●京セラドーム大阪

  

試合


大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ドーム前千代崎」駅、阪神なんば線「ドーム前」駅を出ると目の前
JR大阪環状線大正駅から徒歩10分くらい


平成9年完成。以来主にバファローズの本拠地として使用されていたが、ブルーウェーブとの合併により、平成17年からは新生バファローズの主催ゲームの半分が行われ、平成20年から正式にバファローズの本拠地となった。このほか、高校野球で甲子園が使えない時を中心にタイガースも主催ゲームを行う。
平成18年6月からは、現在の「京セラドーム大阪」という名前になっている。

ここはもともと大阪ガスの敷地であった。現在も球場に接して大阪ガスのビルや、ガスタンクが建っている。
球場ができて1年目の夏に、目の前に地下鉄の駅ができたが、それまではJRの大正駅か、地下鉄の九条駅から10分以上歩いた。特に九条駅からは地元の商店街の中を歩き、その道は「バファロード」とかいう名前がついている。観戦後、この商店街にあるメシ屋でメシ食って帰ったこともある。

この球場の特徴は、あの外見であろう。建物上部にあるうねうねしたところには、開場当時はテーマパークがあったが、現在は「スカイホール」というイベントルームになっており、通常使われていない。

この球場のスタンドは2層になっている。下層階(3階相当)、上層階(5階相当)ともにスタンド下に通路があり、1周することができる。この1フロア下(2階相当)にも、同じく1周することができる通路(通称「グリンドムモール」)があり、こちらはイベントがない日でも開いていて、いろんな店がある。センター後方位置にあるレストランからは、レストラン越しに通路からでもタダで試合が見ることが可能である。長い時間居座りにくいところだけど。
なお、2階のグリンドムモールから直接球場内には入場できない。あくまで下層階の3階に相当する場所にある入口から入場する。ただしこの球場は再入場が可能で、再入場専用の入口は2階にもある。

この球場の特徴としては外野席も上層席がある(その下に上記のレストランがあるので、実際には3層)こと。ただしそのせいで、下層席からはスコアボードが見えず、逆に上層席からは真下の外野手が見えないなどの欠点がある。

もう一つの特徴は採光と音響効果を狙って造られた独特な形の天井で、開場当時はイベントによって形が変わり、昼間なら照明をつけなくても草野球程度は行える程度の採光ができるのが売りであったが、現在は保守部品が調達できず、動かすことができないというお粗末なオチがついている。

近鉄バファローズ時代、飛び交うヤジは藤井寺時代を踏襲しているように思えた。ドーム球場というお上品な空間に河内のおっさんどもが乗り込んできた感じであった。この雰囲気は親会社がオリックスになってもあんまり変わらないような感じである。外野席の応援団の一部はいまだに近鉄バファローズの旗を振っていたりする。

 

球場内外の様子はこちらup000.gif

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