●ハードオフエコスタジアム新潟
(新潟県立鳥屋野潟公園野球場)

  

1試合


JR新潟駅南口から新潟交通バス(530~532系統)で15分ぐらい。イベント時はシャトルバスが数多く出る。


平成21年7月に完成。新潟県内では初のナイター球場であり、これによりプロ野球の試合も行われるようになった。平成22年にはオールスターゲームも行われる。

新潟市の市街地の南部にある「鳥屋野潟」という湖の南側にある、「鳥屋野潟公園」の中にある。この公園の中には、Jリーグ・アルビレックス新潟の本拠地でもある東北電力ビックスワンスタジアムがあり、このスタジアムと野球場は同一管理者が管理している。
ちなみに、この湖の対岸(市街地側)には「鳥屋野運動公園」というのがあり、かつては新潟でのプロ野球の試合と言えば、この中にある「鳥屋野運動公園球場」で行われていた。

内野スタンドはバックネット裏席を除いて、1塁側と3塁側に1カ所ずつゲートに上がる階段がある。ゲートを入るとそのままスタンド下通路になっていて、この通路が1階スタンド上段の通路と同じレベルになっている。
また、スタンド下通路から階段を上がっていくと2階スタンドに出る。2階スタンドの後ろ半分には屋根がかかっているが、後部が吹き抜けになっていて、また球場の周りに何もないことから風通しがよく、雨が降ると屋根の下でも雨がかかることになる。
内野スタンド内は自由に行き来ができるが、バックネット裏席だけはフェンスで仕切られ、チケットのチェックが行われていた。

一方、外野スタンドは内野スタンドと構造が完全に分かれている。座席は地元産の材木を使用した木製の長いす席。スタンドの後ろに広々とした芝生の広場(木製のベンチまである)になっているのが特徴的である。

グラウンドは人工芝。建設費を抑えるためだったらしいのだが、冬には積雪がある地域だけに人工芝の管理も結構大変そうである。

新潟県内にできた初の本格的な野球場ということもあり、視察が絶えないそうで、地方球場にしては珍しく「球場内見学ツアー」も行われている(となりの東北電力スタジアムでも行っているらしい)。ただし普段はそんなに訪れる人も多くなく、私がツアーを申し込んだときも私1人だけで、マンツーマンで詳しく見せてくれた。

また、特にイベントのない日はバックネット裏席を無料開放している。これは、東北電力スタジアムも同様であった(こちらに至っては、バックスタンド全域に出入自由)。
全国のスタジアムの中でも珍しいことだと思う。

 

球場内外の様子はこちら

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