●西武ドーム
(旧西武ライオンズ球場)

  


西武ライオンズ球場時代もドームになってからもかなりたくさん。


西武狭山線、山口線西武球場前駅の目の前


昭和54年開場。長いこと屋外球場だったがドーム球場に改修され、その後 西武ドーム → インボイスSEIBUドーム → グッドウィルドーム → 再び西武ドームとネーミングライツで数回改名している。

12球団の本拠地球場の中で、現在の自宅から一番近い球場。原付で30分くらいで行ける。周辺には球場直営や民間を含めて駐車場もそこそこあり、原付や自転車でも球場近くに自転車置き場があり、さほど困らない。
ただし、周辺の道路がほとんど整備されていないので、特に試合終了後は渋滞が発生してしまう。

球場前広場は位置的にちょうどバックスクリーンの裏側で、入場門は内外野兼用で一塁側と三塁側に1ヶ所づつ。入るとまず外野席があり、つまりネット裏近くの席に行くには球場をほぼ半周しなければならない。
そういう構造になっているので、外野席と内野席の間、さらに行くと内野自由席と内野指定席の間にチェックバリアがあり、チケットを提示しながら先に進むことになる。

さらに、他の球場と異なり球場全体が掘り割り構造になっていて、スタンドの一番上段が地面レベルのため、前の方の席に座るためにはスタンドの長い階段をひたすら下りなければならない。足の悪い人がフーフーいいながら長い階段を登り下りしているところを何度も見かけた。さすがにバリアフリーの時代にこれではつらいようで、平成21年に内野スタンド中段に売店やトイレがあるエリアが新設され、エレベータも設置された。
また同年からフィールドシートが設置された。この工事は前年から行われ、その時からグラウンド横にあるブルペンの形が変わった。

このほか、同じく同年から3塁側がホーム側になった。選手のクラブハウスや球団事務所などが3塁側の裏にあるので、その利便性を考えて、とのことである。

平成10年から、2年がかりで球場に屋根をかけてドーム球場になった。周辺の自然環境は本拠地球場の中で一番だと思うのに屋根をかけちゃうんだもんなあ。いかにも利益第一主義という印象がある西武らしい。だからケチをつけるというわけじゃないけど、あんな細い柱でよくあの屋根を支えているな、と思う。

その屋根とスタンドの間には隙間があるので、ドーム球場なのに「場外ホームラン」が飛び出すことがある。また太陽との位置関係から、夕方になると強烈な西日が1塁側ベンチに差し込む。
またこの隙間から入ってくる風を空調の代わりにしているため、春先は寒く、夏は蒸し暑くなる。屋根という「フタ」があるため、屋外球場よりもこの傾向が顕著になってしまうと思われる。

ちなみにこの球場に遠征に来たチームは、ほとんどが立川市内のホテルを宿舎としている。試合後、私が球場から自宅に原付で帰るときには、立川の中心地を通ることになるので、その途中で選手を乗せたバスに抜かされたことがある。

 

 球場内外の様子はこちら

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