7日目
ジャスパーからカルガリー

時々

 さらば、ロッキー
 いよいよカルガリーに戻る日です。ここまで天候に恵まれ、無事に過ごしてきました。ここで事故を起こしてしまっては元も子もありません。気合を入れ直します。朝食はあとまわしにして宿をチェックアウト。
 昨日ウィスラーマウンテンから見たパークロッジ近くのエディスレイクに立ち寄り、最後の湖の朝を味わいます。しばらく湖畔にたたずみ、いよいよジャスパーの街ともお別れです。たった2日間の滞在でしたが、もっと長く滞在していたような気がします。わざわざ、ジャスパーの町を経由し、アイスフィールドパークウェイをじっくり味わうようにドライブ。行きと帰りの景色は印象が違います。同じ道の行き帰りを避けるように旅程を組む場合も往々にしてありますが、ロッキー周辺の道は行き帰り同じ道をたどったとしても十分景色の違いを楽しむことができます。途中、行きでは省略してしまったようなガイドには載ってないポイントにとまりつつ、レイクルイーズへ。こういう時は途中の道のりは短く感じるものです。途中、コロンビア大氷原のセンターにも休憩&朝食のため寄りました。9時20分着で、チケットカウンターのモニターを見てみると10時発のツアーのチケットを売っていました。一昨日よりも人の数ははるかに少なかったのですが、待ち時間は今日の方が長いのです。あれれ???
 レイクルイーズのデリ(2日前とおなじところ)で昼食を取った後、せっかくなので、YOHOへも足を伸ばすことにしました。目指すは勿論、エメラルドレイク。タカカウ滝は、あのアプローチの道のスイッチバックがやや不安だったので今回はパスしました。今度、朝早い時間に行きたいです。

  
     朝のエディス湖          さらばロッキー(アイスフィールドPwyから)

 さて、とうとうカナディアンロッキーとのお別れです。バンフ近くのバーミリオンレイクのポイントで休憩した後、一路カルガリーへ。充実していた今回の旅を振り返りつつ、再訪を心の中で約して、ロッキーを後にします。途中、ケンモアから30分くらい行った道路で後ろを振り返る機会があったのですが、その時見た風景は6日前、ワクワクドキドキしていた自分たちを思わず思い出さずにはいられないものでした。今、前方にあるのは、遠くに見えるカルガリーのダウンタウンです。

 空港ホテル
 空港のレンタカーのチェックインはスムーズでした。2年前は工事中で、レンタカーの返却所入り口がよくわからず、何周かしてしまいましたが、今回はスムーズです。AVISの返却場所に車を停め、荷物を出し、係員の人のチェックを受けて、レシートを貰います。ここまでくると、「愛車」とのお別れも悲しいですね。よく走ってくれました、BuickのCentury! Thank you!


     愛車? ご苦労様

 デルタエアポートホテルは空港内にあり、とても便利です。設備もきれいで、今回宿泊した宿の中で一番安い! ジャクジー&プールもあり、あとのお楽しみです。まだ5時頃だったので、カルガリーのダウンタウンに行って見ることにしました。Airporterというシャトルがあって、空港とダウンタウンのホテルを結んでいます。ダウンタウンに行ってみると、金曜のアフターファイブということもあってか、町は閑散としていてあまり画期がありませんでした。一応、カルガリータワーには上って、遠くのロッキーの景色(うっすら見えます)を確認。やっぱり自然がいいなあ、との思いを実感しました。夕食も適当な場所が見つからなかったので、そのまま空港に戻ります。結局、空港の「おちゃ」(Ocha)でビーフ丼を食べました。その場で肉と野菜を炒めてくれ、暖かいご飯にのっけてくれます。隣の中華ファーストフードで仕入れた日本のビールとともに味わます。手軽な上、これが正解、かな。
 ライトアップされはじめた空港を飛び立つ飛行機とともに、一日が終っていきます。

   
    カルガリータワーからロッキー               暮れゆくカルガリー国際空港


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