ロシア連邦編

旅行第8日目 その1

モスクワ市内の交通

翌、最終日は夕方の飛行機で日本に帰るのだが、その前の予定は特に決めていない。そこで、午前中はモスクワ市内の地下鉄、市電、トロリーバスに乗りまくった。

考えてみれば、モスクワでは地下鉄にしか乗ってなかったので、この際他の乗り物にも乗ってみようと考えたのである。

はじめは地下鉄のいろんな線に乗る。基本的には地中深く走っているのだが、地上を走る区間もあった。そういえば、モスクワに来て初日に乗ったところでも、モスクワ川を渡るところでは1回表に出た。



モスクワの市電
 

きのうペテルブルグから着いたレニングラード駅前からは、市電に乗る。市電の系統がまったくわからないので、とりあえず終点まで乗って折り返してくる。運賃は、今まで乗った都市より多少高くて2.5ルーブル。車掌は乗っていなくて、運転手から直接切符を買う。見ていると何枚もまとめて買う人が多い。切符は、今まで乗った都市の中でも一番紙質と印刷がよい。しかも、車内の壁のいたる所にパンチを押す装置があって、そこで各自切符に穴を開ける。私が乗った7番系統は、住宅地の中をぬうように走る路線であったが、逆に市民の生活をのぞき見るような感じであった。

トロリーバスも基本的にはいっしょ。切符は市電と共通のようであった。



沿線にあったマクドナルド

 

モスクワ市内その2

昼食は、アホートヌイ・リャト地下3階。最後の食事なので、ここにしようと朝から決めていた。そのあと、5日前に行ったモスクワ市歴史博物館の向かいにある工業技術博物館へ。いちおう技術屋の端くれとしては、ぜひとも行きたかったところである。

そして、最後にアルバート通りにあるドム・クニーギ、つまり本屋さんへ。ガイドブックには、ヨーロッパ最大と書かれてあったが、先日行ったペテルブルグの本屋の方が大きいような気がしたし、これくらいの規模の本屋なら日本にいくらでもあるような気がする。ここでも地図・ガイドコーナーへ行く。日本のガイドブックを探してみたけど、ここでもとうとう見つからなかった。

ここのアルバート通りというのは、モスクワ一の繁華街ということであったが、イメージ的にはただの広い通りであった。



アルバート通り

 

シェレメチェボ空港へ

すべての日程を終え、いよいよ帰国の途につく。

空港までは、ここでもインツーリストの車である。空港までは距離があるので、今回はありがたい。それにしても、今日は道が混んでいる。来るときはすいすいとすっ飛ばしてきたけど、時間的にそろそろ夕方ということもあるかもしれない。そういえばインツーリストから指定された出発時間が妙に早かったのも納得できる。

 

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