●函館オーシャンスタジアム
(函館市千代台公園野球場)

  

試合


JR函館駅前から函館市電「湯の川」行きで約12分、「千代台」電停で下車、徒歩すぐ。その他路線バスも多数あり。


函館の市街地のまっただ中、千代台(ちよがだい)公園という、陸上競技場や屋内プールが集まっている公園の中にある。
平成の初め頃に全面改修された際、かつてこの球場を本拠地としていた社会人チームの名前にちなんで、「オーシャンスタジアム」と命名された。
道南地区の中心的な球場であり、最近では毎年ファイターズの主催試合が行われている。

函館市内を走っている路面電車が目の前を走っていて、また路線バスも数多く走っているので、交通の便は結構よい。また、有名な五稜郭公園からも徒歩圏内である。
公園の周辺は密集した住宅地であり、「オーシャン」という名前ではあるが海からは近くない。

内野スタンドのうち、バックネット裏の付近だけが鉄筋コンクリート造りで、この部分だけはスタンド下に通路、売店、トイレがある。その通路を外野方向に歩いて行くと、外野寄りの土盛りのスタンドに出る。バックネット裏の4ブロックだけが背もたれ付きのイスで、残りは土盛りの部分も含めてすべて長イスである。
その土盛りの部分は傾斜が緩やかで、少しグラウンドが見にくかった。特に境界付近は、バックネット裏のスタンドの方が傾斜が急なので、その陰に入ってバッターボックス付近が見えない(ちなみにその部分には座席はない)。
内野席にはブロックごとに入口が分かれていたが、中に入ってしまえば自由に行き来ができた。

外野席はすべて芝生席。内野席とは構造が分かれていて、行き来ができない。
スコアボードは磁気反転式である。

また、ナイター照明がないので、曜日に関係なくデーゲームになる。
ということで見に行ったのは水曜日のデーゲームであったが、やはりここでもファイターズの人気はすごくて、スタンドは超満員。
内野席は全席指定席ということであったが、一番後ろの通路が「立ち見席」となっていて、そこにも鈴なりのお客さんがいた。

バックネット裏席以外はトイレが少なく、臨時のトイレや喫煙所はスタンドの外にあったため、イニングの間には一旦外に出る人が多かった。
また、多くの露店も出ていたため、「再入場」の券をもらうことによって球場内外の出入りは自由にできた。

 

球場内外の様子はこちら

 

back001.gif