●帯広の森野球場

  

試合


帯広市の市街地から南東方向に約5km。帯広駅から路線バスがあるが近くを通る本数は少ない。
試合がある日は帯広駅から臨時直行バスが出て、所要時間約20分。


帯広市郊外にある、帯広の森運動公園という森林や畑に囲まれてどこまでが敷地だかわからない公園の中にある。
運動公園のうちのかなりの部分が帯広市に隣接する河西郡芽室(めむろ)町となっていて、野球場にいたってはちょうど真ん中に
その境界線が走っている。
真ん中から1塁側半分が芽室町、3塁側半分が帯広市になるが、球場の事務所は帯広市側にあるので、一応住所は帯広市ということになるらしい。

平成の初めごろの開場で、以降ほぼ毎年のようにいろんな球団主催の試合が行われていたが、ファイターズが北海道に移転してからはすべてファイターズの主催試合である。
またかつては「道東シリーズ」ということで釧路市民球場とセットで1試合ずつ行われたが、ここ数年は帯広だけで2連戦が行われている。

構造は内野席と外野席で分かれていて、内野席は鉄筋コンクリート造り、バックネット裏近くだけ独立シートになっていて、他のエリアは長いす。一方外野席は土盛りの芝生席である。
道内の他の地方球場と同じくこの球場にも夜間照明はなく、ウィークデーであっても昼間に試合が行われる。
しかし道内のファイターズ人気はすごいものがあって、私が見に行ったのは火曜日の昼間であったが、それでも満員に近い客の入りであった。
なお、内野席は全席指定であった。スタンドに上がる階段ではチケットのチェックをしていたが、スタンドに入ってしまえば、自由に行き来ができた。

この球場は市街地からも少し離れていて、近くを走る路線バスも本数が少ない。
私は少し離れたところを走る路線バス(これはそれなりに本数がある)を利用したが、大多数の客は駅からの臨時直行バスか、自家用車でやってくる。
ただ周辺はもともと交通量が少ないせいか、試合後も道路が混みあうことはほとんどなかった。

その他、自転車で来る人も多いようで、球場前にはかなりたくさんの自転車がとめてあった。

 

球場内外の様子はこちら

 

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