマンズまでのフライト時間は3時間半で、できれば窓側に座りたかった。しかし、ヨーロッパ方面から朝着いたトランジットの客が多くて、早くも通路側しかなかった。



バンコク空港のチェックインカウンター
 

この空港にも日本の空港ような展望デッキというのがなく、それに相当する場所にタイ国際航空直営のレストランがある。レストランよりも、スタンドのビュッフェで朝食を済ませた方がまったく安いのだが、飛行機を見ながらめしを食いたいがためにそのレストランで朝めしを食った。

出国審査場の入口に出国税の自動支払機があって、そこで500バーツ払い、出てきた領収書に穴を開けてもらってから出国審査場に入る。審査場を抜けると広い免税店のエリアがある。向こうまで見渡せないくらい広いのだが、ここには帰りにも立ち寄るので、すぐに搭乗口に向かう。

この空港では、搭乗ロビーに入る手前で改札がある。ロビー内にトイレがないのでいちいちカードを受け取って外に出るなど面倒だが、いざ搭乗というときにはストレートに飛行機に乗るだけだから、時間の節約になる。なるほどこういう方法もあったんだなあと思う。

さてカトマンズ行きの客層だが、ネパール人っぽい人を除けば、ほとんどバックパッカー風の人である。やはり欧米人の方が多い。日本人もそれなりにいたが、ほぼ全員「地球の歩き方」を持っていた。私も持っていたけど。

 

カトマンズ行き

10時に搭乗が始まる。すでに改札は済んでいるので、非常にスムーズに乗り込む。飛行機は昨日乗ったジャンボジェットではなくボーイング777という新しい中型ジェット。777を持っているあたりはさすがタイ国際航空である。満席ではなく、私のとなりの席も空席であった。

全員が席に着いてからしばらく動く気配がないので、何かトラブルでもあったかと思ったが、そうではなくて遅れてきた客がいて、乗り込むとすぐ出発。

非常設備の説明ビデオも、プロジェクターの案内も、昨日と同じ。ということで、日本と全く関係ない路線なのに日本語の表示がある。そんなに日本人が多いのかなあ。まあ、ありがたいけど。

機内食のメインはカレー。昨日の夕食からそうであったが、ご飯はパサパサのタイ米である。これが日本帰国まで続くわけだが、私の場合そんなに違和感がない。むしろカレーにはこっちの方が合うかもなんて思ったりする。

1時頃、右側の窓からヒマラヤの山々が見えたらしくそっちの方から歓声が上がる。私は左側のしかも通路側なので何も見えない。



機内食

 

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