●静岡県営草薙球場
 
(
静岡県草薙総合運動場硬式野球場)

    

試合


静岡鉄道 県総合運動場駅から徒歩5分くらい


その昔、沢村栄治がベーブ・ルースにホームランを打たれて1−0で負けたとかいう話があるくらい歴史のある球場。球場前にはそのベーブ・ルースと沢村栄治の銅像がある。
かつて大洋ホエールズがトレーニングキャンプで使用していたこともあり、現在でもオープン戦や公式戦を含め、プロ野球の試合が年数試合行われる。

静岡市の中心部と旧清水市の中心部との中間ぐらいに位置する草薙総合運動場の中にあり、周囲には陸上競技場や体育館などがある。最寄りの県総合運動場駅から住宅地の中を数分歩くと、最初に現れる施設が野球場である。

この運動公園にある施設は全体的にリニューアル中で、野球場も何回かに分けて改修され、グラウンドが広がり、スタンドもきれいになった。

内野スタンドはもともと鉄筋コンクリート造りだが、外野スタンドも同じく鉄筋コンクリート造りになった。特に内野スタンドの周りは樹木が並んでいて、外から球場が一望できない。
内野席はバックネット裏だけ背もたれ付きのイスで、あとの部分は長イス。外野席はベンチタイプの長いす。スコアボードはフルカラーのLEDタイプになった。
ちなみに内野席の出入口は1塁側と3塁側にそれぞれ1箇所づつ、外野席はパックスクリーン裏の左右にそれぞれ1箇所しかなく、特に試合後球場から外に出るのが大変であった。

最寄り駅は静岡と清水を結ぶ静岡鉄道という私鉄の駅なのだが、この路線は静岡でも清水でもJRの駅から少し離れていて乗り換えにはやや不便である。一番便利なのがこの路線の中間地点にある草薙駅で、この駅でJRと乗り継ぐ客が多かった。また、静鉄電車の駅自体が規模が小さいため試合後は大混雑となり電車に乗るのが大変で、試合前も「お帰りは時間に余裕をもって…」というアナウンスがさかんに行われていた。

余談だが、首都圏からも名古屋圏からも比較的近いためか、ナイター観戦後最終の新幹線で帰宅する人が結構いた(私もそうですが)。新幹線ホームには双方のホームに並ぶファンの姿を多く見かけた。

 

球場内外の様子はこちら

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