●ナゴヤドーム

  

試合


名古屋市営地下鉄名城線及び名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン) ナゴヤドーム前矢田駅から徒歩5~6分くらい。


平成9年開場。元々ここにあった三菱重工業の工場跡地に建設された。

開場当時、最寄り駅はJR・地下鉄・名鉄の大曽根駅で、しかも駅と球場の間には三菱電機の大きな工場があって(これは今もある)、それを迂回するかなり大回りなコースとなり、歩くと15分ぐらいかかった。その不便さを少しでも解消すべく、千種駅から臨時のバスも走っていたりした。
現在は、近くに地下鉄とゆとりーとラインの駅ができ、球場まで屋根付きの通路でつながっている。ただ、「近く」といっても意外と歩く。

最初のうちは自由席も設定されていたが、座席の争奪戦がすごいということで全席指定席となった。それも公式戦だけでなく、オープン戦も。オープン戦でも全席指定というのは他ではないと思う。
ちなみに指定席を購入するときに、多くの球場では席に余裕があれば「通路側」とか「うしろの方」とかいう希望を聞いてくれるが、この球場ではそれができない。以前のナゴヤ球場もそうであった。
しかもチケットの台紙は市内のプレイガイドで買うのと同じ、「チケットぴあ」のものである。

観客席は1階席、2階席(構造上「5階席」というらしいが)があり、その「5階席」は「パノラマシート」と呼ばれている。その名の通り、ここに座ると上からのぞき込んで試合を見るような感じになる。傾斜が急なことと、真下の選手が見えないなどの問題点も指摘される。
1階席は普通に「S席」「A席」などがあるが、年間予約席は「ダイヤモンド」「ルビー」「サファイヤ」など宝石の名前が付いている。最初の数年は一般席もそう呼ばれていた(内心「名古屋らしいなあ」などと思ってました…)。

ナゴヤ球場の時代よりはやや薄くなったような気もするが、やはり地元ドラゴンズを応援する一体感のような雰囲気がある。パ・リーグの試合も行われたこともあるが客の入りはさっぱりだったようで、この地区における野球の中心はドラゴンズなんだなあということを感じさせる。

 

球場内外の様子はこちら

 

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